トラックのタイヤ交換の方法を教えて!(ISO規定編)

手順解説や動画などのまとめ

 タイヤが消耗品であるがゆえ、いつかは交換しなければなりません。
とはいえ、整備店に持っていくと有料。もし自分でできればコストの
削減になりますね。

 そこで今回は、タイヤ交換の方法(ISO規格)について
まとめてみました。

そもそも、JISとISOって何が違うんだっけ?

【JIS、ISO規定の違いについて】
ISO  さて、今回はISO規格タイヤの交換方法についてみていきましょう。
しかし、その前にJISとISOといった2種類のタイヤの違いについて
確認したいと思います。

 JISは日本の国土交通省が制定した規格に対し、ISOは世界各国で
採用されている基準のことですね。

 JISとISOはそれぞれ作りが違うので、事前に自分のトラックがどちらの
タイヤを使っているかを確認しましょう。
また、無理矢理装着させてしまうと、部品の破損や脱輪などの事故につながり
ますので、交換前の確認を怠ってはいけませんよ。

 また、JISとISOの違いについて、詳しく知りたい方は、
下記の記事を御覧ください。

○JIS方式とISO方式・トラックのホイールの違い
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-169.html


どんな道具が必要なの?

【必要な道具について】
工具  まずは準備段階について確認しましょう。
トラックのタイヤ交換で必要な道具は以下のとおりです。

■鉄パイプ
■タイヤレンチ
■車止め用ストッパー
■ジャッキ
■替えのタイヤ

 なお、作業は動きやすく汚れてもいい服でおこなってくださいね。


タイヤ交換の手順を教えて!(外側タイヤ編)

【1.車両が動かないよう輪止め】
手順1  交換するタイヤの反対側のタイヤを止めます。
確実にタイヤに接しているかを確認することを忘れずに。


【2.スペアタイヤをおろす】
手順2  このとき、床の下にパイプを入れておくと外に出しやすい
ので楽です。その後専用の工具を使用し、覗き窓を除きながら、
スペアタイヤの収納してある箇所の穴に差し込みます。
回す方向はトラックの機体に締める・緩める方向が書いて
あるので、確認しましょう。

【3.ホイールナットを緩める】
手順3  ISOの場合は左方向に力を入れ、外すまで緩めるのではなく、
レンチが90度回転する程度にとどめます。


【4.車体をあげる】
手順4  ジャッキを手で上げていき、上部が車体に接したらレンチを
使用します。タイヤが1、2cmほど浮き、手で回る状態に
なるまで上げてください。

【5.再びナットで緩める】
手順5  手で緩められるほど緩んだら、レンチを使わず手でナットを
外してください。
すべて外したら、タイヤを取り外します。


【6.新しいタイヤを入れ込む】
手順6  新しいタイヤを入れ込んだらナットを手ではめていきましょう。
ISOの場合は右巻きで締めてください。このとき、締める箇所が
対角線上になるようにしていきましょう。ぐらつかない程度まで
閉まったらレンチを使用します。完全には固めず、レンチを90度
回転させる程度に固定させてください。

【7.ジャッキを下ろしていく】
手順7 急におろすのではなくゆっくりと下ろしていくことが大切です。


【8.ナットの本締めをおこなう】
手順8  ジャッキをゆっくり下ろし、ナットの本締めをおこないます。
レンチに足で全体重をかけ、しっかりと固定させ、対角線上に
なるような順番で締めていきましょう。

【動画】
動画でみたいかたはこちらを御覧ください。


タイヤ交換の手順を教えて!(内側タイヤ編)

【1.内側のタイヤをレンチを使って外す】
手順1  1~3までは外側タイヤと同様におこないます。
外側のタイヤがとれたら、そのまま内側タイヤを外します。

【2.内側のタイヤを入れ込む】
手順2  パイプをタイヤの下に入れ込み、てこの原理を使って、
車体中央に近づけ溝を合わせるようにし入れ込みます。


【3.外側のタイヤをはめる】
手順3  バルブの位置を確認し、内側のタイヤが上にバルブがあったら、
外側は下にバルブが来るようにして入れ込んでいきます。

【4.ナットをはめる】
手順4  ナットを対角線上に手ではめます。ぐらつかない程度まで
閉まったら、レンチを使用し、完全には固めず、レンチを
90度回転させる程度に固定させましょう。


【5.ナットの本締めをおこなう】
手順5  ジャッキをゆっくり下ろし、ナットの本締めをおこないます。
レンチに足で全体重をかけ、しっかりと固定させ、対角線上に
なるような順番で締めていきましょう。


【動画】
前述の動画と同じものですが、4:30から内側のタイヤの
交換方法について解説しています。



交換のときは何に気をつければいい?

【タイヤ交換の注意点について】
タイヤ2  タイヤを取り付ける際は必ず規定の値の締付けトルク
おこなってください。なかには、緩いのは厳禁で固いくらいが
ちょうどいいと思い、固く締め付ける方がいるかもしれませんが、
過度な締め付けはボルトの破損につながり、大変危険です。

 また、車道で交換をする際にはカラーコーンなどの目印と
なるものを置き、後続の車が追突しないよう
務めましょう。

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