海外製トラックを日本で見かけない理由

トラックの外車を日本で見かけないのはなぜ?

海外製のトラックが普及しない理由は?
 海外製のトラックは日本ではあまり見かけません。
乗用車はそれなりによく見かけるのですが不思議ではありませんか?
 どうして海外製のトラックを日本ではあまり見かけられないのか、特別な理由があると思い調べてみました。
 かっこいい海外製トラック。
 日本で普及することはあるのでしょうか。
海外のトラック

【世界的にはベンツがトラックメーカーとして有名】
ベンツは商用車のほうが有名  日本ではあまり見かけませんが、実は世界的に見るとベンツはトラック
の販売に関しては最大手として認知
されています。
 ベンツといえば高級車と言うイメージではありますが、
ベンツの歴史を見ると、当時は乗用車の需要はあまりなく、創業当初から
トラックやバスなどの物流や交通分野での活躍が多かったようです。

 1926年にメルセデス・ベンツとしてスタートしたベンツの歴史は合併
を繰り返し社名を幾度となく変更しながらも、2012年現在はダイムラー傘下
のメルセデス・ベンツとして乗用車と商用車の製造販売を展開しています。

【ベンツといすゞ】
 いすゞ自動車は日本では有名な商用車メーカーですが、一般的な認知度は
イマイチだとも言えます。
 しかし、世界的に見ればいすゞは商用車の分野では先に述べたベンツと
双璧をなす商用車メーカーとしての地位を確立
しています。
 いすゞ自動車は度々販売数ではベンツを始めとする他社を退け、
世界一の座についており、ビッグ3の一つである米国GMが経営難で一度
解消した資本提携を回復させようとしているのにはそういう理由があります。

いすゞの世界展開
参考:いすゞの世界展開

海外製のトラックが日本で普及していないのはなぜ?

【価格は国産車とさほど変わらないが・・・】
 海外製のトラックはベンツを始め、ボルボなど多数ありますが、
乗用車のいわゆる外車と比べると国産車と価格の差はありません。
 価格が変わらなければ、ベンツのトラックに乗るというステータス
で購入する人がいてもおかしくはありませんが、どうして普及しない
のでしょうか。
 海外製のトラックが普及しない最も大きな理由として言われて
いるのは消耗部品の調達やメンテナンス体制に対する不安です。
 言わずもがな商用車は安く確実に運ぶことを第一として考えて
選ぶものであり、常時稼動しており、故障が常です。
 故障した時の対応が最優先と言っても過言ではないので、
サポートが満足に受けられない海外製の商用車は敬遠されてしまう
というのが実情のようです。

【ベンツが日本商用車市場から撤退した理由】
 2006年まではダイムラー・クライスラーが日本でも商用車の販売
を展開していましたが、今では完全に撤退してしまいました。
 この背景には三菱ふそうがダイムラー・クライスラーの連結子会社
となったことにより、ダイムラーグループのアジア圏でのブランドを
担うポジション
となったことによります。
 実は三菱ふそうの株主構成はダイムラーが89%、三菱グループが11%と、
ほとんどダイムラーの持ち物になっているのです。
 と言うことは、わざわざダイムラーのトラックを持ち込まずとも、
三菱ふそうが売り上げれば日本の市場でも利益が出せるというわけです。

 いすゞをGMが欲しがるのも、同様の理由からだと思われます。

【全ての形に理由がある】
 メルセデス・ベンツの企業スローガンである「全ての形に理由がある」
という言葉をそのまま使わせて頂きます。
 海外のトラックは見た目もかっこいいし、特にアメリカのボンネットが
せり出したトラックなんかそうですが、憧れる気持ちもあります。
 しかし、日本で乗るには大きすぎだということも同時に理解できます。
 あの大きなトラックの形はアメリカという道路の広い国に合わせてできた
形であり、日本の狭い道路では目立つだけで、実用的ではないです。
法律的にも寸法の制限がありますが、その法律さえもその土地に合わせた
理由があります。
 逆にアメリカでは日本の軽トラックが人気だとか。

●海外での日本製軽トラック
http://trucktorack.blog.fc2.com/blog-entry-80.html


 隣の芝生は青く見えるといいますが、海外から見たら日本のトラックが
クールなサムライトラックだと思われてるのかも知れませんね。

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