ガソリンと軽油を誤給油してしまった時の対処法って?

誤給油の対処法

 一ヶ月に100件以上は発生しているという、給油間違えによるトラブル。

 セルフスタンドが主流となってきた事により、トラブル件数も増えている
ようですが、早急に対処しなければ故障の原因になってしまうんです。
 ですが、給油ミスを犯してしまった時の対処法などを知っている方は少ない
のではないでしょうか?

 そこで今回は、ガソリンと軽油を間違って入れてしまった時の対処法等を
まとめていきます。
ガソリンや軽油の違いって?

給油中の人
【燃料の違いとは】
 そもそも、ガソリンと軽油はなにが違うの?と思っているかたも多いですよね。
そこで、ガソリンと軽油の違いを以下にまとめてみました。

 この二つは、もともと同じ石油から精製されていますが、その違いは蒸留時の
採取温度にあります。
 ガソリンは石油を熱した際、30℃~230℃の間で発生する蒸気を採取して作ら
れますが、軽油は140℃~380℃で発生する蒸気から採取されているんです。

ガソリンと軽油の違い
  • ガソリンの特徴
    30℃~230℃で発生する蒸気から採取
    低い温度で蒸発するため、常温常圧でも良く燃える

  • 軽油の特徴
    140℃~380℃で発生する蒸気から採取
    高温高圧の場合に良く燃える

 このような違いがあり、大きな特徴としては燃焼する温度が違うことがわかる
と思います。
そのため、ガソリンと軽油は同じ石油製品ではありますが、特性が異なるため
間違えて給油してしまうと、エンジンが故障する原因となってしまうんです。

 ちなみに、ハイオクはガソリンと比べてオクタン価が高く、ノッキングを
起こしにくいという特徴を持っています。


誤給油した時の症状って?

車を押す親子
【どんな症状が起こるのか】
 毎月100件以上発生している油種間違えですが、実際にやってしまったとき、
車にはどんな症状が現れるのでしょうか?

 以下に、ガソリン車に軽油を入れてしまった場合と、軽油車にガソリンを入れて
しまった場合をそれぞれ一覧でまとめてみたので、確認してみましょう。

ガソリン車に軽油を給油した時の症状
  • ノッキングを起こす
  • 黒煙が出てくる
  • 馬力が落ちる
  • 最終的にエンジンが停止する

軽油車にガソリンを給油した時の症状
  • ノッキングを起こす
  • 白煙が出てくる
  • 馬力が落ちる
  • 最終的にエンジンが停止する

 などの症状がみられます。
どちらの場合にしても、早めに気付きエンジンを停止させる事により、一部の
部品交換料のみで済みますが、エンジンが壊れるほど重症の場合は高額な修理
費用が掛かることになるので注意が必要です。


誤給油したときの対処法って?

車の整備をする人
【間違えて違う燃料を入れてしまったら】
 では、注意していたものの、うっかり油種を間違えてしまった場合はどうしたら
良いのでしょうか?

 まず大事なことは、エンジンを始動させない事、そして車を走らせないという
点が挙げられます。
 万が一、走行させてしまった場合は、前項目で挙げたノッキングなどの症状を
感じた場合にすぐ車を止めエンジンを停止させましょう。

 給油した直後や、給油中に気が付いた場合は、すぐにガソリンスタンドの店員
さんに伝え、燃料を抜いてもらうか整備工場まで運んでもらいましょう。

誤給油に気が付いた場合の対処法
  • ドレーンプラグから燃料を抜く(自ら行える場合)
  • ガソリンスタンドの店員さんに燃料を入れ替えてもらう
  • レッカー車等を依頼し、整備工場まで運んでもらう

 ちなみに、ハイオク車にレギュラーガソリンを入れてしまった場合、特に大きな
問題は無いとされています。
 ただし、オクタン価が下がるためノッキングなどの現象が起き易くなる、馬力が
下がる、燃費が悪くなる等の症状が現れます。

 いずれにしても、セルフ式のガソリンスタンドで給油する際は、予め自分の車の
油種をしっかり把握しておき、給油前に蓋やキャップに貼ってある油種ステッカー
を確認するようにしましょう。
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