移動式クレーン運転士の資格や免許(ラフター・ホイストetc...)

移動式クレーン運転士免許や関連資格の取得方法


クレーン

 今回は各種クレーンを操作することができる移動式クレーン運転士の
免許や資格の取得について説明していきたいと思います。
免許と資格(技能講習と特別教育)では操作対象が全く異なるので
間違えないように気をつけましょう。





運転に必要な免許・資格


【免許・資格区分の概要】

 日本では移動式クレーンを操作するためには、その大きさや種類に
よって移動式クレーン運転士免許・小型移動式クレーン運転技能講習
移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育という3つの免許や資格の
いずれかが必要になります。
 移動式クレーンの資格による詳しい区分は

吊上荷重5t以上の場合

・作業や操作に必要な免許や資格
移動式クレーン運転士免許

・対象となる重機や建機
トラッククレーン、トラッククレーン、積載形トラッククレーン、レッカー型トラッククレーン
オールテレーンクレーン、ホイールクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン
鉄道クレーン、クレーン機能を備えた車両系建設機械、浮きクレーン(水上移動)など

吊上荷重1t以上5t未満の場合 ・作業に必要な免許や資格 小型移動式クレーン運転技能講習 ・対象となる重機や建機 トラッククレーン、トラッククレーン、積載形トラッククレーン、レッカー型トラッククレーン オールテレーンクレーン、ホイールクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン 鉄道クレーン、クレーン機能を備えた車両系建設機械、浮きクレーン(水上移動)など
吊上荷重0.5t以上1t未満の場合 ・作業に必要な免許や資格 移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育 ・対象となる重機や建機 トラッククレーン、トラッククレーン、積載形トラッククレーン、レッカー型トラッククレーン オールテレーンクレーン、ホイールクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン 鉄道クレーン、クレーン機能を備えた車両系建設機械、浮きクレーン(水上移動)など

このように定められています。
 この移動式クレーン運転士を取得するのにかかる時間や費用など
どうなっているかというと次のようになります。

クレーン


受験・受講資格


【移動式クレーン運転士】

運転士免許

受験制限なし(ただし交付は満18歳以上)
技能講習

受験制限なし(ただし交付は満18歳以上)
特別教育

受験制限なし(ただし交付は満18歳以上)


【自動車免許】

大型

満21歳以上
3年以上の運転経験を持つ者
中型

満20歳以上
普通免許、大型特殊免許のいずれかの免許を取得後に2年以上経過した者
普通

満18歳以上


講習の内容


【高所作業車運転者(運転士免許)】

 免許試験は全国の安全衛生技術センターにおいて行われるもので実技教習は
都道府県労働局長登録教習機関において行われます。
 免許試験はクレーン・デリック運転士免許試験および移動式クレーン運転士
免許試験規程に基づいていて、移動式クレーン運転実技教習は揚貨装置運転実技教習
クレーン運転実技教習及び移動式クレーン運転実技教習規程に基づいています。

 試験のうち、学科は安全衛生技術センターで受験する必要がありますが
実技については同センターで実技試験を受けるコースのほかに登録教習機関で
"移動式クレーン運転実技教習"を修了するという選択肢も認められています。
 学科試験・実技試験ともセンターで受験する場合は学科・実技の順に合格する
必要がありますが実技教習を登録教習機関で受ける場合は学科試験の前に
あらかじめ実技教習を修了しておくことも可能です。


●免許試験学科
1. 移動式クレーンに関する知識
2. 原動機及び電気に関する知識
3. 移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識
4. 関係法令

●免許試験実技
1. 移動式クレーンの運転
2. 移動式クレーンの運転のための合図

●教習実技
1. 移動式クレーンの基本運転(4時間)
2. 移動式クレーンの応用運転(4時間)
3. 移動式クレーンの合図の基本作業(1時間)
4. 修了試験


【小型移動式クレーン(技能講習)】

 技能講習は都道府県労働局長登録教習機関にて行われますが
講習科目や時間数は小型移動式クレーン等運転技能講習規程に基づいていて
基本的に17時間の学科講習と実技講習を必要とします。
 また、修了済みの特別教育の実務経験の有無などによって免除が
あるので人それぞれ免許の取得に必要な時間は異なります。

●講習学科
1. 小型移動式クレーンの運転に必要な力学に関する知識(6時間)
2. 小型移動式クレーン運転技能講習に係る原動機及び電気に関する知識(3時間)
3. 関係法令(1時間)
4. 修了試験

●講習実技
1. 小型移動式クレーンの運転(6時間)
2. 小型移動式クレーンの運転のための合図(1時間)
3. 修了試験


【移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育】

 特別教育は各事業所(企業等)や都道府県労働局長登録教習機関などで
行われていて、安全衛生特別教育規程で規定された履修時間は13時間(以上)
とされています。

●教育学科
1. 移動式クレーンに関する知識(3時間)
2. 原動機及び電気に関する知識 (3時間)
3. 移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識(2時間)
4. 関係法令(1時間)

●教育実技
1. 移動式クレーンの運転(3時間)
2. 移動式クレーンの運転のための合図(1時間)


免許の取得にかかる費用


移動式クレーン運転士 ※免許の取得にかかる費用はおおよそのものです。

【移動式クレーン運転士】

免許

10万~15万円/6日間(指定自動車教習所費用)
5千円~1万円(試験手数料など)
技能講習

2~4万円(講習費用)
特別教育

1万5千円/2日(試験手数料など)


【移動式クレーン運転士資格】

技能講習

3~4万円(講習費用)
特別教育

1万5千円(試験手数料など)

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