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デジタコとアナタコの性能の違いとは?

デジタルタコグラフとアナログタコグラフの違い


デジイカ

 最近、今後義務化が濃厚とされているとして注目を浴びている
タコグラフですが、アナログ式なのかデジタル式なのか価格的な
負担は誰がするのか、などいろいろ問題が山積みで賛否両論ですね。
今回はそんなアナログタコグラフとデジタルタコグラフについて
性能や価格などの違いについて調べてみました。






タコグラフの装着が義務化に?


【概要】

国土交通省  義務化に向けて着実に動いているデジタルタコグラフですが
国土交通省によると交通安全対策・安全管理のための一環として
導入すべきとしていて、デジタルタコグラフ(以下デジタコ)を
採用するメリットとして外部からのチェックが簡単で労働時間の
順守や労務管理のツールとして役立つだろう、とのことです。


【アナログ式】

アナログ式  一般的なタコグラフの仕組みは、速度計の裏面に取り付けられた円形の
タコチャート紙に走行速度に応じ上下運動する鉄針が定速回転する記録紙を
擦ることでドライバーの走行距離・速度・時間などが記録されるというものです。

 管理者はタコグラフに記載されたグラフで速度や運転時間を分析することで
速度超過や無理な長時間運転の予防のための適切な指導が行うことができて
ドライバーは自分の運転内容を復習できて客観的に捉えるための参考になる
一種のドライブレコーダーのようなものです。


【デジタル式】

デジタル式  日本では1998年からアナログ式に取って代わる、各要素を数値化して
電気的に記録するデジタルタコグラフが実用化されています。
 記録紙に代わりにメモリーカードなどが媒体に使われていて、データ出力も
パソコンや専用カードリーダーで行われます。
 要求に応じて様々な記録を取ることができて、その要素は実に速度や時間や
距離のほか、エンジン回転数の変化や急加速・急減速、ドアの開閉
GPSによる位置情報、ハンディターミナルの併用で荷物の積空差や重量
燃料の給油・充填量、タクシーの営業収入に至るまで記録可能な機種も
存在します。


デジタコ


デジタルとアナログの性能を比較


【デジタコとアナログを比較】

 タコグラフが義務化されるなら、何もデジタルタコグラフに限らず
アナログタコグラフでも良いんじゃないかと考える人も多いと思われますが
デジタル式とアナログ式で一体何が違うのか、それぞれの性能などを
比較してみると

価格 使いやすさ データ改ざん ドライバーの束縛性 コスト削減性
アナログ式 比較的安価 専門的な知識が必要 簡単 低い 高い
デジタル式 アナログの2~3倍 誰でも簡単に閲覧可能 難しい 高い 低い

といった特徴がそれぞれ挙げられます。
 中でも問題となっているのはやはりデジタルタコグラフ導入にかかる
コストで、1台あたり20万程度かかると言われているものを補助金もなしに
義務化されるというのは事業者にとってかなり負担が大きく結果的に業界の
反発を招いて
しまったようです。
 また、データを誤魔化すのが簡単なアナログ式からデジタコに変わる
ことで不都合が生じる…というドライバーさんももしかしたらいるかも
しれないですね。
 ちなみにデジタコのデータを誤魔化す方法はそういうところには
情報が載っていますが、アナログ式と違って改ざんに強いうえに
セキュリティ面の強化も簡単なので抜け道があったとしてもすぐに
使えなくなってしまったり誤魔化しがバレる可能性も高いです。
 もし行う場合は解雇されるのを覚悟で自分の責任行ってください。


【デジタコ導入のメリット】

 ではデジタコの導入が対してメリットがないかというとそういうことでは
決してなく、デジタコ導入実績について1台あたり15%もの燃費が向上して
年間では燃料費を何百万円~何千万円削減できたという事業者も少なくは
ないようで長くても数年以内には初期投資を取り戻せるくらい強力なツール
であるのは間違いなさそうです。


ドライバーに求められるもの


【全体的な質の底上げに】

 ただでさえ排出ガス規制や各種安全対策費用に燃料費の高騰、運賃の低下
など諸々の問題で瀕死とも言える状況の運輸交通業界でこのようなコスト増は
中小企業はとても対応できないとされていますが、今後もデジタコに限らず
次々とかけられる規制のことを考えると、質の低いドライバーや事業者が
ふるいに
かけられて行きそうですよね。

