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雪道の制動距離ってどのくらい長くなるの?

雪道運転するときの制動距離は何m?

雪道運転
 晴れの日の乾いた路面を走行する場合と雨の日の濡れた路面を
走行する場合では停止距離に大きな差が発生するということは前にも
取り上げたことがありますが、雪道の場合は雨の日よりもさらに
停止距離が必要になるのは言うまでもありませんね。
 一体トラックが雪道で停止するためにはどのくらいの距離が必要に
なるのか調べてみました。


停止距離とは?

【停止距離の算出方法】
停止距離の表  停止距離とは車が止まるまでに必要な距離のことで

●空走距離
危険を感じてから実際にブレーキを踏んで
ブレーキが効き始めるまでにかかる距離
(※個人の注意力や反射神経に依存)

●制動距離
実際にブレーキが効き始めてから車両が
完全に停止するまでにかかる距離
(※車両ごとのブレーキ力や各種機能に依存)

●停止距離
空走距離+制動距離=停止距離

という形で決められていて乾いた路面で完全停止するために必要な
距離はおおよそ右の図の表の通りになります。
 自動車教習所で40km/hのときは22m、60km/hのときは44mという数字を
暗記したという人も多いのではないでしょうか?

 ちなみに、軽トラックと大型トラックではブレーキ性能には明らかに差が
出そうですが、日本ではブレーキの規格として通常100km/hで一定の踏力
(約49kg)で制動した時の最大停止距離を基準に性能が規定されているので
個々の車種による大きなブレーキ性能の差はおそらくですがないものと
思われます。
(※ただし空荷時・重積載時の違いを除く)

停止距離はどのくらい伸びるのか

【空走距離】
 人間の目は高速で走行すればするほど視野が狭くなり視界の中心部分しか
見えなくなっていくという特性を持っているので、一般的に走行速度が速く
なればなるほど危険に気づきにくくなるので空走距離も走行速度とともに
距離が伸びています。

【制動距離】
 雨の日の場合、制動距離は2倍程度にまで長くなるとされていますが
雪の日の場合はこれよりもはるかにブレーキの性能が効きにくくなっていて
路面の状態もよって大体3~10倍くらいまで悪くなると言われています。

制動距離
 制動距離が伸びる理由は、雪道は雨道よりもさらにタイヤのゴムの
摩擦力が小さくなってしまうことが挙げられ、さらに氷上の場合
ともなると凍結路表面の水膜がさらにタイヤを滑りやすくさせているので
各メーカーのスタッドレスタイヤは深い溝が掘ったり溝を特殊な形状に
することで水膜を除去したりすることでグリップ性能を確保しています。

雪上走行 氷上走行

【停止距離】
 それぞれの場合において単純に停止距離を計算してみると次のように
なりました。
 雨の日は2倍、雪上運転もそれぞれ3倍、5倍、8倍と単純に倍計算
しているだけですが参考までにどうぞ。

氷上走行

もし雪上で滑ってしまった場合は

【前輪が滑っている場合】
 前輪が滑っていて曲がれない場合は、アクセルはそのまま維持しつつ
行きたい方向へ大きくハンドルを切ります。
 アクセルを踏んでいないと曲がることができないですが踏みすぎても
スピンするので注意しましょう。

【後輪が滑っている場合】
 アクセルをほんの少し緩めてハンドルをセンターへと戻します。
  それでも後輪の横滑りが止まらない場合は曲がる向きと逆方向へ
向けてハンドルを切って車の姿勢を立て直します。
(これをカウンターステアリングといいます)
 この操作が間に合わなかた場合やアクセルを抜いた場合は
車両はスピンしてしまいます。

【前後輪が滑っている場合】
 滑る速度がゆるい場合はそのまま膨らみながら走り抜けるのが
良いのですが、滑る速度が速い場合は行きたい方向へハンドルを
切ってアクセル踏み込みます(後輪駆動の場合はアクセルを少し
緩める)。
 何もしなかった場合と操作に失敗した場合は同じ結果を迎える
ことになるので覚悟を決めて操作しましょう。

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