なぜトラックドライバーの求人には人が集まらないの?

求人募集をする際に人が集まるコツについて

 年々、ドライバーの高齢化が嘆かれている物流業界。
求人募集を出しても、応募数自体が少なく、会社によっては
50代でも「若い人」とされることも。

 もちろん、求人に応募してくれるのはありがたいことですが、
会社の求めている人材が集まらないならば、徒労に終わってしまい
ます。しかし、求人への応募数が増えれば、自ずと様々な年齢の
求職者が来るでしょう。そこで今回は、求人を募集する際のコツ
についてまとめてみました。
ドライバー求人を出しても人が来ないのはなぜ?

【求人に人が来ない原因について】
イメージ  「休日・残業、福利厚生は無し」「取引先の立場が強く、無茶ぶりも
引き受け無くてはならない」「理不尽なことばかり言われる」
……このようなイメージのある会社では、求人募集が不人気なのも
当然でしょう。

では、トラックドライバーという仕事は、人々にどういったイメージを
抱かれているのでしょう。

 毎日コミュニケーションズが2012年に実施した「業界イメージ調査」
では以下のような結果となりました。

■ 鉄道・航空・運輸・物流業界のマイナスイメージ

  • 休日・休暇……17.5%
  • 業界状況業界状況……14.4%
  • 将来性……10.3%

 と、イメージがあまりよくありません。さらに、トラック運転手に
必須の「中型免許の取得」も問題となっています。在学中に普通自動車
免許を取得し、学校卒業後にトラックドライバーの求人に応募しても、
中型・大型免許がなくては運転する車がありません。

 つまり、若年層にとっては、敷居の高い業種となってしまっている
のが、トラックドライバーという仕事が不人気である理由の一つ
なのでしょう。


特に注意するべきスポットはある?

【求人ページに記載すべき内容について】
パソコンを見る人  あまり良いイメージを持たれていないのが現状ならば、
どのようにして、それらを改善していけば良いのでしょう。

 とある経営コンサルタントは、求人を募集する際に
以下のポイントを明記すべきだと話します。

  • 「会社が分かる:会社概要、車両・倉庫・設備紹介」
  • 「社長が分かる:社長挨拶、トップメッセージ、求める人材像」
  • 「社員が分かる:先輩社員メッセージ、スタッフの1日」
  • 「社風が分かる:社員・スタッフ紹介、社内イベント」
  • 「仕事が分かる:業務内容紹介、応募要項、キャリアプラン」

 上記のような情報を提示することで、求職者はその会社の具体的な
イメージが湧きます
。もし、こういった情報がないと"よくわからない会社"
として、敬遠されてしまう、ということですね。


他社との差別化を図る企業例

【託児所の完備】
赤ちゃん  求人募集に成功している企業のなかには、
独自性のある福利厚生や、待遇の優遇を進めている
会社もあります。

新東海(名古屋市中区)など低温食品輸送をメーンに手がけるグループエスカラデー(片山恭伸統括本部長)では6月、自社ビルの1階部分に託児所「ひまわり」を開設した。午前8時から午後8時までの間、保育士3人体制で社員の子どもを預かる。

「人材不足で困っていると言うが、雇用する側は努力をしているのか? という疑問があった」と話す片山統括本部長は、2年前の社員寮建設に引き続き、育児と仕事の両立を図る〝サポート部隊〟として託児所の開設に踏み切った。当面は自社グループの社員やドライバーに安心して仕事をしてもらうことを目的とするが、園長の善福愛梨さんは「シングルマザーやシングルファーザー、夫婦共働き世帯など、ドライバーとして働くことができなかった求職者の方にも、ぜひ判断材料にしてほしい」と将来の展望を話す。

 この会社では、育児により長時間家を空けられなかった層を
ターゲットに、託児所を設けることで、求職者へのアプローチ
に成功
しました。


【資格取得費用負担&シャワー室完備】
勉強  また、資格取得のための費用を負担する会社も登場
しています。

「ドライバーのことを常に考え、喜ばせてあげなければ人材は確保できない」。こう語るのは栄光陸運(愛知県碧南市)の鈴木栄子社長だ。同社はバブル崩壊後に設立し、今年で創業20周年を迎えた。「景気が後退する中で成長できたのは従業員のおかげ」と感謝する。採用後、少なくとも1年間は同社で働くことを条件に、玉がけやフォークリフトなど3種類の資格を、費用は会社負担で取得させている。ドライバーの専門知識と意識の向上につなげるための投資だという。

 また、このほど、本社横にヒノキでつくったシャワー室を設置した。「汗をかいて帰ってきたドライバーに、少しでもサッパリして疲れを取ってほしいと思いついた」。同社従業員であれば24時間無料で利用でき、洗濯機も完備。「仕事をしやすい環境をつくるのは経営者の義務」と言い切る鈴木社長。従業員の定着率は高いという。

 若年層は金銭的に余裕のない人も多く、こういった制度は
自分のキャリアアップに繋るためポテンシャルも上昇するのでは
ないでしょうか。


【歩合制から時給制へ給与形態の見直し】
貯金箱
 一方、「最近、女性や他業種から転職してくる中高年者が増えた」と語るのは中田商事(同)の中田純一社長だ。同社では3年前に給与体系を歩合給制からデジタコと人事考課を基準とした時間給制に移行。自分の力で増やせる給与から安定的に支給される給与へと移行させたことで、採用の間口が広くなったという。

 「土日だけ仕事をしたいという女性や、年金をもらっているので一日数時間の勤務でいいというシルバーもいる。こうした需要は時間給だからこそ採り入れることができた。おかげで10代?60代が働いている」と中田社長。これからもスキルとライフスタイルにあった雇用を進めていく方針だ。

 今までの歩合制度では、「土日だけ働きたい」「一日数時間だけ働きたい」
といった要望に応えるのはほぼ不可能でした。しかし、制度の変更により
そういった求職者たちのニーズとマッチ
し、求人への応募者が
増加したそうです。
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Comment

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  • 2013/09/18 11:34
  • -
Re: いつもありがとうございます!
コメントありがとうございます!
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ぜひ申請よろしくお願いします。
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  • 2013/09/19 10:15
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