トラックの夜間運転のコツって?

夜遅くにトラックを安全運転する方法


夜間運転

 夜間の運転というものはベテランのプロのドライバーであっても
慣れるということはなくて常に危険がつきまとうもので実際に事故を
起こしそうになってしまったヒヤリ・ハット体験を経験したことが
あるという人は、トラックの運転手に限らずほとんどの方に
あるんじゃないでしょうか?
 そんな夜間の運転に対して安全運転するためのコツや知識などを
調べてみました。


夜間運転時の事故の特徴


【事故の分析】

ピーポくん  自動車事故は昼夜別交通事故発生件数という警察庁交通局が発表している
統計があって、それによると平成21年のデータでは

●交通事故発生件数
昼間73.8%
夜間26.2%

●死亡事故件数
昼間51.3%
夜間48.7%

となっていて、交通事故自体の割合は昼間の方が圧倒的に多いのに対して
その事故に対する死亡者数の割合は夜間の方が多くなっています。
 つまり、夜間に事故を起こしてしまった場合は高確率で死傷者が
発生する
ということが言えますね。


【事故の傾向】

 この重大事故が起こる割合というものは乗用車よりも大型貨物で
一般道よりも高速道路で起こりやすくなっているのですが
(重くて早ければ事故の度合いが強くなるのは当たり前といえば
当たり前ですが)、やはりそれだけトラックのドライバーは車の運転には
乗用車以上に細心の注意を払う必要があるということを再認識する
必要がありそうです。


トラックドライバーの傾向


【ドライバーの運転意識】

 と、乗用車よりも事故を起こしていないものの死亡事故を起こしがち
だからと目の敵にされている印象もあるトラックドライバーですが
実際のところの運転意識というものはどうなのか…?
 実は警察は過去にトラックドライバーに対して行った実験によると
トラックのドライバーは乗用車のドライバーに比べて

●10km位のスピードオーバーであれば車の流れに乗って走る
●一時停止でも見通しがよければ停止しないで通過する
●前車がもたもたしている時は、すぐにクラクションを鳴らす
●割り込まれるのであまり車間をあけないようにしている

といった点において肯定的な意見が多かったという結果が出ています。
これを聞いて中にはドキッとした方もいらっしゃるのでは?

事故発生?


【ドライバーの特徴】

 この文章によるとトラックドライバーの特徴ということで
次のようにもまとめられています。

●運転実態
運転者の労働状況をみると、週休2日制が少なく労働日の労働時間も
10時間以上が多く、乗用車の運転者よりも大型貨物車の運転者は
連続的な長時間運転をしている。

●運転意識
大型貨物車と乗用車の運転者の意識を比較すると、大型貨物車の
運転者は、依存性、攻撃性、先急ぎ傾向、運転時の緊張傾向が
乗用車よりも強く、遵法性が低い。
特に従業員規模が小さい企業のドライバーほど傾向が顕著である。

●運転行動
大型貨物車の運転者は乗用車に比べて判断の迷い、運転操作ミス
情報の見落としがいずれも多く、従業員規模が小さい企業に
勤務する運転者の方が、運転時の迷いが少ないが運転操作ミスが多い。

●車間距離保持
車間を詰めることは目的地に着く時間を短縮する効果的はない
との認識が多いにもかかわらず、乗用車に比べて意図的に車間を
詰める割合がやや高い。

とのことです。
 このように慢性的で無意識な疲れや延着の恐れなどによる
焦りなどから、逆に運転の質を下げてしまっているのではないか
ということも伺えますね。


夜間の交通事故対策


【具体策】

 では具体的に夜間の運転ではどのようなポイントに気をつければ
良いかというと次のような点が挙げられます。

注意力●注意力
夜間は昼間に比べて視界がはるかに短くなっていて、どうしても歩行者や
自転車などの発見が遅くなりがちです。
面倒であっても基本的にはハイビームを利用(ライトを明るいものに
交換するとなお良い)して、対向車や前車がいる場合はロービームに
するというこまめな切り替えを行うことでリスクの発見を早めます。

速度超過●速度超過
夜間は昼間では見られないような酔っている歩行者や交通法規を無視する
車などが多数見受けられます。
そのような中でスピードを出しすぎていると思わぬ飛び出しに対処できず
重大事故につながりがちなので十分に速度を落として走行することで
事故の発生と被害が防げます。

車間距離●車間距離
トラックに限らず、車は一般的に車間距離は詰めれば詰めるほど
スリップストリームの恩恵を受けて燃費が大幅に向上するという
メリットがありますが、一歩間違えれば重大事故につながる危険行動
なので前車が急ブレーキを引いたとしても十分に停止できるような
十分な車間距離を取ることが必要です。

疲労●疲労
もはや慢性的に疲労しているといっても過言ではないトラックの
ドライバーですが、そういう時ほど運転が適当になってしまいがちなので
時間がないときであっても適度に休憩を取るなどして集中力を
高めることが必要です。

 これは、トラックでも乗用車でも言えることなのでドライバーの方々は
ぜひ上記の点に気をつけての運転を心がけてみてください。
 また、ほかにこんなポイントがあるという方がいたらぜひコメント欄の
方でお知らせ下さい。

●林道ではこんな珍客の飛び出しもしばしば…
飛び出し

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