【車が勝手に進む】クリープ現象とは?

クリープ現象について

 最近では、スポーツカーなどの一部を除き、ほとんどの車がAT車になって
きましたよね。

 国内での自動車販売率の98.5%を占めるほど利用者が多いわけなんですが
実はAT車には特有の現象があることをご存知ですが?
 これは、クリープ現象と呼ばれるものなんですが、知らないと大きな事故
に巻き込まれるなんて事も…。

 そこで今回は、車が勝手に進むクリープ現象についてまとめてみました。
そもそもクリープ現象って?

渋滞に巻き込まれた車
【クリープ現象の概要】
 そもそも、クリープ現象とはどのような現象のことを言うのでしょうか?

 クリープ現象とは、アクセルペダルを踏むことなく車が勝手に進む現象の事で、
英語で「忍び寄る」や「ゆっくり進む」といった意味が含まれています。また、
別名「摺り足現象」とも呼ばれています。

クリックで拡大

 よく、MT車(マニュアル車)でも同じ事が起こるのか?という質問が聞かれま
すが、これはAT車(オートマ車)特有の現象になるため、MT車では構造上、発生
することはありません


 ちなみに、MT車でギアを1速に入れてクラッチを繋ぎ(半クラッチ)車を進ま
せる事はクリープ現象とは呼ばないので、混同しないようにしましょう。


クリープ現象で燃費は変わる?

ガソリンを給油するところ
【燃費は向上するのか】
 自動車が勝手に進むクリープ現象ですが、これをうまく利用することで燃費を
向上させる事はできるのでしょうか?

 よく、高速道路での渋滞中や、交差点での信号待ちの際にアクセルを踏まずに
進んでいる方がいますが、これを長時間継続する事によって、燃費の向上は図れ
ているのかを調べてみたところ、燃費はむしろ悪くなっているという事がわかり
ました。

速度と燃費の関係図(クリックで拡大)
速度と燃費の比例図

 この図を見てわかるように、時速10km/h付近が最も燃費が悪くなっている事が
わかります。

 クリープ現象は、エンジンが暖まっていない状態だと、平均時速が5~10km/h、
十分に暖気された状態でも時速20km/h程度とされているため、クリープ現象のみ
で走行することが最も燃費に悪い
ということが言えます。

 また、渋滞時にクリープ現象のみで走行していたら、車間距離の問題で後続車
とトラブルを起こしたという話も耳にするので、そういった意味でも、あまり
おすすめできる走行方法とは言えせん。


クリープ現象が原因の事故動画

クリープ現象で衝突した車
【油断していると大きな事故も…】
 最後に、クリープ現象が原因と思われる事故の動画を掲載しておくので、興味の
ある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

 これは、踏切で停止中の車が勝手に進み出し、電車と衝突する衝撃的な映像
なっています。AT車を運転する際は、この様な事故を起こさないよう、十分に気を
付けるようにしましょう。

1:10秒あたりで衝突
おすすめ記事
関連記事


Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Copyright © 行列のできるトラック相談所 All Rights Reserved.