パーコレーションが起こった時の症状や対策とは?

パーコレーションの概要

 エンジンが掛かりにくかったり、すぐエンストを起こす、なんて経験
ありませんか?

 これらの症状が起こる原因に、「パーコレーション」と呼ばれる現象が
あるんです。ただその原因や症状について詳しく知らないため、対処法に
困っている方も多いのでは?

 そこで今回は、パーコレーションが起こった時の症状や対策について
まとめてみました。
パーコレーションとは

キャブ式の車
【パーコレーションについて】
 そもそも、パーコレーションとはどういった現象のことを指すので
しょうか?

 これは、エンジンの熱によってガソリンがキャブレターに辿り着く
までに気化してしまい、燃料パイプ内に気泡が生じてしまう現象の事
言います。

 この現象は、ブレーキが効かなくなる「ベーパーロック現象」と
とてもよく似ている事から、海外ではパーコレーションの事をベーパー
ロックと呼ぶ方もいるそうです。

○【ブレーキが急に効かなくなる】ベーパーロック現象の原因と対策って?
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-516.html

 なお、現在では燃料噴射装置(インジェクション)がほとんどの車に
採用されているため、今の車両では起こりにくい現象となっています。


パーコレーションの原因や症状とは

エンストした車を押す
【どんな症状が起きるのか】
 では、このパーコレーションは何が原因で起こるのか?また、どんな
症状を引き起こすのか確認していきましょう。

 まず、主な原因として挙げられるのは夏などの外気温が高い日や、
アイドリングをしている時、エンジンを停止した直後など、エンジン
ルーム内の温度が高くなることで起こる
とされています。
 他にも、標高が高く空気が薄い場所でも発生しやすくなっている
んです。

 そして、このパーコレーションが発生すると以下の様な症状を引き
起こす事になります。

パーコレーションの症状一覧
  • アイドリングが不安定になる
  • エンストを起こしやすくなる
  • エンジンが始動しにくくなる
  • エンジンが停止する

 などの症状が起こり、場合によっては事故につながりかねない大変危険
な状況になる事も考えられるんです。

 そのため、エンジンが始動しにくくなっていたり、原因不明のエンスト
を引き起こした時は、早急に点検及び整備を受けることをおすすめします。


パーコレーション対策って?

エンジンを扇風機で冷却する
【パーコレーションの対処法など】
 最後に、パーコレーションを起こさないための対策について確認して
いきましょう。

 この現象は基本的に、エンジン及びエンジンルーム内の温度が上昇する
事によって起こるため、各所に遮熱材を巻き付けるなどの対策をおこなう
ことで、パーコレーションに対する防止策となるでしょう。

パーコレーション対策
  • キャブレターに遮熱版を設ける
  • 燃料パイプに遮熱カバーを巻き付ける
  • 電動ファンを設置する

 他にも、燃料の温度上昇を防ぐためにガソリンを満タンにしておく等の
対策も有効とされています。

 また、これが原因でエンストなどの不具合を起こした場合は、基本的に
エンジンが冷えるまで症状が回復しないので、ボンネットを開けてエンジン
ルーム内を冷やすなどの対処が必要となります。
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