【高速道路や一般道など】車間距離の目安って?

車間距離をとる

 追突事故の防止に有効な手段として、車間距離の保持がありますよね。

 これは、大きな事故を防ぐことが出来ると警視庁からも推奨されている
事なんです。
 ただ、高速道路と一般道では車速も異なるため、それぞれどれくらいの
車間距離を取ればいいのかわからない、と思っている方も多いですよね。

 そこで今回は、高速道路や一般道での車間距離の目安についてまとめて
みました。
車間距離について

車間距離の目安
【車間距離の概要】
 車間距離を取ることによって追突事故の防止に繋がる、という事は車を運転する
方にとっては広く知られていることですよね。

 実際、交通心理学会のデータを基に警視庁でも車間距離をしっかり取ることに
よって、死亡事故や重大事故が起こりづらいとも言われています。

 この車間距離は、万が一の状況に遭遇した場合おこなう、危険回避行動の時間を
しっかりと確保することを目的
としていて、その危険回避行動とは以下3つの行為
の事を言います。

危険回避行為
  • 危険があることを目で見て確認する(認知)
  • 危険の対処法を考える(状況判断)
  • 判断に従って車を操作する(運転操作)

 これら一連の行動を取る余裕を確実に保持することによって、重大な事故を防げ
る確率が大きく上がります。そのため、普段から車間距離はしっかりと保持するよ
うに心がけましょう。


車間距離の目安って

車間距離確認看板
【高速道路での車間距離】
 車間距離を保持することにより、追突事故の防止や危険回避行動の時間を確保す
るという目的があることはわかりましたが…高速道路と一般道では車速が大きく
異るため、車間距離も同じというわけにはいきませんよね。

 そこで、高速道路と一般道ではどれくらいの目安で車間距離を保持したら良い
のかそれぞれ以下にまとめてみたので、確認してみましょう。

高速道路での車間距離目安
  • 車速と同じだけの距離
    (例えば、時速80km/hであれば車間距離は80m、時速100km/hであれば100m)

 ただ、80mの車間距離、100mの車間距離と言われても、それを正確に測る事は
難しいですよね。そこで、距離を測るためのポイントを以下に記載しておきます。

  • 車間距離確認表示板を確認する
    この車間距離確認表示板は、原則としてIC間に1箇所ずつ設置されており、制限速度が時速80km/hの場所には40m毎に、時速100km/hの場所には50m毎に設置してあるので、距離を測る際の目安にすると良いでしょう。

  • 白線(車線)を参考にする
    道路に引かれている車線境界線は、8mの白線と12mの空白区間の計20mで構成されています。そのため、この白線をどれだけ空けるかによって車間距離の目安にすると良いでしょう。

【一般道路での車間距離】
 次に、一般道路での車間距離はどの程度保てば良いのか確認してみましょう。

 一般道では、高速道路ほど車間距離を保つ必要がなく、距離の目安は以下の様に
なっています。

一般道路での車間距離目安
  • 車速から15を引いた距離
    (例えば、時速60km/hであれば車間距離は45m、時速50km/hであれば35m)

 この場合も、45mや35mの車間距離を計測するのは難しいですよね。そこで、
一般道において距離を測るポイントを記載しておきます。

  • 前の車から2秒間の距離を取る
    この方法は、電柱などを目安にし、前方を走る車が目標物を通り過ぎた瞬間からゆっくりと「ゼロイチ」「ゼロニ」と、頭に「ゼロ」をつけながら数えると良いでしょう。

  • 白線(車線)を参考にする
    道路に引かれている車線境界線は、5mの白線と5mの空白区間の計10mで構成されています。そのため、この白線をどれだけ空けるかによって車間距離の目安にすると良いでしょう。

 また、雨の日及びトラックやバスなどの運転席が高い車両は、自分が思っている
よりも車間距離が足りていない事が多いため、自分が思っているよりも、さらに
気持ち分だけ距離を取る事をおすすめします。

 なお、以下に車が停まる際の停止距離や制動距離について書いた記事を掲載して
おくので興味のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

○トラック(2t以下)急ブレーキってどのくらい?
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-128.html


車間距離不保持違反について

追突事故を起こした車
【車間距離を詰め過ぎると違反になる】
 最後に車間距離に関して注意点が一つあり、車間距離を保持せず、あおり運転に
間違えられるほど車間距離を詰めて運転していた場合、車間距離不保持違反と呼ば
れる道路交通法違反に問われる可能性
があります。

 これは、法令に従って運転している前方の車に対して、強い不信感や恐怖感を
与えることになり、大変危険な行為とされています。

 また、高速道路と一般道路では科される罰の内容が違っており、それぞれ以下の
様な反則金及び違反点数になります。

一般道における車間距離不保持違反の罰則
車両

大型車
普通車
反則金

7千円
6千円
違反点数

1点
1点

高速道路における車間距離不保持違反の罰則
車両

大型車
普通車
反則金

1万2千円
9千円
違反点数

2点
2点

 車間距離を保たないばかりに、道路交通法違反に処される可能性があるばかりか、
交通事故を起こす可能性も非常に高くなっているので、日頃から車間距離を意識した
運転をするようにしましょう。
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