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シートベルトのプリテンショナーやフォースリミッターの意味とは?

シートベルトの機能について

 近年、シートベルトの規制が強化されて以降、着用率はほぼ100%に近い
状態まで浸透してきました。

 それに伴い、シートベルトの安全性能を更に高めるため、プリテンショ
ナーやフォースリミッターと呼ばれる機能も開発されてきました。
 ただ、日々着用するにも関わらず、その機能の詳しい事はわからない…
なんて方も多いのではないでしょうか?

 そこで、プリテンショナーやフォースリミッターの意味をまとめました。


プリテンショナーとは

プリテンショナー装置
【プリテンショナーの構造】
 シートベルトという言葉を知らない方はいないと思いますが、「プリテン
ショナー付きシートベルト」と言われると、なかなか答えるのが難しいです
よね。

 このプリテンショナーとは、自動車の衝突時にシートベルトの帯(ウェビ
ング)のたるみを巻き取る装置の事
で、衝突によって乗務員が外へ飛び出す
ことを防止する効果があります。

 プリテンショナーは、火薬を用いた構造となっており、火薬が爆発した
際に発生するガスの力でシートベルトを巻き取っています。

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プリテンショナー機構の概要図

 エアバッグやABSに比べると、なかなか普及しなかった装置ですが、現在
ではほぼすべてのシートベルトに設置されている装置になります。


フォースリミッターとは

ロードリミッター装置
【フォースリミッターの構造】
 次に、フォースリミッターとはどういった機能を用いた装置のことを言う
のでしょうか?

 これはロードリミッターとも呼ばれていて、自動車の衝突時にシートベル
トの拘束力を一定レベルに保ちながら少しずつ緩める装置の事
を言います。

 一瞬、衝突時にシートベルトを緩めても大丈夫なの?と思う方もいるかも
しれませんが、少し緩める事によって乗務員の胸部に加わる衝撃を緩和する
事が出来るんです。

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ロードリミッター機構の概要図

 このフォースリミッターはエアバックと一緒で1回使用されたものは再使用
出来ない仕様になっており、プリテンショナーと併用して設置されている場合
は、プリテンショナーが作動後にフォースリミッターが働く構造になってい
ます。


シートベルトの効果

車の衝突実験
【事故時の死亡率など】
 ここまで、シートベルトの各機能についてまとめてきましたが、これら
機能が設置されたシートベルトを装着することによって、どれ程の効果を
得ることが出来るのでしょうか?

 以下に、平成24年度のシートベルト着用別の致死率をまとめた概要図を
掲載したので確認してみましょう。

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 この上の図ようになっており、シートベルトを着用していない方の致死率は、
着用者の0.15%に対して14倍の2.06%になっています。最も致死率が高い
運転席にいたっては、56倍もの差になっているんです。

 この結果を見てわかるように、シートベルトの重要性がどれだけ大きいかが
わかります。運転者自身はもちろん、同乗者の安全のためにも運転の際は必ず
シートベルトを着用するようにしましょう。
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