不正軽油で脱税!摘発された時の罰則は?

不正石油に対する罰則のまとめ

 石油価格高騰に伴い、軽油を一円でも安く手に入れるのに奔走する
運送業界関係者も少なくないのではないでしょうか?

 そのせいか、最近軽油を不正に製造している人が後を絶ちません。
もちろん、軽油を不正に製造すること自体が犯罪ですし、それを使うことで
トラック自体にもダメージが及んでしまいます。

 そこで今回は軽油密造における罪の問われ方をまとめてみました。
不正軽油って何?

【不正軽油とは】
ベトベター  不正軽油とは、正規に輸入したものではなく、灯油や重油を軽油に混ぜたり、
灯油と重油を混ぜて軽油に近い性質にしたもの
のことをいいます。

 その製造方法は様々で、知識さえあれば誰でも作れてしまいそうなものから、
専門の施設を必要とする大掛かりなものまでと様々です。




不正軽油を製造するとどんな罪に問われるの?

【ケース1:製造したとき】
罪  それでは、軽油を密造するとどういった罪に問われるのでしょうか。
実は科せられる罪は一つだけでなく、行為それぞれに対し問われます。

 まずは「製造したとき」に限ってみると、以下の罪に科せられます。

■ 地方税法違反
  製造→10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金
    (製造した法人には3億円以下の罰金)
  貯蔵→3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、または併科

■ 脱税
  →10年以下の懲役又は1,000万円以下
  (脱税額が1,000万円を超える場合は,脱税額相当の罰金)


【ケース2:販売したとき】
 次は、販売した場合をみてみましょう。
作るのに飽きたらず、販売した場合は以下の罪に問われます。
 
■ 地方税法違反
  販売→3年以下の懲役もししくは300万円以下の罰金または併科

■ 詐欺罪
  →懲役10年


【ケース3:使用したとき】
 さて、実際に不正石油を使った場合の罰則をみていきましょう。
不正軽油の使用は以下の刑罰に問われます。

■ 道路交通法
  →3ヶ月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金



不正軽油を使ったら、トラックへの影響はあるの?

【不正軽油がトラックに与える影響について】
影響  ここまで、刑罰について触れましたが、ばれなきゃいいか、
と思ってしまう方が残念ながらいるかもしれません。
確かに、不正軽油でも動くことは動きます。
ただ、軽油と不正軽油では燃焼時の温度などが変わるため、
以下の様な弊害をトラックへ与えてしまう可能性が高くなります。

●ノッキングなどエンジントラブルが生じやすい
●エンジンの寿命を縮める
●排気ガスも有害になる
●燃費が悪くなった
●馬力が落ちた

 不正軽油とは知らず安いから買ってしまうと、こういった損害を受ける
可能性が非常に高くなってしまいます。
また、中古で買取に出す際の審査にも大きく影響を与えてしまいますし、
多少高くとも正規品を買ったほうが賢明といえるのではないでしょうか?

 ちなみに、不正軽油に関しては以前にも取り上げてますので、
興味のある方はこちらも参考になさってみてください。

○不正軽油の検査・判別方法について
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-246.html

○トラックに灯油や重油を入れて走るとどうなるの?
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-297.html
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