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【車両の重量を測る】トラックスケールとは?

積載量の算出に必要なトラックスケール

 トラックの検問時に、道路に敷かれた台状の物に乗っている
のを見た事ありませんか?

 この台状の物は、「トラックスケール」と呼ばれ、トラックや
積載物の重量を測る為に使われます。
 しかし、なぜ重量を測る必要があるのでしょうか?

 今回は、トラックスケールの目的や種類などについて
まとめてみました。


そもそも、トラックスケールとは?

トラックスケール
【トラックスケールの概要】
 さて、冒頭でも触れたとおり、トラックスケールとは台貫や看貫とも
呼ばれる、トラックの重量を測る大型のはかりの名称です。

 このトラックスケールは、トラックに載せる荷物の積載量や出荷量の
確認、左右のバランス確認に使われています。

 さらに、国道や高速道路の検問では、最大積載量以上の積荷を積んで
走行する、過積載の取り締まりにも使用されています。

 過積載について詳しくは以下の記事でまとめています。

○過積載防止対策と責任・罰則など
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-332.html

 トラックスケールの構造としては、車体を載せるハカリの部分である
検出部と、重さを表示する表示部に分かれます。

 また、ハカリはバネを使用した「機械式トラックスケール」が過去には
使われていましたが、現在はデジタルばかりの「ロードセル式トラック
スケール」が主流となっています。

トラックスケールの仕組み

 また、トラックスケールで計量した値を公的な証明に使うには、
計量法に基づいた定期検査を受けたトラックスケールを使う必要が
あります。

 このトラックスケールの定期検査は2年に1度、各都道府県や
資格を持った計量士などによって行われ、以下の3つの条件が
備わっていれば合格となります。

※トラックスケール定期検査の合格条件
  • 検定証印が付されている
  • 性能が検定検査規則に定める技術上の基準に適合
  • 器差が検定検査規則に定める使用公差を超えない

 では次に、トラックスケールの種類について見ていきましょう。


トラックスケールの種類や設置場所とは?

地上設置型
【地上設置型】
 台状の検出部を地面に置くタイプです。

 大型車用や小型車用、薄型タイプやタイヤ洗浄装置付きのものなどが
あります。

 泥や雪などが溜まりやすい場所でも設置が可能なため、使用される
事が多くなっています。

埋込み型
【埋込み型】
 台状の検出部を地面に埋め込むタイプです。

 積載面と地上面が地続きのため、スロープ(斜面)のスペースが不要で、
泥や水が溜まりやすい場所でも設置可能です。

簡易設置型
【簡易設置型】
 地面が強固な場所であれば、簡単に設置することができ、持ち運びも
簡単なので、移動や移設の可能性がある建設・土木工事現場などで
使われます。

 また、携帯性の良さから高速道路や国道などで行われる、トラックの
過積載チェックに使用される事が多くなっています。

防爆形
【防爆型】
 タンクローリーが運ぶ可燃性ガスを扱う、爆発や火災の危険性が
ある場所でも使用できる、耐圧防爆使用のトラックスケールです。

 メーカによっては亜鉛メッキやステンレス仕様にも変更可能です。

軸重計
【軸重計】
 車両の前軸・後軸・総重量の算出を行えるタイプのトラックスケールで
設置が簡単なユニット式と埋込み型のフラット式に別れます。

 中でもユニット式が建設現場や土木現場での排出量管理や過積載防止
など、短期間の使用時に採用されています。

 また、これらのトラックスケールは以下のような場所で使用され、
積載物の受入量や出荷量、過積載の確認などに使用されます。

※トラックスケールの使用場所
  • 会社事務所
  • 採石場
  • 油槽所
  • 産業廃棄物処分場
  • 検問

 このようにトラックスケールは、用途や設置場所によって使い分け
られるため、様々な形状のものが作られています。


トラックスケールの設置価格は?

縦列駐車の事故
【決まった価格がない】
 ここまで、トラックスケールの概要や種類について説明しましたが、
購入するための費用はいくらになるのでしょうか?

 簡易的なトラックスケールの場合は、対応重量にもよりますが、
およそ130万~480万程度となっています。

 また、設置したり埋め込むタイプのトラックスケールの場合は、
設置環境や設置
時期などにより価格が変動するため
、はっきりと
した金額は提示されていません。

 簡易的なトラックスケールでもこの価格なので、大掛かりな工事が
必要となる場合は結構なお値段がする事も想像できますよね。

 このように、トラックスケールは高価であるためレンタルも行われて
います。

 トラックスケールは積載物の重量を測ったり、過積載防止に欠かせない
ものなので、予算によって購入するかレンタルするかを選ぶというのが
良いでしょう。
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