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【トラックやバス等】初任診断の内容や流れって?

ドライバーの適性診断

 高齢化や人気の衰えも手伝い、年々減少の一途をたどるトラックドライバー。

 そんな、人材不足の中で獲得した貴重なドライバーの、安全や事故を未然に
防ぐため、新たに採用された運転手に対して初任診断が義務付けられています。
 ですが、この初任診断でどういう事をやるのかという声も多く、その内容を
把握していない人が多く存在します。

 そこで今回は、初任診断の内容や流れについて、わかりやすくまとめて
いきます。


初任診断とは

初任診断の運転項目
【初任診断って?】
 では、そもそもこの初任診断とはどういうものなんでしょうか?

 これは、新たにトラックやバスの運転手として採用された人を対象としており、
診断の結果を基にプロのドライバーとしての自覚、及び事故を未然に防止するため
の留意点等について学ぶことを目的としています。

 また、トラックやバスによってこの初任診断を受けなければいけない時期が
決まっていて、その詳細は以下のようになっています。

※トラックにおける受診時期
  • 貨物自動車
    当該貨物自動車運送事業者において、初めてトラックに乗務する前

※バスにおける受診時期
  • 旅客自動車
    当該旅客自動車運送事業者において、事業用自動車の運転者としての選任前

 とされています。
 つまり、初めてトラックに乗る前と、バスの運転手として選任される前に受診
しておく必要があることになります。

 次の項目で、初任診断を受診するまでの流れを確認していきましょう。


初任診断の流れって?

勉強する猫
【診断の概要】
 初任診断を受診するといっても、急に行っていいものなのか、予約は必要か等、
診断までの流れは確認しておきたいところですよね。
 そこで、どのような過程があるのか確認していきましょう。

  1. 自動車事故対策機構(NASVA)に受診の予約を入れます
    インターネット、電話、FAXで適性診断受診の申し込みをしましょう。
    予約制なので、急に行っても受診することは難しいでしょう。

  2. 受付を行います
    事業者名、診断の種類、受診者氏名等の確認が行われます。

  3. 診断開始
    動作の正確さ
     様々なトラブルに対し、的確かつ迅速な処置ができるか測定します。
    判断及び動作のタイミング
     動作をおこすタイミングの判断の適切さを測定します。
    注意の配分
     次々に変化する事態に対し、注意の配分の具合を測定します。
    視覚機能
     動体視力、眼球運動、周辺視野等を測定します。
    安全態度及び危険感受性
     運転者の安全に対する考えや、危険予測、判断のの妥当性を測定します。

  4. 初任診断
    安全な運転業務を行なう事に関連する、性格特性の度合いを問診します。

  5. 適性診断票発行、安全運転助言及び指導を行います
    測定の結果を印刷した、適正診断票が発行されます。
    また、測定した結果に基づく助言や指導が行われます。

 全体的な流れとしては、このようになっています。
受診の最後には、結果に基づいた助言や指導が行われるので、注意点などがあった場合
これからの運転業務に役立てるようにしましょう。


初任診断の内容って?

トラックのシミュレーター
【診断項目って?】
 最後に、この初任診断でどのようなことを学ぶのか、何を目的としているのか
項目や内容をまとめてみたので確認していきましょう。

 この内容を頭の片隅に入れておけば、受診内容もさらに理解しやすくなるかも
しれませんね。

貨物自動車の運転者のみ
  • 貨物の正しい積載方法を習得する
  • 過積載の危険性を理解する
  • 危険物を運搬する場合に留意すべき事項を把握する
  • 適切な運行経路の通行及び当該経路における道路及び交通状況を把握する。

旅客自動車の運転者のみ
  • 乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項を理解する
  • 旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項を理解する
  • 主として運行する路線や経路を把握する
  • 営業区域における道路及び交通の状況を把握する

初任運転者
  • 事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項を理解する
  • 事業用自動車の構造上の特性と日常点検の方法を理解する
  • 交通事故を防止するために留意すべき事項を把握する
  • 危険の予測及び回避方法を把握する
  • 安全運転の実技を身に付ける

 初任診断の受診内容は、上記のようになっています。
これから、新たにトラック及びバスのプロドライバーとして安全運転を心がけ、
気持ちの良い仕事ができるようにしたいですね。
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