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土砂禁ダンプに土砂を積載したときの罰則について教えて!

土砂禁ダンプに土砂を積載した場合の罰則等まとめ

 一般的に、ダンプといえば工事現場や解体所などで土砂や
コンクリート等を運ぶ車ですね。しかし、ダンプのなかには
「土砂禁ダンプ」と呼ばれる、土砂積載を禁止されたものが
あるのはご存知でしょうか。

 別名「深ダンプ」とも言われる土砂禁ダンプですが、土砂が
禁止となると、一体何を運ぶのか、不思議ですね。そこで今回は
土砂禁ダンプについてまとめてみました。


土砂禁ダンプって何?

【土砂禁ダンプとは】
土砂禁2  土砂禁ダンプとは、「土砂等運搬禁止車両」の通称で、「土砂を
積んではいけないダンプ」を表します。一般的にダンプというと、
砂利やがれき、コンクリートなどを運ぶイメージが強いため、少し
不思議な響きがするこの言葉。一体なぜそんなものが生まれたの
でしょうか?

 例えば、清掃業者などが使用するダンプは、軽量ながらかさばる
ものが多く、少ない量しか運べないという問題を抱えていました。
そこで誕生したのが、荷台のあおりを高くしたダンプ、つまり「土砂禁
ダンプ」です。煽りが高くなった分、ペットボトルなどの軽量で
かさばるものも大量に積める
ようになったのですが、土砂は
重量があるため、いっぱいに入れると簡単に過積載となってしまいます。

 そこで、過積載とならないために、「煽りを高くしたダンプには
土砂を積んではいけません」と定めたため、「土砂禁ダンプ」と
なったわけですね。


土砂禁ダンプに、過積載にならない量の砂利を積んだらどうなるの?

【土砂禁ダンプに土砂積載は可か不可か】
土砂禁3  過積載を防ぐために土砂が禁止となったならば、過積載にならない量ならば
乗せてもいいんじゃないか、という疑問を抱く人も少なくないでしょう。

 確かに、土砂禁ダンプの誕生した由来を考えると、規定量を乗せる分には
問題ないような気もしますが、残念ながら違法です。

 そもそも、ダンプなどで土砂を運搬する際には、国土交通大臣に対して
届出が必要
なので、無許可でおこなうことはできません。また、深ダンプ、
いわゆる「土砂禁」の状態にしては、許可がおりるはずもありません。

ダンプ規制法(第3条・第4条)
車両総重量8t以上または最大積載量5t以上のダンプトラック等(以下「大型ダンプトラック」という。)の使用者は、国土交通大臣に申請して表示番号の指定を受け、その番号等を車両の荷台の両側面と後面に見やすいように表示することが義務付けられている。


土砂禁ダンプに、土砂を積んだ場合はどうなるの?

【土砂積載に関しての罰則について】
禁止  過積載にならない量でも違法となることがわかりましたが、
罰則などはあるのでしょうか?

 国土交通省によると、再三の忠告にも聞かない場合は、整備命令
(構造を変更し車検を受け、登録番号を荷台に記載すること)が
下され
ます。

 また、それでも聞かない場合は以下の法律が適応されます。

土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法

第20条 次の各号の一に該当する者は、3万円以下の罰金に処する。
1.第4条の規定に違反して、表示をせず、又は虚偽の表示をした者
2.第9条第1項の規定による命令に違反した者
3.第9条第3項の規定に違反した者

第21条 次の各号の一に該当する者は、1万円以下の罰金に処する。
1.第6条の規定に違反した者
2.第16条第1項の規定による報告を求められて、報告をせず、又は虚偽の報告をした者
3.第16条第2項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又は同項の規定による質問に対して陳述をせず、若しくは虚偽の陳述をした者


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