乗用車にないトラックの特性

トラック固有の特性について

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トラックは一般の乗用車などと比べ車体が大きく、
荷物も大きく重いので、一旦事故を 起こすとそれが重大事故につながりかねません。
そこでトラックの固有の特性をまとめてみました。




視界・視野

○運転席の高さと視界の関係
・トラックは運転席が乗用車に比べ高い位置にある。そのため視界は広いが、反面運転者は前方を上方から
 見下すような視野での運転となる。
・全車との車間距離は長く感じやすいが、実際の車間距離は短い。そのためトラック事故は追突事故が多い。

○トラックの車長と運転
・トラックは車体が長いため内輪差が大きい。そのため「左折時に左側方の歩行者やバイクを巻き込む事故
 を起こしやすい。

○トラックの車幅と運転
・トラックの車幅は、2.2m~2.5mで、乗用車の役1.3倍程度。

○トラックの死角
・運転席(右側)から左側後方の死角は大きい。
・左側は確認できる部分が少なく、左側方から左後方にかけてはバックミラー、アンダーミラーに映る
 範囲以外はほとんど死角。
・バン型トラックは後方のほとんどが死角


スピード
○スピードと車の特性
・衝突時などの衝撃力はスピードの2乗に比例して大きくなる。
・貨物を積載しているトラックは車両総重量が重いため衝撃力は一層大きくなる

○上り坂・下り坂
・積載量が大きい大型トラックは、上り坂ではスピードが低下しがちのため、後続車に追突される恐れも
 あるので、上り坂ではスピードメーターのチェックを確実に行う

積み荷と運転
○過積載すると
・過積載をすると制動距離が長くなる
・衝撃力が増大し、大きな事故につながる可能性が高くなる。
・過積載をすると、一般的に高積みとなり左右のバランスを崩しやすい。
 カーブ走行では、対向車線へのはみ出しや横転する恐れがある。
・下り坂では定量積載時に比べスピ-ドが出る。このためブレーキへの負担は増し、
 過熱してブレーキが効かなくなるフェード現象を引起こす恐れがある。

○揺り戻し
・荷物が液体の場合、カーブの時には重心が移動して転倒することが無いよう細心の注意が必要。
・急ブレーキや急加速のときに積荷が片寄りそれが波になってタンク全体に大きな負荷がかかる。
・急ブレーキを踏むと車体が止まった少し後に、積荷が前に押し寄せて、衝撃が来る

○積み方の基本
・積み荷の積み付け位置が荷台中心にある時が最も安定した運転が行える。
・前に偏った積み付けをすると、下り坂の走行時や急ブレーキをかけた時に、制動力不足となる恐れがある。
・左右に偏った積み付けをすると、カーブ走行時、右左折時、傾斜路面走行時に横転する恐れがある。
・後部に偏った積み付けをすると、前輪荷重が不足しハンドル操作に影響を及ぼす。
 発進時や登り坂の走行時、踏切通過時に、車体前部が持ちあがる恐れがある。



トラックの特性を理解し、安全運転を心がけ事故をおかさぬよう常に注意しましょう。

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