【有料道路の一種】ターンパイクとは

聞き慣れない名前の道路、ターンパイクとは

 道路を通行する自動車から、料金を徴収して維持されている
有料道路。

 この有料道路の中でも、「ターンパイク」という聞きなれない
名前の道路がありますが、この道路にはどのような特徴が
あるのでしょうか?

 そこで今回は、ターンパイクの概要や、利用時のメリット・
デメリット
についてまとめてみました。
そもそもターンパイクとは?

昔のターンパイク
【ターンパイクの概要】
 まずはじめに、ターンパイクとはどういったものなのでしょうか?

 ターンパイクとは、18世紀後半から19世紀前半にアメリカや
イギリスで生まれた、いわゆる有料道路のことを指します。

 それまでイギリスでは、公道の管理などを沿道の教会が行って
いましたが、金銭的負担が大きく、専門的知識が必要になるために、
馬車が通る道路に料金所を設けて、番人が通行料を徴収したのが
ターンパイクのはじまりです。

 ターンパイクの語源は、料金所の番人が、馬車が近づくと槍
(pike)を横にして停車させて、料金を徴収していた事によります。

 つまり、ターンパイクは料金所で通行料金を徴収して運営される
民間運営の有料道路の事を指しています。

※ターンパイクとは
  • 民間で運営される有料道路


ターンパイクのメリット・デメリット

箱根ターンパイク
【ターンパイクの利点と欠点】
 このように、民間によって運営されているターンパイクですが、
利用する際にメリットは生じるのでしょうか?

※ターンパイクのメリット
  • 高速道路や幹線道路の迂回路になる
  • 時間短縮ができる
  • 関連施設(レストランなど)を利用できる

 ターンパイクは高速道路や幹線道路に沿って作られている事も多く、
上記の道路が渋滞している際にターンパイクは迂回路として機能
します。

 また、空いているターンパイクを利用できれば、渋滞に遭うことも
なく目的地に向かうことができるため、移動時間の短縮につながる事も
あります。

 さらに、ターンパイク内には運営会社に関連した施設が設置されて
いる事も多く、休憩などの目的で利用する事が出来ます。

 では、反対にターンパイクを利用する際のデメリットとは、何が
挙げられるのでしょうか?

※ターンパイクのデメリット
  • 通行料金がかかる
  • 営業時間が限られている

 ターンパイクは通行料金がかかり、更に営業時間が限られている事も
あるため、他の道路と違い24時間いつでも利用が出来るわけではなく、
使用できる機会が限られています。

 また、国内唯一のターンパイクである箱根ターンパイクは、営業時間が
全線一律で5:30から22:30までとなっているため、夜間に配送を行う
トラックドライバーは通行できません。


国内のターンパイクは

桜まつり
【ターンパイクの使用方法】
 ここまではターンパイクの概要やメリット・デメリットを説明
しましたが、ここでは国内唯一のターンパイクである箱根ターン
パイク
について紹介したいと思います。

 この箱根ターンパイクは、箱根ターンパイク株式会社が運営を
行なう私道であり、神奈川県小田原市から足柄下郡箱根町を経由する
「箱根小田原本線」と、神奈川県足柄郡湯河原町に至る
「箱根伊豆連絡線」に分類されます。

 また、箱根ターンパイクを通行できる車両は、自動車やトラック、自動
二輪車中心であり、125cc以下の二輪車(原付一種および原付二種)や
ミニカーは通行できません。

※箱根ターンパイクを利用できる車両
  • 自動車やトラック
  • 125cc以上の二輪車

 また、箱根ターンパイクの通行料は以下のようになっています。

※箱根ターンパイクの通行料金
車種
箱根小田原間
箱根伊豆間
全線
普通車
720円
150円
870円
二輪車
520円
110円
630円

 ちなみに、箱根ターンパイクの利用で話題になったイベントとして、
2014年にターンパイクの全線を貸しきって行なわれた、ターンパイク
内をレーシングカーが猛スピードで駆け巡るイベント「MHヒルクライム」
が挙げられ、この模様は動画で配信されて世界的な話題になりました。



 様々な形で利用されるターンパイクですが、近くに行く予定の方は、
観光がてらに通ってみてはいかがでしょうか?
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