冷凍車・冷蔵車の構造とは

冷凍車の仕組みって?


冷凍車の構造

 画像のようなアイスクリームカーから生鮮食品を取り扱う冷蔵ウィングまで
様々なタイプがある冷凍・冷蔵トラック。
 特に後者はこれがなくては生鮮食品の輸送が成立しないというほど
現代生活では重要な存在ですが、その要となる冷凍機能がどうやって動いて
いるのかというのは意外と知らない人も多いかと思います。

 ということで、今回はそんな冷凍トラックのことについて、仕組みや歴史を
詳しく調べてみました。


冷凍車トラックというもの


【そもそも冷凍車とは】

冷凍車  冷凍車とは、冷凍された物品を輸送するために冷凍機を搭載して
かつ断熱構造の荷台を持つもの、だそうで特種用途自動車ということで
車のナンバーは8ナンバーになることもあるようです。
 ちなみに温度管理能力の高さは

冷凍車>冷蔵車>保冷車>通風車

という感じの順序になるようです。

●それぞれの車両の特徴

各車両の特徴
各車両の特徴
各車両の特徴


【冷凍車の歴史】

冷凍車  冷凍車は精肉の鉄道輸送を効率化するために1842年ごろから
アメリカで開発されるようになって、1851年に初めてニューヨークの
ノーザン鉄道にて運行が開始されました。
 その後、問題も数々発生しましたが1880年頃から冷凍・冷蔵車での
輸送というものが浸透しはじめて1920年代にはかなり一般化が
進んでいたみたいですね。
 ちなみに日本で冷凍車を走らせたのはなんと九州の富永シヅさん
という女性
なんだそうで、かなり波乱万丈でドラマティックな
人生だったようなのですが…それはこちらで話し始めてしまうと
かなり長くなってしまいそうなので、興味がある方はぜひ自伝の方を
ご覧になってみて下さい。


冷凍車の内部


【構造】

 冷蔵車の構造は車体そのものや走り装置などについては実は
通常のトラックと大差ないというか同じものなんです。
 では何が違うのかというと他の貨車との違いは冷却や断熱に関する
架装部分(トラックの後ろの部分)の構造にあります。
 現在は一般的には機械冷凍式と呼ばれる方法で庫内を冷却していて
これは乗用車のクーラーの強化版と考えていただいて良いと思います。

冷凍車の構造

【冷凍車の冷蔵効果】

 基本的には乗用車と同じ構造のクーラーに過ぎないとはいっても
その冷却効果はかなり絶大でアイスクリームを運ぶような超低温冷凍車
ともなるとその温度は-25°程度まで冷やすことができるようです。
 食品輸送に関してわかりやすくまとめた表があるので貼っておきますが
これを見ても冷蔵・冷凍車がいかに効果的なものかというのが良く
わかると思います。
 ちなみに当たり前といえば当たり前ですが、たとえエンジンが停止
していても庫内の温度はきちんと保たれています。

冷蔵効果


【冷凍車のわかりやすい説明】

 構造や実際の動きがとてもわかりやすい動画があったのでこちらにも
貼りつけておきますね。
 ちなみにこの冷凍車の車種はトヨタのダイナシリーズとトヨエース
シリーズのもので、いずれも冷凍車としては人気のある車種です。


冷凍車の価格


【各メーカの冷凍車の価格帯など】

 ちなみに、各メーカーの冷蔵車・冷凍車がだいたいどのくらいの値段で
新車が買えるのかも調べてみました。

●ハイゼット(ダイハツ) : 120~200万円程度
●トヨタ(サクシード) : 150~230万程度
●キャリィ(スズキ) : 160~200万程度
●トヨタ(ハイエース) : 250~450万程度

 ということで価格帯にはかなり開きがあることが見て取れるので
自分の用途や目的にきちんとマッチした車選びというものが重要に
なってくるかもしれませんね。

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