【信号がない】ラウンドアバウトのルールやメリットって?

ラウンドアバウトのルール

 ロータリー交差点や十字路など、日本各地のどこにでも見られる交差点。

 2013年に行われた道路交通法の改正により、あらたにラウンドアバウト
と呼ばれる交差点が設置され始めました。
 ですが、まだ新設されたばかりの交差点のため、そのルールなどについて
詳しくわからない人が多く存在するかと思います。

 そこで今回は、ラウンドアバウトのルールやメリットについてまとめて
みました。
そもそもラウンドアバウトって?

上から見たラウンドアバウト
【ラウンドアバウトとは】
 そもそも、ラウンドアバウトとはどういった交差点の事を指すんでしょうか?

 これは、円形交差点や環状交差点とも呼ばれていて、駅などにあるロータリー
のような丸い形の交差点で、信号機等を一切設置していない、という特徴があり
ます。

 元々は、イギリスや欧米諸国で普及していましたが、日本での認知度は低く、
その適用効果や問題点が明確になっていない、導入事例や設計基準などのノウハウ
等が無いという点から日本での導入は見送られていました。

 ですが、2013年の道路交通法改正により「環状交差点」と名付けられ、その
ルールが明確化された事により、日本でも以下の地域に導入されています。

ラウンドアバウト導入地域
  • 愛知県
  • 東京都
  • 茨城県
  • 大阪府
  • 京都府
  • 静岡県
  • 長野県
  • 宮城県

 では、次の項目でラウンドアバウトの交通ルールを確認してみましょう。


ラウンドアバウトのルールって?

面白い道路標識
【走行時の決まりとは】
 あまり知られていない交差点方式のため、交通ルールがわからないという方も
多く存在するかと思います。

 そこで、ここではラウンドアバウトを走行する際のルールを以下にわかりやすく
まとめてみたので、確認してみましょう。

ラウンドアバウトの交通ルール
  • 右回り通行
    交差点に入るときは、あらかじめ道路の左端に寄り、徐行して進入する。
    環状交差点内は右回り(時計回り)に通行し、交差点の端に沿って徐行する。

  • 環状交差点内優先
    進入する際は、交差点内を通行している車両が優先になるため、交差点内を通行する車両の進行を妨げないようにする。

  • 合図(ウインカー)の方法
    交差点から出る直前の側方を通過したときに、左側の方向指示器を操作し、交差点を出るまで合図を継続する。

 走行時のルールはこのようになっていますが、更にわかりやすいよう実際に走行
した際の動画を掲載しておくので、参考になさってみてはいかがでしょうか?



ラウンドアバウトのメリットやデメリットって?

渋滞する交差点
【ラウンドアバウトの利点と欠点】
 ここまで、設置されている都府県や交通ルールを確認してきましたが、これを
導入したことによるメリットやデメリットはどんなものが挙げられるのでしょう
か?

 以下に、メリットとデメリットをそれぞれまとめてみました。

ラウンドアバウトのメリット
  • 直進が出来ないため、速度の抑制が可能
  • 進行方向が均一化されるため、車両相対速度が抑制される
  • 信号待ちが無くなり、地方部での円滑性の向上が可能
  • 信号がないため、導入や維持管理コストの縮減が可能
  • 災害による停電時等の緊急時においても機能する

 このようになっており、デメリットには以下の様な問題が挙げられます。

ラウンドアバウトのデメリット
  • 交通量が著しく多いところでは機能しにくい
  • 信号機を設置するより、広い敷地が必要になる
  • 4つ以上の出口があると、方向感覚を失いやすい

 導入したことにより、スピードの抑制や災害時の機能性など、多くのメリットが
挙げられますが、それと同時に、交通量が多い所では機能しないことや、広い敷地を
必要とするなどのデメリットも存在します。

 ですが、相対速度が低くなるだけに総合的に見た場合メリットの方が大きく、
各地方での今後の導入効果が期待されています。

ラウンドアバウト導入前
ラウンドアバウト導入前
ラウンドアバウト導入後
ラウンドアバウト導入後
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