【もしもの事態に】応急救護のやり方って?

応急救護の手順

 毎日の運転で自分がいくら注意していても、不意に襲ってくる交通事故。

 ベテランドライバーにとっては遠い昔の事のように思えますが、免許を
取得するとき教習所で、万が一の時に備え応急救護の練習をしましたよね。
 これは、事故を起こして相手が怪我をしてしまった時の応急処置手順を
学んだはずなのですが…大半の方は忘れてしまってますよね。

 そこで今回は、もしもの事態に備え応急救護のやり方についてまとめて
みました。
そもそも応急救護って?

心臓マッサージの練習
【応急救護とは】
 そもそも応急救護とはどういったものだったのか、改めて確認してみましょう。

 応急救護は、自動車事故などによって負傷者を発見した時または、発生した時に
救急車等が到着するまでの間、薬品や器具を使わずに実施する事ができる救急処置
の事で、自動車免許を取得する際に受ける必須講習になっています。

 また、道路交通法第72条第1項には以下の様な記述があり…

道路交通法第72条(交通事故の場合の措置)
交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(~一部省略~)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。

 つまり、交通事故を起こした運転手または同乗者は、怪我をした人を助けなければ
いけませんよ。ということになります。

 これに違反して、何の処置も行わずに逃げた場合は以下の様な罰則が処される可能
性があります。

救護義務違反の罰則
違反項目
救護義務違反
罰則
5年以下の懲役または50万円以下の罰金

 このように、法律上でも定められている応急救護ですが、習ったのは昔の事だから
忘れてしまった…なんて方も多いですよね。そこで、次の項目で救護手順をまとめて
いくので確認してみましょう。


応急救護のやり方って?

心臓マッサージの練習
【応急救護の方法】
 では、応急救護の手順を忘れてしまったという方のため、以下に教習所で習う心臓
マッサージと人工呼吸の手順をまとめていきます。

人工呼吸の手順
  1. 気道の確保
    片手で負傷者の首を支え、もう一方の手で頭を後方に反らせ、息の通りをよくします。

  2. 息を吹き込む
    指で負傷者の鼻をつまみ、吹き込んだ息が抜けないように力強く息を吹き込みます。

  3. 乳幼児の場合
    小児の場合は息が抜けやすいため、鼻と口の両方を口で覆って吹き込むと効果的です。

  4. 胸の上がりを確認する
    正しく息を吹き込むと負傷者の胸が上下するので、うまく息が入っているか確認しましょう。

  5. 以上を繰り返す
    成人の場合は5秒に1回、小児の場合は3秒に1回の割合で人工呼吸を続けましょう。

心臓マッサージの手順
  1. 心臓の位置を確認する
    心臓は胸の左側でなく、胸の真ん中の胸骨下部にあるので間違えないようにしましょう。このとき肋骨やみぞおちにあてないように注意しましょう。

  2. マッサージをする
    手のひらの付け根を胸骨の上に重ね、上半身の体重を利用して力強く押します。4歳以下の子供の場合は2本指で押すようにしましょう。

  3. マッサージのペース
    心臓マッサージは1秒間に1回の割合で行います。救助者が1人の場合は、人工呼吸2回に対し心臓マッサージを15回。救助者が2人の場合は、人工呼吸1回に対し心臓マッサージを5回行いましょう。

 以上が、自動車教習所でも教わる人工呼吸と心臓マッサージの手順になります。

 ただ、これだけでは不安だという方のためにAEDの使い方及び応急救護を実施して
いる動画を掲載しておくので参考になさってみてはいかがでしょうか?

応急救護の関連動画


応急救護の講習ってあるの?

応急救護講習をする人
【応急救護講習の場所など】
 インターネット上の情報も役立つけど、実際に学んで応急救護を覚えたいと
思っているかたもきっと多いはず…。

 そこで、自動車教習所以外で行われている、応急救護講習の時間や講習内容
をまとめておくので、興味のある方は参加なさってみてはいかがでしょうか?

  • 応急救護講習
    けがの手当てなどを学ぶ事ができます。受講する時間は希望により調節する事ができ、無料でおこなわれています。

  • 普通救命講習
    心肺蘇生法やAEDの使用方法、異物除去、止血法などを学ぶ事ができます。受講時間は3時間で、1,400円程度の受講料が掛かります。

 これら講習は、各消防署又は公益財団法人の救急協会等で行われていますが、
受講時間や開催日など、地方により誤差が生じる事があるので、講習を希望する
場合は各施設に問い合わせておくと良いでしょう。
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