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フォークリフトにおける荷崩れの原因と対策を教えて!

フォークリフトの荷崩れ事故の原因と対策のまとめ

事故
 小回りが効くうえ、運転も簡単なフォークリフト。
段ボールや一度にたくさんのパレット運搬する際には
かかせないものですよね。

 しかし、フォークリフト使用中の荷崩れによる事故は後を
絶ちません。

 そこで今回は、事故を予防するためにも、フォークリフトにおける
荷崩れの原因と対策をまとめてみました。



荷崩れはなぜ起こるの?

【1.運転方法】
急発進  フォークリフトの運転は、小回りが効くため、つい機敏な動作を
したくなりがち。しかし、荷物を載せた状態で急発進・急停車
すると、荷物に慣性の法則が働くのは避けられません。

 また、急旋回をすれば遠心力が働き、荷物が崩れてしまうのも
当たり前ですよね。



【2.無茶な積み方】
積み  フォークリフトに荷物を積む際、キャビン側から遠い位置に荷物を
乗せたり、鋼柱などの長尺物を乗せたり
して事故となるケースがあります。
また、積載量ギリギリに荷物を載せた状態でリフトアップをすることで、
重心が前に移動し、荷物が崩れることも。

 さらに、パレットの素材が鉄やプラスチックの場合、フォークの鉄と
摩擦が弱く、雨の日などは滑ってしまうといった事故もあります。

 ちなみに、実際に起こった事故の事例を知りたい方は、
厚生労働省のホームページにありますので、下記URLを見てみてください。

○厚生労働省 職場のあんぜんサイト
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_FND.aspx


対策を教えて!

【安全な運転を心がける】
安全運転  荷崩れを未然に防ぐために、最も基本なのはやはり"安全運転"。
いくら慣れているからといって、一度停止せずにパレットを積んだり、
急発進・停止をしては事故へと繋がってしまいます。
また、フォークリフトは通常の自動車よりも小回りが効く機械。
そのため、自動車の感覚でハンドルを切ってしまうと、急旋回に
繋がってしまいます。

 もうひとつ注意したいのが下り坂での運転。荷物の落下を防止する
ため、バックでの走行を心がけましょう。


【荷物の積み方】
フォークリフト  次に、荷物の積み方について確認しましょう。
荷物は運転席側から、隙間のないように積んでいきます。
また、重心がフォークの中心になるような積荷の配置を忘れずに。
基本的に長尺物を積むのはバランスが崩れやすいのでNGです。




【荷崩れ防止アイテムを使う】
ベルト  また、さらに安全なフォークリフト業務のためには、荷崩れ防止用の
アイテムを使う
のがおすすめ。

 例えば、荷物同士をくっつける接着剤や、バックレストにつける
ベルトなど。これなら、荷物を固定でき、崩落する危険性を減らせます。
貴重品の多い空港会社でも導入されているようで、その信頼性はかなりの
ものといえるでしょう。


フォークリフトで事故ってどんなのがあるの?

【フォークリフトで運搬中の事故について】
事故2  最後に、フォークリフトで荷物を運搬中に起きた事故について
みていきましょう。

 災害発生当日、最大積載荷重1.5トンのフォークリフトに、プレス加工された部品を入れたボックスパレット(荷物の保管、運搬に用いる金網等の囲いがある荷台)を4段(高さ約2.8m、重さ約1トン)に積み、工場内の通路を後ろ向きに走行していた。

 走行中、フォークリフトの後輪が通路の溝に被せてある鋼製の蓋(地面との段差約10mm)を乗り越えた衝撃で、フォークリフトが振動した。そのため、積荷のボックスパレットが右側に傾きかけた。そこで、ボックスパレットを走路上に降ろそうとフォークリフトを一旦停止させたところ、ボックスパレットだけがそのまま崩壊し、通路に面している休憩所にいた別の作業者を直撃した。

 この事故により、パレットが直撃した作業者は死亡してしまいました。
事故の原因としては、前方段差に対し減速をおこなわず乗り越えようとした
こと。また、ボックスパレットを4段積んでいたことで、安定が悪かった
ことも大きな要因でしょう。

 いくら急ぎだから・時間に負われているからといえども、上記のような悲劇を
繰り返していいはずがありません。安心・安全な走行を徹底し、無事故を心がけて
いきたいですね。


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