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車両系建設機械運転者(基礎工事用)の資格を取得する

掘削機・杭打機・せん孔機などの操作に必要な資格・免許とは


ロシアの掘削機

 今回はくい打機やくい抜機やアース・ドリルといった建機・重機の
操作をする際に必要となる車両系建設機械運転者の基礎工事用の資格に
ついて取得に必要な時間や費用などを説明をしていきたいと思います。
 ちなみに画像はこちらにも何度か登場している世界最大の掘削機
ロシアのKU800型ホイールエキスカベータです。





運転に必要な免許・資格


【免許・資格区分の概要】

 日本において、くい打機、くい抜機、せん孔機などを作業現場で
操作する場合は車両系建設機械運転者(基礎工事用)という資格が必要に
なります。
 車両系建設機械運転者(基礎工事用)は対象となる重機建機によって
区分が運転技能講習と特別教育の2種類に分かれています。
実際にどのように区分されているのかというと

機体重量3t以上の場合

・作業に必要な免許や資格
車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習

・対象となる重機や建機
くい打機、くい抜機、アース・ドリル、アース・オーガー、ペーパー・ドレーン・マシン
リバース・サーキュレーションドリル、せん孔機(チュービングマシンを有するものに限る)
など

・公道での運転に必要な免許や資格
大型特殊自動車免許(第一種or第二種)もしくは小型特殊自動車免許
(※公道を走行する場合はナンバープレートの取得と
自動車損害賠償責任保険の加入が必須となります。)

機体重量3t未満の場合 ・作業に必要な免許や資格 小型車両系建設機械(基礎工事用)の運転の業務に係る特別教育 ・対象となる重機や建機 くい打機、くい抜機、アース・ドリル、アース・オーガー、ペーパー・ドレーン・マシン せん孔機(チュービングマシンを有するものに限る)など ・運転に必要な免許や資格 大型特殊自動車免許(第一種or第二種)もしくは小型特殊自動車免許 (※公道を走行する場合はナンバープレートの取得と 自動車損害賠償責任保険の加入が必須となります。)

と、このように定められています。
 この車両系建設機械運転者(基礎工事用)と
特殊自動車免許
の取得方法や費用などについては次のように
決められています。


受験・受講資格


オーガドリル

【車両系建設機械運転者(基礎工事用)】

運転技能講習

満18歳以上
特別教育

満18歳以上


【特殊自動車】

大型

満18歳以上
視力(両眼0.7以上 片眼0.3以上 視野150°以上)
聴力(日常会話レベル)
小型

満16歳以上
視力(両眼0.7以上 片眼0.3以上 視野150°以上)
聴力(日常会話レベル)


講習の内容


【車両系建設機械運転者(基礎工事用)(技能講習)】

 技能講習は都道府県労働局長登録教習機関にて行われますが
講習科目や時間数は車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習規程に
基づいていて基本的に39時間の学科講習と実技講習
必要とします。
 ですが、修了済みの特別教育の実務経験の有無などによって免除が
あり人によって免許取得の必要時間が異なるので気をつけて下さい。

●学科講習科目
1. 走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
2. 作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識(6時間)
3. 運転に必要な一般的事項に関する知識(3時間)
4. 関係法令(1時間)
5. 修了試験

●実技講習科目
1. 走行の操作(10時間)
2. 作業のための装置の操作及び合図(15時間)
3. 修了試験


【車両系建設機械運転者(基礎工事用)(特別教育)】

特別教育は各事業所(企業等)や都道府県労働局長登録教習機関などで
行われていて、安全衛生特別教育規程で規定された履修時間は
9時間(以上)
とされています。

●学科講習科目
1. 車両系建設機械(基礎工事用)の作業装置に関する知識(3時間)
2. 車両系建設機械(基礎工事用)の作業装置の操作のために必要な一般的事項に関する知識(1時間)
3. 関係法令(1時間)

●実技講習科目
1. 車両系建設機械(基礎工事用)の作業装置の操作(3時間)
2. 車両系建設機械(基礎工事用)の運転のための合図(1時間)


【大型特殊自動車免許】

 大型特殊免許を取得する方法は大きく分けると、"指定自動車教習所へ
通って技能卒業検定に合格する方法"と"運転免許試験場で技能試験を
直接受験する方法(一発試験)"があり、いずれにしても最終的には
運転免許試験場で行われる学科試験に合格する必要があります。

●取得までの流れ
1. 指定自動車教習所に入学(入校)
2. 適性検査(視力・聴力検査など)
3. 技能講習・学科講習
4. 技能卒業試験
5. 運転免許試験場での適性検査(視力検査など)・学科試験
6. 大型特殊免許証交付


【小型特殊自動車免許】

小型特殊免許を取得する方法は原動機付自転車(原付)免許と同じく
運転免許試験場(運転免許センター)で適性検査(視力検査など)
学科試験を受けて合格することで免許証が交付されます。
 なお、小型特殊自動車は普通自動車免許を所持している場合は
小型特殊自動車の免許を取ることなく運転が可能
です。

●取得までの流れ
1. 運転免許試験場での適性検査(視力検査など)・学科試験
2. 小型特殊免許証交付


免許の取得にかかる費用


車両系建設機械運転者(基礎工事用)テキスト ※免許の取得にかかる費用はおおよそのものです。

【車両系建設機械運転者(基礎工事用)】

運転技能講習

10万円/4日
特別教育

1万5千円


【特殊自動車免許】

大型

8万~13万円(教習料金)
7千円(試験手数料など)
小型

4千円(試験手数料など)

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