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最近よく聞くIT点呼って何?行える条件は?

IT点呼の定義や条件とは?

IT点呼
 最近良くトラック業界でIT点呼という言葉を耳にしますがいきなり
IT点呼システムとか言われても何のことだかさっぱり…という人も
多いみたいですね。
 しかし、IT点呼は使いこなすことが出来ればとても便利で時間や
費用の面でも有利なものなので今回はIT点呼とは一体なんなのか?
どういった条件で行えるのか?といった点についてまとめてみました。


IT点呼とは?

【そもそも点呼とは】
 そもそも点呼というものは何かというと、ドライバーがその日初めて
乗務しようとするときと1日の乗務を終了したときにドライバー自身から
行われる日常点検の報告や本人の健康状態、酒気帯びの有無などに
ついての報告・確認作業のことで、基本的には運行管理者とドライバー
によって対面で行わなければならないと運行管理者に義務づけられて
いるものです。

 やむを得ない理由があるときは条件付きで電話での点呼が認められては
いるものの、対面で行うという点において管理者とドライバー両者に対して
負担が大きい作業となっています。

【IT点呼の定義について】
IT点呼機器  IT点呼の定義は、文字通り「IT技術を用いた点呼を行うこと」を
表しています。

 これはどういうことかというと、具体的にはトラックドライバーに
対して運行前に義務付けられている上記のような体調、飲酒の確認など
といった各種点呼を「パソコン上でインターネットを用いて遠隔で行える」
というもので、アルコールチェッカーや免許証リーダーなどの専用機器が
接続されたパソコンを使うことでテレビ電話のような間隔で確認が行える
というとても便利なシステムです。

 これによって、これまでは管理者と対面で行わなければならなかった
点呼確認を出先などから簡単に行えるのでドライバーや事業所に
とって負担が軽減される夢の様な技術(と制度)となっています。

IT点呼

【IT点呼が行える(有効となる)条件】
 ただし、このIT点呼は誰でも行えるというわけではなくIT点呼が
正式に許可されるためにはある条件があります。

 実はIT点呼は全日本トラック協会が行なっているGマークという
資格を持つ事業所
に対して国土交通大臣が定めた機器でのみ正式に
許可されるという厳しいものとなっています。

 ちなみに、Gマークとは輸送の安全確保に関する取組が優良であると
認められる事業所に対して与えられる資格のことでGマークの詳細に
ついてはこちらをご覧ください。

●全日本トラック協会のGマークの取得方法ほか
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-234.html

●トラックにおけるGマーク取得のメリットって?
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-167.html

IT点呼の注意点

【Gマーク取得のほかにも条件が?】
IT点呼機器  IT点呼を行うためにはGマークという資格が必須であるということは
わかりましたが、実はGマークを取得していれば無条件でIT点呼を
行なっても良いというわけではなく、いくつか細かい注意点があるので
IT点呼を行うためのポイントをまとめてみました。

●機器について
IT点呼を行うためには国土交通大臣が定めた機器を使用
しなければならず、その他のものを使用した結果については
有効な点呼の結果とはみなされないので注意が必要です。

●IT点呼の実施
IT点呼の実施は、1営業日のうち連続する16時間以内と
されています。(営業所と、当該営業所の車庫との間で
IT点呼を行う場合は24時間可能です)

●IT点呼簿の保存
営業所間においてIT点呼を実施した場合には
実施された点呼記録をIT点呼実施営業所および被IT点呼
実施営業所の双方で保存する必要があります。
IT点呼簿の必要項目や保存期間などについてはこちらを
ご覧ください。

●トラックの日報・記録・台帳などなど…保存期間は何年が義務?
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-252.html

●IT点呼の申請
IT点呼を実施しようとする事業者はIT点呼に係る報告書
というものを実施予定日の原則10日前までに管轄する
運輸支局等に提出しなければならない仕組みになっていて
もしGマークを取得している事業所でも報告書の提出が
ない場合はIT点呼が有効とみなされないので注意が
必要です。
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