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【地域によっては罰則も?】スパイクタイヤの規制とは

需要の高いスパイクタイヤ

 雪道や凍結路での走行性能を向上させるスパイクタイヤ。

 スパイクタイヤは、凍結路を安全に走行することができ、脱着の手間も
掛からないため、積雪寒冷地では以前、100%近い装着率を誇りました。
 しかし、現在では使用するにあたり人体や環境への影響から使用制限が
設けられているんです。

 そこで今回は、スパイクタイヤの規制や罰則についてまとめてみました。


スパイクタイヤとは?

鋲付きタイヤ
【スパイクタイヤの概要】
 そもそも、スパイクタイヤの定義はどのように定められているのでしょうか?

 調べてみたところ、スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律に、以下
のような記述がありました。

スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律第二条
積雪又は凍結の状態にある路面において滑ることを防止するために金属鋲その他これに類する物をその接地部に固定したタイヤ

 と定義されています。また、環境省が策定した「スパイクタイヤに該当するか
否かを判断するための指針
」においては、以下のように定義されています。

  1. 「金属鋲」とは、鋲状の全ての金属片。
  2. 「その他これに類する物」とは、セラミック等の非金属製の鋲で、モース硬度4以上のもの並びにピン、ブラシ等の金属及びモース硬度4以上の非金属製の鋲に類する物。
  3. 「固定」とは、一つの場所から動かないようにすること。タイヤに専用の穴を設け、或いは既存の溝を利用し、又は貼付、接着することは、すべて固定に当たる。

 以上のように定められています。

 では、次の項目でスパイクタイヤの使用規制について確認していきましょう。


スパイクタイヤの規制とは?

制限
【日本の法規による規制】
 冬になると重宝されていたスパイクタイヤですが、なぜ現在は使用規制が
掛けられているのでしょうか?

 スパイクタイヤは雪道での走行には効果を発揮しますが、雪のない道路を
走行するとアスファルトを削り粉塵(車粉)を発生させるという欠点がある
からなんです。

 これまで積雪地では、雪がなくなる季節までスパイクタイヤを装着した
まま舗装路を走行する車が多く、粉塵被害が相次いでいました。

 この粉塵は人体への悪影響が懸念される他、北海道の札幌雪まつりでは、
雪蔵が車粉で黒く汚れ、観光への悪影響も示唆されました。

 更に、これら被害が拡大し脱スパイクタイヤ運動が展開され、スパイク
タイヤ規制条例が制定され、現在では都道府県により、雪が積もっている
舗装道路や未舗装の道路上でのみ使用可能
などの条件下でしか使用する事
が禁止されるようになりました。


スパイクタイヤを使用した際の罰則

雪道走行
【法律・条例】
 ここまで、スパイクタイヤの定義や法令に関する内容を確認してきました
が、もし規制条件下以外の場所で使用した場合、どのような罰則を受ける事
になるのでしょうか?

 スパイクタイヤの規制はスパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律、
さらに地方自治体の条例となっています。

 もし、これらの条例に反し、スパイクタイヤを使用した場合、違反者には
「10万円以下の罰金」が課せられることになります。

 積雪地での走行性能を向上させるスパイクタイヤですが、使用する際は、
規制条件下のもとで使用するようにしましょう。
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