【米袋、ダンボールetc】パレットの荷崩れしない積み方が知りたい
荷積みにはどんな種類があるの?

【パレットの荷積みパターン】
パレットは、2段3段と重ねて使うことができて非常に便利ですが
積めば積むほどバランスが取れなくなってくるので、高く積むためには
荷物によって適切な積み方を使い分ける必要が出てきます。
早速、以下の代表的な手法を確認していきましょう。
積めば積むほどバランスが取れなくなってくるので、高く積むためには
荷物によって適切な積み方を使い分ける必要が出てきます。
早速、以下の代表的な手法を確認していきましょう。
【ブロック積み】
主にブロック積みが使われる積荷
- ダンボール
ブロック積みは、レンガやコンクリートブロックで塀を作る時のように
すべて同一の方向に並べ、各段の配列も同じにして積み上げる方法です。
これは、最も単純で簡単な方法ですが、前後左右の揺れによる荷崩れを
起こしやすいので、積み上げた後はベルトでしっかり固定しましょう。
すべて同一の方向に並べ、各段の配列も同じにして積み上げる方法です。
これは、最も単純で簡単な方法ですが、前後左右の揺れによる荷崩れを
起こしやすいので、積み上げた後はベルトでしっかり固定しましょう。
ブロック積みの格段

【交互列積み】
主に交互列積みが使われる積荷
- ダンボール
- 米俵・飼料などの袋詰貨物
- レンガ・石材
交互列積みは、各段ごとに荷物をすべて同じ方向に積み上げる方法です。
奇数段と偶数段で90度回転させるところが特徴で、メリットとして
積み方が簡単、荷物を積んだ際のベルトが締めやすい、重量が荷台に
均一にかかる、といった点が挙げられます。
荷崩れも起こしにくいので、積み付けでは良く使われています。
奇数段と偶数段で90度回転させるところが特徴で、メリットとして
積み方が簡単、荷物を積んだ際のベルトが締めやすい、重量が荷台に
均一にかかる、といった点が挙げられます。
荷崩れも起こしにくいので、積み付けでは良く使われています。
交互積みの格段

【レンガ積み】
主にレンガ積みが使われる積荷
- ダンボール
- 米俵・飼料などの袋詰貨物
レンガ積みは、1つの段で荷物を縦横方向に向きを変えて積む方法です。
各段の配列は同じですが、段を重ねるごとに向きを180度変えて
積み上げるのが特徴です。
レンガ積みは、荷崩れを防止する効果が高いだけでなく、検品の際に
商品が見やすいということで、倉庫へ納品する際の基本の積み方と
なっているので、ぜひ覚えておきたい方法の1つです。
各段の配列は同じですが、段を重ねるごとに向きを180度変えて
積み上げるのが特徴です。
レンガ積みは、荷崩れを防止する効果が高いだけでなく、検品の際に
商品が見やすいということで、倉庫へ納品する際の基本の積み方と
なっているので、ぜひ覚えておきたい方法の1つです。
レンガ積みの格段

【スプリット積み】
主にスプリット積みが使われる積荷
- 形が違うダンボール
スプリット積みは、形状の異なるダンボール箱をレンガ積みした際に
相互間に隙間ができる積み方です。
レンガ積み同様に荷崩れしにくく、積み方も簡単。ラップ巻きや
バンド締めもやりやすいことから倉庫や運輸作業の現場でよく
用いられます。
相互間に隙間ができる積み方です。
レンガ積み同様に荷崩れしにくく、積み方も簡単。ラップ巻きや
バンド締めもやりやすいことから倉庫や運輸作業の現場でよく
用いられます。
※スプリット積みの格段

【ピンホイール積み】
主にピンホイール積みが使われる積荷
- ダンボール
- 米俵・飼料などの袋詰貨物
ピンホイール積みは、荷物の縦横を風車形に組み合わせつつ中央に
空間を設けて配列する方法で、別名"風車形積み付け"とも言われています。
段ごとに向きを180度変えながら積み上げて行くので、軽量で長方形の
荷物を正方形のパレットに積む際によく使われる積み方です。
空間を設けて配列する方法で、別名"風車形積み付け"とも言われています。
段ごとに向きを180度変えながら積み上げて行くので、軽量で長方形の
荷物を正方形のパレットに積む際によく使われる積み方です。
※ピンホイール積みの格段

トラックに載るパレット数って何枚まで?

【トラックに積載可能なパレット枚数】
これは余談になりますが、「荷積みが終わったパレットは
トラックに何枚まで積載できるのか?」という声も良く聞きます。
パレットの寸法をJISによって規格化された1,100mm×1,100mmの
ものとすると、4tトラックと10tトラックの場合では以下のようになります。
(※トラックの荷台寸法は車種毎に異なるのであくまで参考程度ですが…)
トラックに何枚まで積載できるのか?」という声も良く聞きます。
パレットの寸法をJISによって規格化された1,100mm×1,100mmの
ものとすると、4tトラックと10tトラックの場合では以下のようになります。
(※トラックの荷台寸法は車種毎に異なるのであくまで参考程度ですが…)
【4tトラックの場合】
標準幅の4tトラックだと、荷台長が6,200mm、荷台幅が2,150mm
という規格が多く、この幅では二列に並列して積むことが出来ません。
なので、積載の限度は5枚までになります。
荷幅がワイドタイプであれば、並列した抱き合わせも可能なので
事前に確認しておくと良いでしょう。
という規格が多く、この幅では二列に並列して積むことが出来ません。
なので、積載の限度は5枚までになります。
荷幅がワイドタイプであれば、並列した抱き合わせも可能なので
事前に確認しておくと良いでしょう。
※4t車へのパレット積込み例

【10tトラックの場合】
標準幅の10tトラックだと、荷台長が9,600mm、荷台幅が2,400mm
という規格が多く、おおよそ16枚は積むことが可能です。
という規格が多く、おおよそ16枚は積むことが可能です。
※10t車へのパレット積込み例
