重機や建機の免許を取得するには?

重機の免許を取得するには?


重機?

 重機といえば一般的にもおなじみなものとしては油圧ショベルや
クレーン車などがありますが、このような特殊な車は実はいくつかの
種類の免許があってちょっと仕組みが複雑なんですよね。
 今回はそんな重機の免許や資格を取得する方法について簡単に説明を
していきたいと思います。




そもそも重機とは?


【重機の定義】

 そもそも重機というのはどんな特殊な車両なのかというと
実は日本では土木や建築の工事や作業に使われる機械建設機械(建機)の
ことを全部ひっくるめて重機という表現をしているんです。
 広義の意味でか狭義の意味でか考え方にもよるところではありますが
建機と重機は全く同じものを表していると考えて良いと思います。


【建機・重機の歴史】

バッファロー  ちなみに日本ではどのようにして重機や建機といったものが使われ
はじめたかというと、実はこれにはちょっとした面白いエピソードが
あるんです。

 18世紀後半、世界で蒸気機関が発達したことによって産業機械が大きく
発達し始めたことで第二次世界大戦時にブルドーザーが登場。
米軍などが積極的に採用することで急速な侵攻に貢献したとされています。
 ちなみにブルドーザーは"これまで整地に使っていた牛が居眠りするほど
役目がなくなってしまった"という意味を込めて

Bull(雄牛)+Doze(居眠り)=Bulldozer(ブルドーザー)

という語源があるそうです。

 日本においては戦時中に日本海軍がアメリカの拠点を占領した際に米軍が
乗り捨てて行ったブルドーザーを発見したことが日本人との本格的な出会いと
言われていて、これまで肉体作業でやって来た土木工事を短時間で大量に
やってしまうブルドーザーを見て海軍の関係者は
 「これ程技術と作業速度に差があるなら、日本はアメリカとの戦争に
負けるだろう」と悟ったとも言われています。

 その後、このブルドーザーはただちに日本の小松製作所に送られて
国産化する為の研究が行なわれたわけですが、その小松製作所というのが
今や重機や建機で世界のシェアをCATと二分するあのコマツだというから
面白いですよね。

●日本初のブルドーザー(コマツG40)
コマツG40ブルドーザー


免許と資格の区分


 かなり脱線しましたが、日本で重機や建機を操作するためには
次のような免許や資格が必要となってきます。

●免許
●技能講習
●特別教育

【免許】

 重機や建機の免許というのは国家資格の一つという扱いになっていて
技能講習や特別教育といった資格の上位に位置するものになっています。
 もちろん技能講習や特別教育で扱える重機や建機が全て扱えますが
その分難易度も習得に必要な金額も高額です。

 ちなみに、免許の場合は教習センターがあって自動車免許のように
免除を受ける場合と一発試験で取る2つのパターンがあります。
 一度取得した免許の有効期限はないので永年使用することができます。


【技能講習】

 各都道府県の登録教習機関で取得できるもので、免許ではなく資格です。
 具体的には民生の免許センターのようなところがたくさんあるので
そこで大体2~6日間程度の合宿のような形で(種類にもよりますが)資格を
取得することができます。

 学科と実技で修了試験が課せられてはいますが、一度取得した資格は
免許同様に有効期限がなく永年使用可能です。


【特別教育】

 危険性や有害性のある業務に労働者をつかせる場合に事業者等が教育を
行って作業あるいは運転させなければいけないものです。

 基本的には学科講習のみの座学で取得できる簡単なもので修了試験も
ないですが、操作・運転する機械の規模は小さいものに限られています。
 ちなみにこちらも一度取得した資格は免許同様に有効期限がなく
永年使用可能です。
 


【免許と資格の具体的な例】

 例えば移動式クレーン運転士の免許や資格を取るとしたら

免許 運転技能講習 特別教育
: : :
吊上荷重5t以上の全ての移動式クレーンが操作可能 吊上荷重1t以上5t未満の移動式クレーンが操作可能 吊上荷重0.5t以上1t未満の移動式クレーンが操作可能

といった具合です。


資格や免許の種類など


【免許と運転講習と特別講習の種類】

 では、どのような種類の建機や重機があってそれに対応する免許や資格には
どのようなものがあるかというと、それは過去にこちらの記事にまとめて
ありますので別途そちらをご覧になってみて下さい。

●重機・建機ごとの免許資格の種類一覧(サイト内)
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-198.html

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