 かなり厳しい業界全体の質の向上がこれから求められていく中で
ドライバーとしてできることは、少なくとも荷主や事業主にとって
優良なドライバーであり続けるということが生き残りの秘訣なのかも
しれませんね。

デジタコ

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Comment

チャート紙
いつも勉強させて頂いてます。
タコグラフにセットするチャート紙の裏表が分かりません。スピードメーターを開けてバネル側に針が有ると思うのですが?針に対して、チャート紙のどちらを向けてセットするのでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。
  • 2014/04/11 23:24
  • ゆっさん
  • Edit
Re: チャート紙
> いつも勉強させて頂いてます。
> タコグラフにセットするチャート紙の裏表が分かりません。スピードメーターを開けてバネル側に針が有ると思うのですが?針に対して、チャート紙のどちらを向けてセットするのでしょうか?
> よろしくお願い申し上げます。

いつもトラック相談所をご覧いただき、ありがとうございます。
ご質問の、タコグラフにセットするチャート紙の裏表についてのことですが
おっしゃる通り、スピードメーターを開ると、パネル側に針があると思いますので
針に対してチャート紙の表側(速度軸と時間軸が記載されている面)を向けてセット
していただければよろしいかと思います。

その際に、時間軸のメモリを現在時刻に合わせることを、お忘れにならないよう
お気をつけ下さい。

もし、針に対して表側をセットしてもうまく記録されなかった場合は、裏面をパネル
側にセットしてもう一度お試し下さい。

これからも、行列のできるトラック相談所をよろしくお願い致します。
  • 2014/04/15 11:17
  • トラック相談所
お礼。お願い。
ご回答 有難う御座いました。
この度4tダンプから転職し10tダンプを21日から乗車致します。
以前の会社では、メンテナンスは
メーカーに依頼していた事もあり
メンテナンスの経験がありません。

乗車員として 行われる グリスUPやエアクリーナー清掃等のメンテナンスを教えて頂けませんか?
ブログ 画像付きで ご検討して下さいませ。
よろしくお願い申し上げます。
  • 2014/04/16 06:29
  • ゆっさん
  • Edit
Re: お礼。お願い。
> ご回答 有難う御座いました。
> この度4tダンプから転職し10tダンプを21日から乗車致します。
> 以前の会社では、メンテナンスは
> メーカーに依頼していた事もあり
> メンテナンスの経験がありません。
>
> 乗車員として 行われる グリスUPやエアクリーナー清掃等のメンテナンスを教えて頂けませんか?
> ブログ 画像付きで ご検討して下さいませ。
> よろしくお願い申し上げます。

コメントありがとうございます。
こちらのページで説明されていたので、ぜひ参考にしてみてください。
ただ、これは車種によって違うので取扱説明書を読んだ方がいいかもしれません。

http://www.isuzu.co.jp/cv/cs/mainte/10_1.html

グリスアップに関しては、できれば運行前の点検で毎回おこなった方が良いのですが、時間的にも限りがあると思いますので、特に重要なプロペラシャフトはおこなうようにしてください。
オートグリスは1日2回ほどおこなったほうが良いです。
中には、耐久性のあるグリスもありますので、毎日やるのは大変だという場合はそちらを検討してみるのも良いかもしれません。
グリスアップは車種にもよりますから、詳しくはトラックの取扱説明書に載っていると思います。


エアクリーナーの清掃に関してはこちらの記事を参考にどうぞ。
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-559.html

エアクリーナーの清掃も、トラックの車種によって異なりますので、詳しくはトラックの取り扱い説明書をご覧ください。
ほとんどの場合は乾式なので簡単に圧縮エアによって清掃ができます。
交換時期は取扱説明書に記載されているとは思いますが、都市部を中心に走行している場合はその半分ほどで目詰りを起こす事がありますので、早めに交換するようにすると良いかもしれません。
  • 2014/04/25 11:57
  • トラック相談所
有難う御座いました!
グリスUP エアクリーナー大変 勉強になりました。一流のダンプ乗りに成る様、安全運転そして、車両に負担を掛けず 努力して行きます。

まだまだ勉強する事が沢山有ります
今後共 宜しくお願いします。
  • 2014/05/04 23:35
  • ゆっさん
  • Edit
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