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バッテリー液の補充方法について教えて!

バッテリー液を補充する方法や注意点などまとめ

 全日本トラック協会が定める日常点検の項目にも
組み込まれている「バッテリー液の残量点検」。毎日点検する
必要があるくらいですから、重要なものだとはわかりますが、
もしバッテリ液が減っていたら、どうすればよいのでしょう。

 そこで今回は、バッテリー液の補充方法などについて
まとめてみました。


バッテリー液についておさらい

【バッテリー液が減る理由は?】
バッテリーの仕組み  バッテリー液の補充方法について見る前に、まずは「なぜバッテリー液が
減ってしまうのか」ということを確認しましょう。

 バッテリー液は蒸留水と硫酸を混ぜあわせた希硫酸という成分であり、
充電と放電を繰り返しているうちに、化学反応が発生します。それにより
バッテリー液は酸素と水素の気体となり蒸発してしまうことが原因です。

 さらに、自然に蒸発してしまう場合もあるため、バッテリー液が
減ってしまうのは、ある種の宿命とも言えるでしょう。


【バッテリー液が減ると何が起こるの?】
爆発  では、なぜメーカーや協会などは、口をすっぱくして
「バッテリー液の残量を点検しなさい」というのでしょうか。

 バッテリー液が規定量よりも少ない状態で使っていると、
金属部分が露出し、劣化が進みます。また、液が無い分、
バッテリー内には気化した水素や酸素が貯まります。
金属片には電気が溜まっているため、何かの拍子でスパーク
(火花)が発生した際、バッテリー内のガスに引火、爆発
引き起こしてしまいます。


バッテリー液はどうやって補充すればいいの?

【残量の確認方法について】
残量  さて、補水の仕方を見る前に、バッテリー液の残量はどうやってみれば
いいのかを確認していきましょう。バッテリー容器には、「LOWER LEVEL
(下限の線)」と「UPPER LEVEL(上限の線)」があり、残量はその間

でなければいけません。バッテリー容器が半透明のものならば、横から
見ればすぐに解りますが、透明でない場合は反対側から懐中電灯など
で照らしてみましょう。影になって残量がわかります。

 また、手が届かない・懐中電灯が見当たらない場合は、キャップを取り、
厚紙や割り箸などを内部に入れて、どの深さまで濡れているかを見る
という方法もあります。


【補充の仕方は?】
補充  さて、残量の確認方法がわかったところで、いよいよ、補充方法
ついてみていきましょう。

 バッテリー液の補充は難しいものではなく、次のような手順で
おこないます。また、バッテリー液が目に入ると危険なので、
サングラスやメガネなど、目を保護できるものをかけておくと
安心です。

  1. キャップを外す
    指で上面にあるキャップをつまみ、取り外します。もし指でつまめない場合は、マイナスドライバーや硬貨を使用すると良いでしょう。ものすごく硬くてびくともしない場合は、硬貨をペンチで挟みながら回すと緩められます。
  2. 液を入れる
    バッテリー上部には、6つほど補充する場所があるので、すべて「UPPER LEVEL」まで補充します。入れすぎてしまうと、溢れだして周辺金属の劣化や火災の原因となるので気をつけてください。

 また、「UPPER LEVEL」がわからない場合は注水口から中を覗き、
中の金属板の見え方で判断してください。虫眼鏡で見たように、少し
歪んでいる場合はOKです。歪まずにまっすぐであれば、ちょっと少ない
ので、慎重に注ぎ足してください。

※イメージ図
残量の確認


液を補充しているときに注意することは?

【水道水の代用や火気について】
火気厳禁  バッテリー液を補充する際は、火気厳禁です。引火・爆発を引き起こすので、
絶対にタバコなどの吸いながらおこなわないでください。また、金属工具が
接触すると火花がおきます
ので、注意してください。

 ちなみに、巷では「水道水を入れてもいいの?」という疑問を抱いている方も
多いようですが、水道水には不純物が入っているため、バッテリー液の代用には
適していません。さらに、水道水を入れるとバッテリーの性能が低下する
可能性があります。それでも入れるならば、あくまで「自己責任」ですが、
やはりオススメはできません。
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