トラック(2t以下)急ブレーキってどのくらい?

トラック(2t以下)急ブレーキってどのくらいの距離になるの?
トラック急ブレーキ
トラックも車は急には止まれませんので、停止するまでには、
ドライバーが危険を感じてからブレーキを踏み
ブレーキが実際に効き始めるまでの間に車が走る距離(空走距離)と、
ブレーキが効き始めてから車が停止するまでの距離(制動距離)
とを合わせた距離(停止距離)を必要とします。
その停止距離についてどのくらいのスピードを出したら
どのくらいの距離に停止するのか調べてみました。
例)時速20㎞ 空走距離6m + 制動距離3m =停止距離9m

急ブレーキと停止距離

ブレーキを踏まない運転が理想ですが、ひとが前に飛び出してきたときや、
右折待ちのトラックが目の前で横切ったときなどに危険を回避する行動をとる必要があります。

ドライバーは危険を感じた瞬間にブレーキを踏むことはできません。
ドライバーが危険を感じ、ブレーキを踏むまでにはおよそ1秒くらいかかるそうです。

●空走距離
 ドライバーが危険を感じてからブレーキがかかるまでの時間にトラックが進む距離。
●制動距離
 ドライバーがブレーキを踏んでから停止するまでにトラックが進む距離。
●停止距離
 ドライバーが危険を感じてから停止するまでの空走距離と制動距離を合わせた距離です。

時速60キロメートルの速さで走るトラックは1秒間に約17メートル進みます。
すなわち、時速60キロメートルで走るトラックが急停止するための空走距離は約17メートルとなります。
時速60キロメートルで走るトラックが急停止するための制動距離は約20メートルとなります。
したがって、時速60キロメートルで走るトラックの停止距離は約37メートルとなります。
空走距離はドライバーやドライバーの体調などによって伸びます。
制動距離はタイヤの状態や路面の状況で伸びます。


ブレーキをかけてからの止まるまで停止目安
例)停止距離 路面乾燥時

時速㎞  → 空走距離㎞ → 制動距離㎞ =停止距離㎞
20㎞  →  6m →  2m =9m
40㎞  → 11m →  9m =20m
60㎞  → 17m → 20m =37m
80㎞  → 22m → 36m =58m
100㎞ → 28m → 56m =84m
120㎞ → 33m → 81m =114m
注意
※ドライバーが危険を感じ急ブレーキが必要と判断した時点から、
 ブレーキペダルを踏み込んでブレーキが効き始める時点までの
 反応時間(空走時間)は、個人差または、重さによっても違いがあります。


雨天時の停止距離

例)停止距離 路面乾燥時

時速㎞  → 空走距離㎞ → 制動距離㎞ =停止距離㎞
20㎞  →  6m  →  2m  =8m
40㎞  →  11m  →  9m =20m
60㎞  →  17m →  20m =37m
80㎞  →  22m →  36m =58m
100㎞ →  28m →  56m =84m
120㎞ →  33m →  81m =114m

例)停止距離 路面が濡れているとき

時速㎞  → 空走距離㎞ → 制動距離㎞ =停止距離㎞
20㎞  →  6m  →  3m   =9m
40㎞  →  11m →  13m  =24m
60㎞  →  17m →  28m  =45m
80㎞  →  22m →  50m  =72m
100㎞ →  28m →  79m  =107m
120㎞ →  33m →  113m =146m
注意
※ドライバーが危険を感じ急ブレーキが必要と判断した時点から、
 ブレーキペダルを踏み込んでブレーキが効き始める時点までの
 反応時間(空走時間)、個人差または、重さによっても違いがあります。

ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)

アンチロック・ブレーキング・システム 急ブレーキにより、タイヤがロックして滑り出すとハンドル操作が
効かなくなり事故を回避できなくなってしまい非常に危険です。

ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)はドライバーが
急ブレーキを踏んだときにタイヤがロックして滑り出すのを
防止する装置です。

ABSを作動させるためにはブレーキを床まで思い切って
踏まなければなりません。

ABSが作動するとタイヤのロックを防ぐためにブレーキが押し戻されますがため
らわずに踏み込みましょう。


雨天時の走行方法

路面が濡れている場合、ブレーキをかけたときのトラックの制動距離は
路面が乾いているときよりも伸びます。
そのため雨天時はトラック間距離をいつもよりも多めに取らなければなりません。
タイヤの磨耗やスリップサインが出る前にタイヤを交換しましょう。
擦り減ったタイヤでは制動距離が伸びてしまいます。
また、後述するハイドロプレーニング現象の引き金にもなります。


ハイドロプレーニング現象

ハイドロプレーニング現象とは、路面にたまった水の量がタイヤの排水能力を
超えたときにトラックが水の上を滑り、ブレーキやハンドル操作が利かなくなる現象です。




安全運転をすることにはこしたことはないですが。
トラック間距離をもって、急ブレーキをかけなければいけない状況にならないように
安全運転に心懸けましょう。
この時に思ったのですが、タイヤも大きく停止距離に関係していると思いますので
すり減ったタイヤなどは安全のために変えることおすすめします。

大型トラックのタイヤの種類について

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