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慣らし運転の適性距離やその効果って?

慣らし運転の必要性とは

 新車や新古車を、一定の距離・期間を置いて様子を見る慣らし運転。

 最近では、最新の車に慣らし運転は必要ないんじゃないか、という
声も聞きかれます。
 ですが、絶対は存在しないと言われている世の中、安全のために
知識を取り入れていても損はないはずです…。

 そこで今回は、慣らし運転に必要な距離やその効果について
まとめてみました。


慣らし運転ってなに?

慣らし運転をするレーシングトラック
【慣らし運転とは】
 そもそも、慣らし運転とはどういった運転の仕方を指すのでしょうか?

 一般的に、自動車に限らず機械や装置類において使用開始直後は故障が
起きやすく、時間の経過とともに安定した状態になっていくと言われて
います。

 自動車においては、もちろん出荷前には厳しい検査行われているわけ
ですが、実際に走行させて熱変化や振動などに曝されると、各部品や
部品相互間の干渉、組み立て時に締めたネジが緩むなどの発生する確率が
高くなっています。
 そのため、各自動車メーカーは新車販売から一定の距離や期間に達する
前に、点検整備を無料で行なってくれるところが多くなっています。

 つまり慣らし運転とは、これらのトラブルを少しでも減らすために時間の
経過や一定の走行距離に達するまでは、急に負荷をかける様な無理な運転を
しない事
を指します。

 では、次の項目で具体的にどんな慣らし運転の方法があるのか確認して
いきましょう。


慣らし運転の期間や距離って?

果てしなく長い道
【慣らし運転の方法とは】
 では、具体的には何をすると慣らし運転とされるのでしょうか?

 実は、慣らし運転には低回転で慣らすことを前提に数通りの方法が
存在するため、明確にこれが正解というものは存在しないんです。

 そのため、ここでは数通りある定説のいくつかをピックアップして
まとめてみました。

  • 一定速度で走行し慣らす
  • 加減速を混ぜて慣らす
  • 低回転のみで慣らす
  • 時には高回転で回して慣らす

 などの説があり、具体的には以下の走行距離に対する最高回転数が
良いとされています。

走行距離

~500km
~1000km
~1500km
~2000km
エンジン回転数

2500rpm
3500rpm
4500rpm
5500rpm
注意事項

運転に急と付く操作を避けましょう。(急ブレーキなど)
エンジンオイルとオイルフィルターの交換目安時期です。
高速道路などで回転数を意識的に上げてみましょう。
ここで一通りの慣らし運転は終了です。

 この様に、走行距離に応じたエンジンの回転数を調整する事により
慣らし運転とされています。
 また、日常で長距離を走行することが少ない場合は、購入してからの
期間で判断することもでき、1ヶ月~3ヶ月の経過を慣らしの目安とする
事もあるようです。


慣らし運転の効果って?

故障箇所のチェック
【慣らし運転のメリット】
 最後に、この慣らし運転をすることにより、どんな効果が得られるのか
気になりますよね。

そこで、以下に効果一覧としてまとめてみたので確認してみましょう。
  • ねじの緩み判断
    締め付け力が持続することで、新品のボルトがわずかに伸びることがあるため、ネジの緩みを確認でき増し締めすることでより、しっかりと組み立てることが出来る。

  • 嵌めあいの補正判断
    各所部品が、実際の使用による振動を加わえることで取り付け個所が緩む事があるため、増し締めや付け直すことでよりしっかり組み立てることができる。

  • 電気配線のチェック
    端子やコネクタがきちんと接続されていても、実際の使用による振動を加わえることで接触不良を起こすことがあるため、きちんと配線を直すことができる。

  • オイルリークの発見
    エンジンやトランスミッションなどに使われている、オイルシールの不具合や、配管の継ぎ目がきちんと取り付けられていなかった場合に、オイル漏れを発見する事が出来る。

  • タイヤの慣らし
    新品のタイヤゴムは、実際の走行で発生する熱を加えていくことで性能を発揮するようになるため、本来のグリップ力を引き出すことができる。

 などが挙げられます。
この他にも、低速で慣らすことによる様々なメリットが見込まれているため、
実戦してみるとよいでしょう。
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