キャブとキャビンとキャノピ…違いって何?

重機のキャブ、キャビン、キャノピ…それぞれの違いは?

重機が事故で逆さまに
 重機のほかにトラックなどでも使われているキャブやキャビン。
ところで、この手のものはキャブ、キャノピ、キャビンといろいろな
種類の似たような名前がありますが、こういうことは普段あまり
意識して使わないだけに良くわからないことが多いですよね。
 ということで今回は、トラックのコクピットにはどんな種類があって
どんな違いがあるのかを
詳しく調べてみました。
キャブとキャビンとキャノピの違い

【キャノピとは?】
ぬりかべ  キャノピ(キャノピー)は天蓋や"ひさし"といった意味があって
重機などの建設機械に付いているものの場合は金属製の板などで
オペレータの真上が保護されているタイプを指すことが多いです。
 キャノピは、真上から降ってくる落下物などからオペレータを
保護することができるほか日よけにもなるので快適性と安全性が
確保される
という優れものです。

 キャノピは安全性はキャビンには劣るものの、安価に制作することが
できるというメリットがあります。
 鉱山など危険度が高い現場では安全面で心もとないですが
ちょっとした作業現場などではキャノピでも十分という場合も多いです。

●キャノピ
キャノピ

【キャビンとは?】
ヘーベルハウス  キャビンとは、小屋という意味があって、主に自動車の室内を
表すことが多いですが重機などの建設機械に付いているものの場合は
四方が密閉された形でオペレータが保護されているタイプを指すことが
多いです。
 キャビンは、自動車の運転席のような形になっているので全方向から
オペレータを保護することができるほか雪や雨など天候の影響も受けず
常に100%の作業効率
で稼働できるほかクーラーなどもついているので
オペレータの快適度もさらに向上しています。

 安全性はピカイチで、その性能は重機ごと坂を転げ落ちても無傷で
済んだというケースも珍しくないくらいです。
 その反面、たくさん材料が必要だったり密閉されているので空調が
必要だったりとキャノピよりも高額になりがちです。
 リスクの高い重ダンプなど超大型重機が稼働しているところ向き。

●キャビン
キャビン

【キャブとは?】
 キャブとは、キャビンの略称のことで基本的にはキャビンと同じ
ものを表しています。
 同じく自動車関連の用語でキャブという略称のあるキャブレター
と呼ばれる装置とは全く違うものなので注意が必要です。

キャブ・キャビン・キャノピについて

【運転席を覆う構造】
内部構造  そもそも、キャビンやキャノピのように運転席の上下左右に板が
付いている構造は何のために装着されているかというと、実はこれは
オペレータを保護する目的で付けられています。
 というのも、建設現場などは公道と違って危険な要素がたくさん
含まれていて「不意な落石」、「車両の転倒」、「機械同士の衝突」
などなど挙げていたらきりがないくらいです。

 そういった状況で重機オペレータがむき身のままシートに座って
いるのはあまりに危険だ…ということでキャブやキャビンやキャノピ
といったものが考案され装着されているわけです。

【豆知識】
 ちなみに、これらの覆いは実際どのくらいの強度があるのかというと
見た目以上に頑丈にできていて、マンションの3階くらいの高さから
巨大な冷凍マグロを丸ごと1つ放り投げても、その程度では表面が凹みも
しなかったりとなかなか高性能です。

安全性の基準など

【ROPS/FOPS】
ROPS/FOPS  キャブ/キャノピの安全性はROPSやFOPSといった安全基準を満たす
ものが多く、建設機械運転員の頭上への落下物に対してきちんと
オペレータを保護するできる性能を持っています。
 FOPSやROPSの性能試験では、何100kgにもなる重りを高い位置から
落下させたりして強度を確認するようです。
おすすめ記事
関連記事


Comment

「マンションの3階から冷凍マグロ」が、あまりにも無さすぎるシチュエーション。
  • 2016/04/22 15:54
  • -
Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Copyright © 行列のできるトラック相談所 All Rights Reserved.