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タイヤでよく見る記号PR(プライ)とは?

タイヤの強度を表すプライって何?

タイヤのプライとは
 タイヤの構造や記号の意味などは前にも詳しく説明したことが
ありますが、その中の記号の一つにタイヤの強度を表すプライ(PR)
というものがありましたよね。
 しかし、4プライとか6プライといわれても実際のところどのくらい
強度があるのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
 ということで今回はプライという単位についてまとめてみました。


プライとは?

【プライの概要】
木綿の布    プライ(PR)というのはプライレーティングという言葉の略称で
木綿の糸で編んだベルトのような補強材ことを表し
このプライがタイヤの内部に巻きつけられることによって強度が確保
されているのです。

【タイヤの歴史】
 ゴムを使用した空気入りタイヤが世界で初めて使われたのは1867年の
ことで、このときのものはまだゴムの輪を車輪の外周に取り付けた
だけの簡単なタイヤ(ソリッドタイヤ)でした。
 この頃は技術的にもまだ発達していなかったのでタイヤはとても熱を
持ちやすくすぐに歪んでしまい、その性能は最高速度は30km/hほどで
すぐに白煙を上げる
といったような代物でした。

 このような状況を解決するためにプライというものが開発され
これによってある程度の強度を確保していました。

プライレーティングとは?

【プライを重ねるという発想】
ナイロン  古くからタイヤの内部には木綿の布が巻かれることで強度が確保
されてきたということでしたが、特に重い車に使われるタイヤは
その重量を支えるためにより高い強度が必要でした。
 そのため何枚ものプライを重ね合わせて強度を確保する手法が
考えだされ、このとき木綿の布を何枚巻いているかというのを
~~プライと表すようになったのがプライの起源とされています。

【プライレーティング】
 このプライが何枚重ねられているかという点をプライレーティング
という言葉で表し、そのままタイヤ自体の強度の指標の一つとして
使われるようになりました。
 ちなみにプライの換算は下の表のような形で表すことができます。

プライ4枚重ね : 4PR(4プライ)
プライ6枚重ね : 6PR(6プライ)

 また、技術が発達した現在はプライの素材に木綿の布が使われる
といったことはなく代わりにナイロンやポリエステルといったより
強度の高いものが使用されているとのことです。
 1プライは木綿の布1枚重ね分の強度を表す単位なので現在一般的に
生産され流通しているタイヤはプライの数=層の数を表しているわけでは
ないので注意が必要です。

タイヤの断面図

プライレーティングの意味

【メリットなど】
タイヤ  具体的にプライレーティングが高いとどのようなメリットがあるかと
いうと、まずプライレーティングが高いということはタイヤの耐久性が
高いということなので、より強い空気圧をかけることができるという
メリットがあります。
 一方プライレーティングが低いタイヤの場合は積載能力が低くなる
だけでなくエア漏れやバーストなども起こりやすくなり大変危険です。

【ちなみに】
 現在ではタイヤにプライが表示されていることはあまりないようで
その場合は6PR相当の耐久性が備えられていると判断して良いようです。

 また、プライ自体はとても古いもので今後は重さが具体的にわかる
ロードインデックス(LI)という新たな規格にシフトしていくものと
思われます。
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