トレーラートラックのスネーキング現象対策

トレーラーのスネーキング現象を防ぐ


スネーキング

 最近はあまり見かけなくなりましたが忘れた頃に起こる
キャンピングカーなどのトレーラーで起こりやすいスネーキング現象。
各社メーカーの最新機能や特許などによってある程度は発生率が
抑えられている感がありますが、いつ自分の身に起こってしまっても
大丈夫なように、このスネーキング現象というものについて
対策など
を調べてみました。




スネーキング現象とは


【スネーキング現象の特徴】

 スネーキング現象とは急制動や速度超過などをきっかけにヒッチボールを
支点として連結車両が屈曲運動を起こして操縦不能になる現象のことで
キャンピングトレーラーなどに起こりやすい現象のこと。
 一度起こってしまうと道路に横倒しに横転してしまって2次的にも
重大事故になりがちな傾向があります。
ことが非常に多い危険な事象のことです。
 名前の由来はその時のトレーラーの状態が蛇のようにうねって
蛇行運転状態にあることからそのように呼ばれています。

スネーキング現象

スネーキング現象


【スネーキング現象の発生】

 ではスネーキング現象というものがどのような時に発生しやすく
なるのかというと、これには様々な要因が考えられるのですが主には
次のような状況が具体的には挙げられます。

●トラック側の原因
・左右の重量が不揃いでバランスが悪い
・タイヤ空気圧等の左右不揃い
・前後方向の重心のアンバランス

●環境的な原因
・そもそも道路の路面自体がうねっている
・路面が傾いている
・強烈な横風など

●ドライバーによる原因
・スピードの出し過ぎ
・左右振動を発生させるようなハンドル操作

と、実に多くの要因によって現象が引き起こされるようで他にも
考えなくてはならない特性もあることを考えるとなかなか根絶というものは
ドライバーが運転に細心の注意を払っても難しい側面があるということが
わかります。


スネーキング現象の対策


【注意点】

 では、スネーキング現象が起こるのを防ぐためにはどうすれば
良いのかということを考えてみましょう。
 スネーキング現象は牽引車と非牽引車の左右への揺れが一定周期で
繰り返されて増幅してしまった状態なので、その予備動作として起こる
フィッシュテール現象というものが起こったときに落ち着いて速度を
落とすことが大切です。
 この時、焦って急ブレーキを踏んでしまうとかえって即座に事故に
つながるおそれがあるので気をつける必要があります。

●フィッシュテール現象
フィッシュテール現象は、スネーキング現象の初期段階として起こる
微妙な揺れの状態が魚の尾びれに例えられたもので、ヘッド自体は
大きく揺れないもののトレーラーが魚のしっぽのように左右に周期的に
揺れている状態のことです。
 ヘッド側が安定しているため油断しがちですが、トレーラー側は
想像以上に揺れが大きくなっているので初期状態のうちからハンドルの
ぶれを制御しつつエンジンブレーキなどで緩やかにスピードを落とす
ことが必須です。


【トレーラーの特性】

 一般にトレーラーの法定速度は80km/hですが、これ以上のスピードを
出して走行を行った場合は110km/h程度のスピードに達したあたりから
スネーキング現象が顕著になるだけでなく、その他トレーラー特有の
現象が起こりやすくなることが知られているので、特にトレーラーは
法定速度を守っての走行が重要になってきます。


スネーキング現象を防ぐ機能


【特許など】

 過去のトレーラー事故を受けて現在ではメーカー側によってこれら
トレーラー特有の現象を起こりにくくする事故防止機能が搭載されて
いたりするので以前ほど危険ではなくなっていますが、これらは無茶な
運転までもカバーリングするものではないので、やはり最終的には
ドライバーの冷静な判断と意識が大事になってきます。

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