【人が突然消える?】蒸発現象の原因や対策って?

人が消えて見える蒸発現象

 昼間とは違い、視野が狭まり何かと危険が多くなる夜間の運転。

 そんな夜の運転時に起きやすい危険な現象で「蒸発現象」と呼ばれるものが
あるんです。
 これは、突然目の前から人が消える、もしくは何も無いところから人が飛び
出してくる様に見えるため、大変事故が起こりやすくなっているんです。

 そこで今回は、人が突然消えたように見える蒸発現象について
まとめてみました。
蒸発現象とは

車のヘッドライト
【人が見えなくなる原因】
 そもそも、蒸発現象とはどういった現象のことを言うのでしょうか?

 これは、夜間や雨天時に横断歩道を渡る人や走行車線を横切る人が突然消えた
ような錯覚に陥る現象
で、グレア現象とも呼ばれています。

 原因としては、夜のため運転者の視野が狭まっていること、対向車の前照灯
(ヘッドライト)の眩しさによる目のくらみ
などが要因とされていて、人間の目は
強い光を浴びるとその光に視点が集中し、周りの物がよく見えなくなり、更に
その眩みが回復するまでに3秒程度の時間が掛かることも深く関係しています。

 また、夜の運転時だけではなく雨の日も蒸発現象が発生しやすくなっており、
路面が濡れる事によって車のライトが乱反射を起こし見えにくくなると言われ
ています。そのため、雨が降った夜の運転には一層の注意が必要でしょう。

※蒸発現象の概要図
蒸発現象の概要図
※蒸発現象の実験画像
蒸発現象の実験

 上記の右画像を見て分かる通り、下半身は写っているものの上半身が非常に
見づらくなっていますよね。


蒸発現象の対策ってあるの?

浮いて見える横断歩道
【危険予知が基本】
 では、このように突然人が見えなくなってしまう蒸発現象に対策や対処法などは
あるんでしょうか?

 そこで、蒸発現象における対処を調べてみたところ、確実な対処法というものは
存在しませんでした。ただ、蒸発現象が起きた時の対策として「危険予知運転」を
徹底する
ことが挙げられ、常にどこからでも人が飛び出してくるという意識を常に
持ちながら運転する事が有効な対策とされています。

 また、車の停止距離を考えた時に、時速60km/hで走行していると目の眩みが
回復する3秒間の間に40m程度進むことになります。そのため、人が通りやすい
横断歩道や片側1車線の狭い道路では、速度を落として運転することも有効な対策
になると言えるでしょう。

蒸発現象の対策
  • 危険予知運転を徹底する
  • 人通りが多いと予測できる場所では速度を落とす

 なお、以下に停止距離や制動距離に関する事を記載した記事を掲載しておく
ので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

○トラック(2t以下)急ブレーキってどのくらい?
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-128.html


蒸発現象の動画が見たい

夜の交通渋滞
【4車線道路での蒸発現象】
 最後に、ドライブレコーダーの映像が捉えた蒸発現象の動画を掲載しておくので
興味のある方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

 これは、片側2車線の大きな道路を歩行者が横切った結果、蒸発現象が起きて
しまう映像なんですが、何もないところから突然人が現れるような錯覚に陥って
しまいます。

 急にこのような場面に出くわしてしまったとしても、事故を起こさないように
日頃から安全運転を心がけるようにしましょう。

0:25付近で人が飛び出してきます
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