4tトラックの運転に必要な免許(普免?更新?)

4tトラックの運転に必要な自動車免許


トラック免許

 最近、道路交通法が改正されたことで免許の区分が変わってしまった
ことで4tトラックが運転できなくなるのでは?と騒がれたことが
ありましたね。
 新しい免許制度の区分や既得者・新規取得・更新などの場合
どのような対応がなされるのか、気になっている人も多いと思うので
調べてみました。





中型免許設立の経緯


【概要】

 まず、今更ではありますが説明するにあたって改正前と改正後で
どのような区分の変化があったのか説明しておきますと

●改正前 区分 自動車の種類 車両総重量 最大積載量 乗車定員
普通免許 普通自動車 8t未満 5t未満 10人以下
大型免許 大型自動車 8t以上11t未満 5t以上6.5t未満 11人以上29人以下
大型免許 超大型自動車 11t以上 6.5t以上 30人以上

●改正後 区分 自動車の種類 車両総重量 最大積載量 乗車定員
普通免許 普通自動車 5t未満 3t未満 10人以下
中型免許 中型自動車 5t以上11t未満 3t以上6.5t未満 11人以上29人以下
大型免許 大型自動車 11t以上 6.5t以上 30人以上

となっていて、簡単に説明すると普通自動車免許でこれまで運転が
可能だったいわゆる4tトラックの運転ができなくなっている
というわけですね。

4tトラック


【改正の理由】

 そもそもなぜ、今回の道路交通法の改正で中型免許というものが
設立されたかというと、普通免許で運転できる中型トラックが
大型自動車よりも事故比率が多かったという事実が背景にあって
このようなルール付けも先進国の中では日本ぐらいだったという点が
ポイントとして挙げられるみたいです。
 まあ、普通乗用車で教習した人が初心者マークを貼っていきなり
4tトラックを運転するというのは確かに技術的に無理がありますよね。


新しい道路交通法への対応


【結局4tトラックは運転できるのか】

 では結局、法改正後は4tトラックは運転できるのかできないのか
いろいろなパターンごとに見ていきたいと思います。


【普免既得者】

 改正された道路交通法が施行されたのは2007年6月2日なので
2007年の6月1日までに普通自動車免許を取得した人は既得権というものが
発生するので、これまで通り4tトラックを運転することが法的に
許されています。


【普免既得者】

 2007年の6月2日以降に普通自動車免許を新たに取得した人は
すでに道路交通法が改正後した後からの取得となるので当該の免許証で
4tトラックを運転することは許可されていません。
もし4tトラックを運転したい場合は新たに設立された
中型自動車免許証を取得する必要があります。


【普免既得者が更新する場合】

 少し特殊な状況になるのですが、2007年6月1日までに普通自動車免許を
取得した人が免許証を更新した場合はどうなるのかというと更新時に
付与される免許が普通自動車免許から中型自動車免許(限定つき)に
自動的に変更されるので、引き続き4tトラックを運転することが可能です。
 これは、今まで普通自動車免許で4tトラックに乗って生計を立てていた
人たちのための既得権ということになります。
 ただし、限定つきということで中型車は4tトラックに限る、という
制限つきです。


まとめ


【ちなみに】

 このような法改正というのは、その時代の世相に合わせてたびたび
起こっていて警視庁交通年鑑によると過去には

●昭和35年頃まで原付(125cc以下)は免許が不要だった(許可制)
●昭和43年まで軽自動車(360cc以下)の免許があって16歳で運転できた
●昭和46年まで普通免許でマイクロバス(29人乗り以下)が運転できた

といった例があるようです。

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