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【廃油を燃料に利用】バイオディーゼル燃料とは?

廃油などを利用した燃料、バイオディーゼル燃料とは

 近年、環境保護の観点から、石油燃料の代替燃料が注目されて
います。

 その中でも廃油などを利用したバイオディーゼル燃料という
燃料がありますが、一体どのような燃料なのでしょうか?

 そこで今回は、バイオディーゼル燃料の特徴やメリット・
デメリットなど
についてまとめてみました。


バイオディーゼル燃料の特徴とは?

バイオディーゼルロゴ
【バイオディーゼル燃料の仕組み】
 さて、バイオディーゼル燃料とはどのようなものなのかというと、
主に天ぷらの廃油やひまわりなどの植物油などを精製して作られる、生物
由来の油を使った燃料のこと
を指し、別名バイオマスやbdfとも呼ばれて
います。

 このバイオディーゼル燃料は、ディーゼル車であれば使用する事が可能
なため、現在はトラックやバスなどを中心に実用化が進められている所
です。

※バイオディーゼル燃料の仕組み
バイオディーゼル仕組み
 トラックやバスなどの自動車で使われるバイオディーゼル燃料は、主に
軽油に5%以下のバイオディーゼルを混合した「B5」が使用されており、
ディーゼル車にそのまま使用する事が可能です。

 また、中には100%バイオディーゼルを使用した「B100」を使用している
場合もあります。

 ちなみに、バイオディーゼル燃料も一般的な軽油と同様、軽油引取税が
課税された状態で販売されていますが、B100の場合は軽油取引税が免税に
なるので、軽油と比較する燃料費を削減する事ができます。

 そんなバイオディーゼル燃料の価格は地域や量によって異なり、2015年
現在は1リットル110円から120円程度で購入でき、各地にある民営の
給油所で給油することができます。


バイオディーゼル燃料のメリット・デメリット

給油スタンド
【バイオディーゼル燃料のメリットとは】
 さて、以上のように導入が進められているバイオディーゼル燃料ですが
どのようなメリットが挙げられるのでしょうか?

※バイオディーゼル燃料のメリット
  • 排出物質が環境にやさしい
  • 市販のディーゼル車に使用可能

 バイオディーゼル燃料の原料は、主に廃油などが使われているため、
ガソリンや軽油に比べ排気ガス中の有害物質が少ないと言われています。

 また、一般的なディーゼル車に使用する事もでき、特に車体の
仕様変更も行わなくても済むことから、簡単に導入する事ができます。

【バイオディーゼル燃料のデメリットとは】
 このように環境や車体にやさしいバイオディーゼル燃料ですが、まだ
まだ課題点となるデメリットも存在しています。

※バイオディーゼル燃料のデメリット
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 給油できる場所が少ない

 バイオディーゼル燃料は不純物が含まれている場合、燃料
フィルターが詰まりやすくなったり、ゴム部品を膨張させてしまう事が
あるので、運行前点検や定期的なメンテナンスが必要です。

 また、上記のような問題点もあるために、バイオディーゼル燃料を給油
できる民営の給油所は全国にわずかしかしかなく、普及に時間が
掛かっています。

 しかし、バイオディーゼル燃料のメリットを活かした活用例も
ありますので、次の項で確認してみましょう。


バイオディーゼル燃料の使用例

バイオディーゼルバン
【どこで使用されている?】
 では、実際にバイオディーゼル燃料を使用した車両は、どのような所で
使われているのでしょうか?

 現在、バイオディーゼル燃料を使用した車両は、一部の配送トラック等
に活用されていて、特にコープさっぽろはバイオマス燃料トラックを
240台所有しており、世界最多保有としてギネスブックに登録申請する
ほどです。

 また、バイオディーゼル燃料を使用したトラックは、主に、いすゞの
エルフや三菱のキャンターなどといった車体が使用されいます。

 このバイオディーゼル燃料使用車を企業が使用する理由は、主に地球
環境問題に対応する事であり、廃油をリサイクルして使うことにより、
資源循環型社会やエネルギーの地産地消も可能になるのです。

 このように、資源の使い方としては革新的なバイオディーゼル燃料は、
コストやメンテナンスの問題が解決すれば、より一層一般化するのでは
ないでしょうか?
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