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コンクリートミキサー車の仕組みや構造について

コンクリートミキサー車の構造とは?

ミキサー
 コンクリートを運搬しているミキサー車といえばダンプとともに
まちなかでもよく見かける特殊な架装のトラックしておなじみのもので
建築作業の現場では今や欠かせない存在となっていますよね。
 そんなコンクリートミキサー車ですが、なぜ中でコンクリートが
固まらずに運ぶことができるのか
など構造や仕組みが気になっている人が
多いみたいなので詳しく調べてみました。


コンクリートミキサー車とは?

【コンクリートミキサー車の概要】
ドラム  ミキサー車とは、荷台部分にミキシングドラムと呼ばれる装備
(架装部分)を備えた特殊架装トラックの一種です。
 ミキシングドラムとはトラックの車両後部に付いている円筒形?の
ドラムのことでこれに生コンクリートを収めて輸送しています。

【主な用途や目的など】
 コンクリートミキサー車はコンクリート専用の製造工場で作られた
生コンクリートを建築・土木などの工事現場まで運ぶために使われる
トラックのことで、コンクリートをより質の良い状態をキープするために
荷台上で可動する駆動軸をエンジン回転軸から分岐させていたりと特別な
機構を搭載しています。

 ちなみに、あらかじめ工場で生産されたコンクリートを輸送するものを
アジテータといい、こちらはミキサー車よりも高速でドラムを回転
させることができます。

 いずれも構造的に大きな違いはないのですが、最近ではコンクリートの
輸送も簡単が簡単になったことや技術的な進歩によって車両内で
コンクリートを製造する必要が少なくなっていることなどを受けて
現在はアジテータが普及しています。


【ちなみに】
 コンクリートを取り扱う特殊なトラックという意味ではミキサーの
ほかにコンクリートポンプ車というものがありますが、こちらは
構造から用途・目的まで異なる全く別のトラックになります。
 見た目からして全く違うので間違えることはほぼないと思いますが
必ずしもコンクリート=ミキサーではないという点に気をつけましょう。

●コンクリートミキサー
コンクリートミキサー
●コンクリートポンプ
コンクリートポンプ

コンクリートミキサー車の構造

【ドラム】
分離  生コンクリートを積載するための円筒状の容器で走行中も停車中も
常に回転し続けることで骨材や水の分離を防いで生コンクリートを
均質に保っています。
 生コンクリートは主にセメントと骨材(砂や砂利のこと)と水から
できているのですが、これらの材料は全て比重が違うので例えば
平ボディで運んだとすると車の振動で小学校の理科の実験のように
比重の重いものは下へ沈んで比重の軽いものは上に浮き上がるという
分離が起きてしまい台無しになってしまいます。

 そのため、生コン専用の運搬車であるミキサー車では、ドラムを
回転させることでこれを回避しています。
 内部にはミキシングフレームと呼ばれる羽がついていてこれによって
生コンを常にかき混ぜることで分離と固まってしまうのを防いでいます。

分離 ミキシングフレーム

【排出の仕組み】
アルキメデスのポンプ  ミキサー車は排出の際の板も特殊な構造になっていて、かくはんされた
コンクリートがアルキメデスのポンプと呼ばれる原理によって効率的に
押し出されて品質が損なわれないようになっています。

 アルキメデスのポンプに関しては説明が難しいのですがwikipediaに
わかりやすい画像が掲載されていたのでこちらにも貼っておきます。

ミキサー車の製造

【いろいろな製造メーカー】
 ミキサー車は、基本的に自動車メーカーが製造したトラックの
シャーシ(骨組み)に架装業者と呼ばれる車両の後部を専門に作っている
業者がミキサー装置の部分を装着(架装)する形で製作されています。

 そんな架装メーカーですが、日本では主に次の架装メーカー製の
ものが高いシェアを誇っています。

カヤバ工業(KYB)
極東開発工業
新明和工業

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