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特定違反行為による欠格期間とは?

特定違反行為とは

 重大な交通違反に対し、罰則として数年の間は運転に関わる免許の再取得
をすべて禁止させる欠格期間。

 この欠格期間には、一般違反行為と特定違反行為と呼ばれるものがあり、
違反した行為の内容によってどちらに値するか決められます。
 また、これらは同じ欠格期間であっても、罰則の長さや重さも異なり、
その概要は違うものになってきます。

 そこで今回は、特定違反行為による欠格期間や罰則についてまとめました。


特定違反行為の欠格期間とは?

謝る猫
【特定違反行為の概要】
 特定違反行為とは、一般的に見られる駐車違反やスピード違反とは違い、
これらの過失による違反に加え、運転者が事前に危険を十分認知しておき
ながら犯した違反や事故の事
を言います。

 特定違反行為に当たる、具体的な例としては以下のものがあります。

  • 運転殺人等
  • 運転傷害等
  • 危険運転致死
  • 危険運転致傷
  • 酒酔い運転
  • 麻薬等運転
  • 救護義務違反

 などが挙げられます。
 その内容からも見て取れるように、一般的な違反とは違い重大な事象である
事がわかります。

 そのため、欠格期間も一般違反行為とは違い、非常に長いものとなっています。
では、次の項目でどれ程の期間があるのか確認してみましょう。


特定違反行為の欠格期間はどれくらい?

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【欠格期間の日数】
 特定違反行為による欠格期間は、過去3年以内に免許停止処分を受けたこと
の有無や、その回数により変動し、執行の基準となる累計点数も変動します。

 以下に、過去の免許停止歴や回数を元に、執行内容の基準となる累積点数を
まとめてみたので、確認してみましょう。

免停の前歴

0回
1回
2回
3回以上
欠格期間
3年
35~39点
-
-
-

4年
40~44点
35~39点
-
-

5年
45~49点
40~44点
35~39点
-

6年
50~54点
45~49点
40~44点
35~39点

7年
55~59点
50~54点
45~49点
40~44点

8年
60~64点
55~59点
50~54点
45~49点

9年
65~69点
60~64点
55~59点
50~54点

10年
70点以上
65点以上
60点以上
55点以上

 このようになっていて、特定違反行為の欠格期間は最低3年、最長で10年
なっています。

 また、過去5年以内に免許証の取り消し処分を受けていた場合は10年を上限
とし、上記の欠格期間に2年プラスされる事になります。
 10年が上限となるため、欠格期間9年を言い渡された場合は、1年のプラス
となります。

 他にも、この特定違反行為の内容別に、加算点数とそれに伴う罰則が決め
られているので、次の項目で確認してみましょう。


特定違反行為の罰則って?

連行されるゆるキャラ
【どんな罰則が処されるのか】
 この特定違反行為は、危険運転致死や運転傷害など、その内容はたいへん重い
ものとなっています。
 そのため、加算点数はもちろんのこと刑罰も与えられ、懲役刑もしくは罰金刑
が科せられる事になります。

 また、これら特定違反に該当する事故を犯した際、同時に救護義務違反も犯した
場合、更に刑罰が上乗せされる事が考えられます。

 では、以下で特定違反行為による罰則や罰金、加算点数を確認してみましょう。

特定違反行為の種類

運転殺人・危険運転致死
運転傷害・危険運転致傷

酒酔い運転
麻薬運転
救護義務違反(ひき逃げ)
点数

62点
45点~55点
(怪我の程度による)
35点
35点
35点
罰則内容

1年以上20年以下の懲役
15年以下の懲役

5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

 この様に、最低でも1年以上の懲役、または50万円以下の罰金という厳しいもの
となっています。

 本来、欠格期間は免許取り消し後に渡される運転免許取消処分書に記載されて
いるんですが、これを見ることにより戒めとし、日頃から安全運転を心がける様に
したいですね。
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