トラックや大型車で左折するときのコツと注意点

左折は安全確認が大事!

 トラックや大型車の事故要因でもっとも多いとされる「左折」。

 過去に大型トラックの左折事故は社会問題にもなり、
左折巻き込み防止装置対策などの車両安全対策が施されましたが、
左折時の事故は未だ多数発生しているのが現状です。

 ということで今回は、そういった事故を引き起こさないためにも、
トラックや大型車が左折する時のコツについてまとめてみました。
トラックや大型車の左折のコツ

安全第一
【事故防止のための安全対策】
 トラックや大型車を運転する場合、左右のミラーの死角が多く、
周囲の状況を確認しにくい
ため、事故が多発しています。
そのため、徹底した安全対策が必要です。

 安全対策
  1. ミラー・補助ミラーの確認
  2. 助手席ドアを透明ガラスにする
  3. 助手をつけ、安全確認をさせる
  4. 自動音声アラームの装着

 トラックや大型車の4つのミラー配置
ミラー

 左折するときの注意点は…
  • 対向車との距離感の確認
  • 左折先の歩行者・自転車の確認
  • 左折先の道路幅の確認
  • 内輪差の確認(巻き込み)
  • オーバーハングの確認

といった感じです。

内輪差
【左折時は内輪差に注意!】
 左折時のほとんどの事故原因は内輪差にあります。

 内輪差とは、カーブした時に前輪の軌道と後輪の軌道の間に生じる差のことで、
大型トラックの場合は、この内輪差が乗用車の3倍近くあるので、
巻き込み事故を起こしてしまう可能性も高くなっています。

 内輪差は車両によって異なるので、運転する車両はどれくらいの内輪差が
あるのか計算しておく必要があります。

 基本的に内輪差を計算するには…
  • ホイールベースの長さ
  • トレッドの長さ(車幅)
  • ハンドルの切れ角

といった、3つの数値を用います。

 しかし、これらの数値を把握している人も少なく、計算式も複雑なので、
目安として以下の計算方法でやってみてください。

内輪差=ホイールベース÷3

 例えば、プロフィア(SH系 SH1EDAG)だとホイールベースは3180mmです。
この数字を先ほどの計算式に当てはめるてみます。

1060=3180÷3

 つまり、日野・プロフィアの内輪差は1060mmとなります。

 この式で求めてもらえれば分かると思いますが、乗用車と比べると
かなりの差があります。

 この内輪差を把握した上で、ハンドルを切り始めるタイミングを
見計らう事で、スムーズに左折する事ができます。

オーバーハング
【オーバーハングとは?】
 さて、確認項目にオーバーハングという言葉ありましたが、
このオーバーハングは右折時にも重要なことです。

 オーバーハングとは、タイヤからはみ出した車体の部分のことです。

 このオーバーハングの長い車両だと、右左折時にオーバーハング部分が
反対車線にはみ出すので、後方から追突されてしまったり、対向車に
ぶつけてしまう危険性がありますので、特に注意が必要です。

オーバーハング

 内輪差も大事ですが、気を取られすぎずに、反対側のミラーも良く
見るようにしましょう。

 左折時は、左折前になるべく左側によっておくことで、オーバーハングを
防ぐことができます。

 また、右折時は交差点の中央まで進まず、徐々にハンドルを切ることで、
オーバーハングを防ぐことができます。


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