トラックで危険物、毒物などの輸送時に必要な免許、事柄

トラックで危険物、毒物などの輸送時に必要な免許、事柄


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 誰でも一度は「危険物」や「毒物」の表示マークをつけているトラックを
 街中や高速道路でも見かけることありますよね。
 危険物と書かれているぐらいだから、できれば運び出したくないと思うけれど、
 様々なことに必要なものだから運ばないといけません。

では、あれを運ぶのにどんな免許が必要なのか、表示マークは何を意味しているのか。
そんな疑問を今回、まとめてみました!


危険物、毒物の輸送時の表示について

ある一定以上の量の危険物や毒物などを運ぶ場合は危険物や毒物を積んでいる旨のマークを前後に表示しています。
※指定数量未満の危険物については、運搬容器の基準などの定めがありますが「危」マークは特に表示する
 必要はありません。


1)危険物
「危」マーク
 強い酸化性があるもの、燃えやすいもの、自然に発火するもの、
 水と接触して発火するものを輸送しているときのマークです。

2)毒物および劇物
「毒」マーク
 毒物および劇物には以下のようなものがあります。
 (塩素、ニトロベンゼン、発酵硫酸、黄リンなど)

3)高圧ガス
「高圧ガス」マーク
 高圧ガスには以下のようなものがあります。
 (酸素ガス、水素ガス、プロパンガスなど)


危険物の種類

  • 第1類
  • ・名称   : 酸化性固体
    ・性状   : 固体
    ・一般的性状: それ自身は燃焼しないが、他の物質を酸化させる酸素を多量に含んだ固体。
            マッチ、花火などの材料。
    ・物質例  : 塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウムなど

  • 第2類
  • ・名称   : 可燃性固体
    ・性状   : 固体
    ・一般的性状: 火災によって着火しやすい固体。比較的低温で引火しやすく燃焼速度が速い。
            マッチの原料。
    ・物質例  : イオウ、鉄粉、赤リンなど

  • 第3類
  • ・名称   : 自然発火性部室、禁水性物質
    ・性状   : 固体、液体
    ・一般的性状: 空気に曝されると自然には発火したり、水と接触して発火し可燃性ガスを発生する。
    ・物質例  : カリウム、ナトリウム、黄リンなど

  • 第4類
  • ・名称   : 引火性液体
    ・性状   : 液体
    ・一般的性状: 20℃で液体(または40℃で液状になる)で引火性のあるもの
    ・物質例  : ガソリン、灯油、軽油、重油など

  • 第5類
  • ・名称   : 自己反応性物質
    ・性状   : 固体、液体
    ・一般的性状: 加熱などにより多量の発熱、爆発するもの。ダイナマイト。セルロイド。
    ・物質例  : 過酸化ベンゾイル、ピクリン酸、TNTなど

  • 第6類
  • ・名称   : 酸化性液体
    ・性状   : 液体
    ・一般的性状: それ自身は燃焼しないが、他の加熱性の燃焼を促進する性質を有する液体。
            漂白剤。
    ・物質例  : 過酸化水素、硝酸、過塩素酸など

運搬する際の規定
1)タンクの材質は、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラス等。(陶器は×)
2)タンクの厚さは3.2㎜以上の鋼板
3)タンクの容量は30.000L以下とし、内部には4.000L以下毎に厚さ3.2㎜以上の鋼板などで仕切る。
4)間仕切られた部分は、容量2.000L以上のタンク室にはマンホールと安全装置、
 厚さ1.6㎜以上の鋼板などで防波板を設置する。
5)タンクのマンホールや注入口の蓋は、厚さ3.2㎜以上の鋼板で造る。
6)車両前後の見やすい個所に(0.3m~)0.4m四方の地が黒色で黄色の反射塗料で「危」に標識を設ける。
7)タンクの見やすい個所に危険物の類、品名、最大数量を表示する。

必要な免許

  • 危険物取扱者制度
  • 製造所等における危険物の取り扱いは、危険物取扱者が行い、危険物取扱者意外の者は
    甲種又は乙種危険物取扱者が立ち会わなければ危険物の取扱をすることができません。


  • 危険物取扱者免除
  • ・甲種(第一種)
    資格  :消防法で定めるすべての種類の危険物の取り扱い、および取り扱い作業に関する立会いができる。
    受験資格:大学、短大、高専において化学に関する学科、課程を修了したもの。
         乙種の免状交付を受けて2年間以上危険物取扱いの実務経験を有する者。

    ・乙種(第二種)
    資格  :免除に指定された種類(実際には乙種第4類がほとんど)の取り扱い作業に立ち会うことができる。
    受験資格:特になし

    ・丙種(第三種)
    資格  :第4類の中のガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油および引火点130℃以上のもの)
         第4石油類および動植物油類の取り扱いができる。立ち会いはなし。
    受験資格:特になし

  • ガソリンや、重油、軽油、灯油などの第4類(引火性液体)を輸送する車両などは
    大型車で運ぶので大型一種自動車免許が必要で、トレーラであればけん引き一種も必要になります。




やはり危険物というもので、命にもかかわってくるものですから、
扱うにも難しい免許をとらないとできないのですね。
危険物を運ぶ際は、消防の許可等必要になりますので、そういった際は、消防に問い合わせてみてください。
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