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【理由や方法】トラックのシャーシが赤く塗られるのはなぜ?

トラックのシャーシが赤い理由とは

 トラックの車体構成のなかでも、骨格部分にあたるシャーシ。

 このトラックのシャーシが、車体によっては赤く塗装されている
事がありますが、なぜ赤く塗られるのでしょうか?

 そこで今回は、トラックのシャーシが赤く塗られる理由や金額など
についてまとめてみました。


トラックのシャーシが赤く塗られる意味

赤いシャーシのトラック
【なぜ、赤く塗られるの?】
 さて、トラックのシャーシが赤く塗られる理由は、かつて「光明丹」
という錆止めが塗られていた事がきっかけです。

 この光明丹は、サビを防止するために鉛を含んでいるのですが、
鉛を使用すると中毒を引き起こしてしまうので、現在では使用
されなくなりました。

 しかし、光明丹の色が朱色だったことから、その名残で有毒でない
赤い塗料が使われるようになったそうです。

 中には、運送会社によってはトラックを走る看板と捉えているため、
全てのトラックのシャーシを赤で統一している場合も…。

 また、シャーシを赤く塗る事によって、汚れやサビ、オイル漏れが
目視しやすいというメリットもあります。

※シャーシの赤く塗るメリット
  • 汚れやサビが確認しやすい
  • オイル漏れが目視しやすい


トラックのシャーシが錆びる理由

赤く塗られたシャーシ
【なぜ、シャーシは錆びるのか】
 さて、トラックのシャーシはなぜ錆びてしまうのでしょうか?

 トラックのシャーシは、主に鉄を素材にして作られており、鉄は
空気中の酸素に触れると酸化という化学反応を起こし、錆びて
しまいます。

 特に酸化は、空気中に水分が多いと起こりやすいので、鉄が水や
雨に濡れるとサビが出来やすくなります。

 このようなサビを防ぐために、トラックのシャーシや建設現場で
使用される鉄柱などは赤系の錆止め塗料が使われ、塗料を塗る事に
より、鉄と酸素の融合を防ぎ、サビの進行を防ぎます。

 また、東京タワーが全体的に赤く塗装されているのも、東京湾
から吹く潮風から腐食を防止するという理由があります。

東京タワー


シャーシを赤く塗装する方法や費用は?

赤く塗装中
【サビの落とし方と塗装方法】
 さて、シャーシを塗装するには専門的な部分が多く、整備士並みの
知識や設備が必要となるため、あまり詳しくないという方は
以下の作業は工場に作業を依頼した方が無難でしょう。

 実はトラックのシャーシは、サビを落としておかないと車体の寿命が
短くなってしまう
ので、はじめにサビを落としておく必要があります。

 では、シャーシに出来てしまったサビはどうすれば落ちるの
でしょうか?

 シャーシのサビを落とす際は、錆びた部分に錆取り剤を塗り、乾いた
後にマスキングを行いワイヤーブラシや電動ドリルで削っていきます。

※シャーシのサビ落としの手順
  • 錆取り剤を塗る
  • マスキングを行う
  • ワイヤーブラシや電動ドリルで削る

 このサビ落としが終わったらシャーシの塗装に移りますが、どのような
手順になるのでしょうか?

※シャーシの塗装方法
  • シャーシの洗浄
  • 防錆塗装
  • シャーシの塗装

 シャーシの塗装を行う前には、表面についている汚れを洗浄してから、
防錆剤を塗装し、乾いた後にシャーシに赤の塗装を施していきます。

【塗装の際の金額や時間は】
 では、シャーシの塗装を工場に依頼する場合は、塗装代はいくら位に
なるのでしょうか?

※シャーシの塗装代
小型トラック(2トン~8トン)
大型トラック(10トン以上)
2~5万円
7~10万円程度

 この工場で行われる塗装には、洗浄・防錆・塗装の作業まで行われる
事が多く、塗装にかかる時間はおよそ12時間から24時間程度と、
個人で行うには大変時間がかかる作業となっています。

 このような塗装を工場に頼めば、塗装の失敗を心配する必要もない
ので、機会があれば依頼してみてはいかがでしょうか?
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