【賠償額が億単位にも】踏切事故の原因と対策とは?

なぜ、踏切事故は起きてしまう?

 全国で年間300件近く発生している、踏切事故。
 踏切事故が起こると、多数の死傷者が発生し、さらに多額の賠償金が
発生します。

 そのため、ドライバーは踏切事故が起きないためにも万全に備えておく
必要があります。

 そこで今回は、踏切事故の原因と対策、対処法などについて
まとめてみました。
踏切事故の原因とは

大破した車
【列車と車両などの衝突】
 踏切事故については、国としても立体交差を増やしたり、踏切の保安
設備の整備を行ったりなど対策をとっているので、事故件数は減少傾向に
ありますが、まだまだ発生しているのが現状です。

 中でも、列車と車両による追突事故が年間に発生する踏切事故の
半分を締めており、その中には多数の死傷者が発生する重大事故も…。

 そんな踏切事故の原因としては、主に以下が挙げられています。

※踏切事故の原因
  • 直前横断
  • 落輪
  • 停滞
  • エンスト
  • エンジンなどの故障

 また、踏切事故の一例として、以下のようなケースがあります。

○トラックと普通列車が衝突 乗客1人重体
岡山県の踏切で立ち往生していた大型トラックと、普通列車が衝突した。
車内には通勤、通学の乗客ら約300人がいたが、20~70代の男女15人がけがをし、病院に搬送。
うち乗客の20代男性1人が意識不明の重体となり、ドクターヘリで病院に運ばれた。

警察によると、容疑者により踏切の緊急停止ボタンが押されたが、列車は急停車が間に合わず衝突、トラックは大破した。

また、踏切内で立ち往生した大型トラックがリコール対象となっていたことが、関係者への取材で分かった。

 このように、ドライバーが運転に関して気をつけていたとしても、
車両の製造メーカーの問題によって故障し、踏切事故が起こって
しまう事も考えられます。

 リコール情報を常に確認するようにし、日々の車両整備で不具合が
ないかきちんと確認をおこなうようにしましょう。


踏切事故の対処と対策

踏切での停止
【もしも踏切でトラブルが起きたら…】
 さて、上記のようにリコールが原因で踏切事故が起きてしまう事も
考えられるので、いざそうなった時のための対処法について確認して
行きましょう。

 そもそも踏切は、遮断ポールが降りてから約15秒で電車が来て
しまいます。

 そのため、まずは踏切の中に取り残されないように、踏切内から
離れる必要があります。

 そして、踏切に備えけられている非常ボタンを押して、電車に踏切が
危険であることを知らせます。

 さらに、車の中に備えつけてある発煙筒を使えれば、電車に危険を
知らせやすくなります。

※踏切事故の対処
  1. 踏切内から出る
  2. 踏切の非常ボタンを押す
  3. 発煙筒を使う

【踏切事故を起こさないために】
 もちろん、初めから踏切事故が起きないための対策についても考える
必要があります。

 まずは、当たり前のことですが、踏切は横断前に必ず一旦停止して
左右確認を行うのがルールです。

 確認は絶対に怠らずにおこない、通行するようにしましょう。

 また、重ねてになってしまいますが、踏切横断中に落輪や停滞・エン
ストなどが起こらないようにするために、日頃からそれぞれの対策に
ついて確認しておき、メンテナンスを行っておきましょう。

 さらに、事例で上げたようにリコール対象である可能性も考えられます。

 国土交通省でも、自動車やトラックメーカーのリコール情報を掲示している
ので注意しておき、リコールが発生したら早急に最寄りの販売店に持ち込み
ましょう。


踏切事故の賠償額は

請求に困る人
【巨額の賠償額の支払いが…】
 では、踏切事故が起こってしまった場合の賠償額は、いくら位になるの
でしょうか?

 電車と車を踏切内で衝突させてしまうと、運転手に責任が生じて、物損
事故として扱われてしまいます。

 この際は、車体の故障以外の正当な理由がなければ運転手の過失となり
対物無制限の保険に加入していても保険が降りず、個人で賠償額を全額
負担しないといけないこともあるそうです…。

 また、鉄道会社から、電車の車両修理代と電車を停めた事によって生じる
乗客への振替輸送代として別の交通機関の費用や宿泊代などの損害賠償金が
発生してきます。

電車の車両価格
1億円~2億円(一両あたり)

 車両一両分の価格が1億円を超えるので、その修理代となると高額に
なるのは想像できますね…。

 事故全体での賠償額は億単位の金額になることも少なくありません。

 ただし、踏切事故発生前に非常ボタンを押してあり、故障やエンスト
等の不可抗力により事故が起きてしまった場合は、賠償金額が保険の
範囲内になることもあります。

 ちなみに、リコールが原因で踏切事故が発生した場合、非常ボタンを
押すなど正しい対処をとることで、運転者に損害賠償を請求される事は
少なくなるようです。

 このような事態になってしまわないためにも、日頃からしっかりと運転や
メンテナンスをおこなった方が良さそうですね…。
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