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【爆発の危険も】ポリタンクにガソリンを入れるのは違法って知ってた?

ガソリンをポリタンクに入れてはいけないの?

 車以外にも、自家発電機や草刈機トラクター、チェーンソー
などを動かすのに必要なガソリン。

 逐一必要な分だけ、ガソリンスタンドに行くのも面倒で、家にある
ポリタンクにでも入れておこうかな…と考えたことのある人も多いでしょう。

 しかし、ガソリンは非常に危険な液体で、ポリタンクに入れるなど
言語道断。そこで今回は、後を絶たないガソリン発火事故を防ぐためにも
ポリタンクで保管した際のガソリンの危険性についてまとめてみました。


えっ…ガソリンをポリタンクに入れておくのは違法なの?

【ガソリンを入れる容器に関する消防法】
危険  ガソリンの容器に関しては消防法により定められています。

消防法
第16条 危険物の運搬は、その容器、積載方法及び運搬方法について政令で定める技術上の基準に従ってこれをしなければならない。
危険物の規制に関する政令 (運搬容器)
第28条 法第16条の規定による危険物を運搬するための容器(以下「運搬容器」という。)の技術上の基準は、次のとおりとする。
1 運搬容器の材質は、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラスその他総務省令で定めるものであること。

 と、鉄板やアルミニウム板などの金属容器である必要があり、
ポリタンクでの運搬は認められていません。



ガソリンをポリタンクで運ぶと何が危険なの?

【1.なにが起きるの?】
ガソリン引火  ガソリンをポリタンクに入れた場合、以下の現象が
起こる可能性があります。

  1. ガソリンによるポリ容器の変形
    ポリ容器がガソリンによって侵され変形、もしくはガソリンが
    気化することで、ポリタンクの厚量が高くなり、膨張・破損の
    原因になります。
  2. 気化したガソリン漏れによる火災
    容器が破損するか、蓋がきちんと閉まっていないと、気化した
    ガソリンが漏れてしまいます。密室であればそれが充満して
    しまいますし、空気よりも気化したガソリンの方が重いため、
    ちょっとしたくぼみや穴にはまりやすいのも特徴。
    ライターの火やポリ容器のキャップを開けた際の静電気などにより
    引火したり、爆発火災の原因となったりします。

 ちなみに、ガソリンに引火、爆発の瞬間を収めた動画がこちら。




どうしてもガソリンを置いておきたい場合は?

【携帯缶を使いましょう】
携帯缶  どうしてもガソリンをためておきたい人は、携帯缶を使用
しましょう。

 これは、ホームセンターなどで販売されており、お値段は大体
3,000~6,000円ほど。

 ただし、使用に関してはかなり細かく注意書きが記載されて
います。それだけ危険なものを扱うという意識を持ち、正しい
使い方をこころがけてくださいね。


【2.気化ガソリンによる事故】
事故  携帯缶だから大丈夫…というわけではなく、きちんと注意を
はらわないと重大な事故を招いてしまいます。

 京都府福知山市の花火大会で起きた爆発事故で、消防は、2回の爆発はいずれも気化したガソリンへの引火で起きた可能性が高いことを明らかにしました。

 15日夜、福知山市の花火大会会場で屋台が爆発し、60人が重軽傷を負った事故では、複数の目撃証言から、露天商の男性が自家発電機にガソリンを入れようと缶のふたを開けた直後に爆発が起きたことが分かっています。消防は、ガスボンベが爆発していなかったことや炎の特徴などから、2回の爆発原因は気化したガソリンが引火した可能性が高いとみていることが分かりました。
 福知山消防署:「炎の燃え広がりと現場の使用状況からいくと、ガソリンの可能性が一番高いのではないかと」
 警察は、自らも全身やけどをして入院中の露天商の男性(38)の回復を待って詳しく事情を聴く方針です。

 この事故により、60名の重軽傷者を出し、3名の尊い命が犠牲となる事態に。
火災を起こした店で働いていた男性は、携帯缶を使ってガソリンを管理して
いましたが、それでも事故は起きてしまいました。

 このように、ガソリンは扱う際のちょっとした油断により大事故へと
繋がります。そのため、必要に応じてガソリンスタンドに出向き、その場で
給油をする手間が、安心・安全な生活の第一歩かもしれませんね。
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