アルコールインターロックの仕組みとは?

義務化濃厚なアルコールインターロックとは?


アルコールインターロック

 トラックの飲酒関連の法令というと2011年5月に行われたアルコール
検知器導入義務化が思い当たるところですが、どうやらこれに加えて
近いうちにアルコールインターロックも義務化になるのが濃厚みたい
ですね。
 もちろん飲酒運転がなくなることは良いことですが、事業者がそこまで
ドライバーを疑わなくてはならないというのもなんだかもの哀しいですが…。
 というわけでそんなアルコールインターロックとは何なのか?を詳しく
調べてみました。

アルコールインターロックとは?


【アルコールインターロック機能】

 まだご存じない方のために説明しておくと、アルコールインターロック
とは呼気からアルコールが検知された場合にトラックのエンジンを
かけることができなくなるという飲酒運転対策機能のことです。
 要するにトラックのエンジンをかけるためには"トラックのキー"と
"運転手の正常な吐息"の両方
がそろってはじめて可能になるということ
なんですね。

アルコールインターロック機能


【国土交通省の見解】

 実はこのアルコールインターロックですが、つい最近になっていきなり
騒ぎ出されたというわけではなく、国土交通省が罰則や取り締まりの
強化など対策をしたにもかかわらず飲酒運転による重大な事故が後を
絶たないという状況を受けて2007年頃から議論続けてきた、という
経緯があります。

国土交通省


すでに実用化されている国も


【アメリカの場合】

アメリカ  実はこのアルコールインターロック、アメリカではすでに10年以上
前からほとんどの州で実施されていて飲酒運転違反を犯した人に対して
半年~数年程度装着する仕組みで運営してるようです。

 その結果かどうかはわかりませんが、実施されてからというもの
飲酒運転の事故自体は全体的に減少傾向にあるみたいですが、一方で
アルコールインターロックが装着されていない車を運転したり免許を
返上してAILSを装着しなかったのに無免許運転をしてしまうケースも
あったりと飲酒運転撲滅というのはそれでもなかなか困難なようです。


【日本の場合】

日本  では日本の場合はどうなっているかというと、正直なところ様々な
問題があって実装するには程遠いというのが実情みたいです。
 というのも、まず確実な効果があるのかどうかという点がありますし
しかも1台あたり数万円はかかると思われるコストやそれを管理する
新たな体制
というのも作らなければならないので議論するだけで5年も
かかってるくらいだと、実際に普及するまでにはあと10年くらいは
かかってしまうんじゃないかと個人的には思いますが。

トラック

不正対策


【アルコールインターロックはごまかせるのか?】

 さて、では実際のところアルコールインターロックの検知精度
というものはどれほどのものなのか…気になる方も多いと思います。
 現在日本で製造されているアルコールインターロックと将来的に
トラックに装着が義務化されると思われるものは次のような機能が
搭載されているだろうと考えられています。

アルコールインターロックが検知できる不正

●呼気の量をごまかす
●電子的にごまかす → ゴト対策
●替え玉でごまかす → カメラつき

と、現時点でアメリカで実際に使われているアルコールインターロック
よりもかなり不正対策機能が充実した製品が多く出回っているので
もし飲酒運転が常態化しているドライバーの方がいるとしたら
将来のことを考えると今のうちにやめておいたほうが賢明かも
しれませんね。

最悪のケース

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