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【バスのバリアフリー化】ノンステップバスの特徴とは?

ノンステップバスの概要やメリット・デメリットは

 近年進めれている、公共交通機関のバリアフリー化。
 中でも、バスの車体をバリアフリー化した「ノンステップバス」は、
身近な存在ですよね。

 このノンステップバスのタイプや利点は、どのようなものがあるの
でしょうか?

 今回は、ノンステップバスの概要や、メリット・デメリットなど
まとめてみました。


ノンステップバスの特徴とは

ノンステップバス2
【ノンステップバスの概要】
 さて、そもそもノンステップバスとはどんなバスなのでしょうか?

 ノンステップバスは、バリアフリーの観点から生まれたバスの車体で、
通常のバスより床が低い低床構造や車いす用スロープを備えています。

ノンステップバスの特徴

 バスの車体は大きく分けて、大型バスや中型バス、小型バス、マイクロ
バスに分けられ、ノンステップバスは大型バスや中型バスを中心に製造さ
れています。

ノンステップバスのメーカーと車種
  • 大型バス
    三菱ふそう・エアロスター、日野・ブルーリボンシティ、いすゞ・エルガtype-A
  • 中型バス
    三菱ふそう・エアロノーステップミディ、日野レインボー、いすゞエルガミオ
  • 小型バス
    三菱ふそう・エアロミディMJ、日野・ポンチョ、いすゞ・ジャーニーJ

 また、平成18年に施行されたバリアフリー新法によって、平成27年
までにノンステップバスの台数を乗合バス全体の30%する目標が立て
られました。

 ちなみに、平成25年の時点でノンステップバスの普及率は乗合バス
全体の40%まですすめられ、平成27年現在はさらに普及していること
が考えられます。


ノンステップバスのメリット・デメリットは?

車いすを押すクマ
【ノンステップバスの利点】
 そんな普及の進んでいるノンステップバスですが、
メリットとしてはどのような点が挙げられるのでしょうか?

※ノンステップバスのメリット
  • 車いすの人や身障者、お年寄りが利用しやすい
  • バリアフリー化をすすめられる
  • 補助金でノンステップバスを購入できる

 ノンステップバスは床が低い低床構造や車いす用スロープを備えている
ため、車いすの人や身障者の人、さらにお年寄りまで利用しやすい
車両です。

 このノンステップバスが使われることによって、公共交通機関のバリア
フリー化がさらに進み、すべての人が利用しやすく
なります。

 また、国土交通省によりノンステップバスを購入するバス会社に、
車両購入価格の4分の1を乗じて得た額か、ノンステップバスの車両の
購入価格と、国土交通省の調査におけるワンステップバス購入価格の
平均値の差額に、2分の1を乗じて得た額が補助金として支払われます。

【ノンステップバスの欠点】
 このようにすべての人にやさしいノンステップバスですが、
課題点となるデメリットも存在します。

※ノンステップバスのデメリット
  • 車両によっては車内に段差があり、定員が減る
  • 車体価格が高く、会社によっては導入しにくい

 ノンステップバスの量産化が進んだ2000年(平成12年)頃の
大型バスは、車体後部にデッドスペースが多く、従来のタイプと
比べて乗客の定員が低くなっています。

 さらに、ノンステップバスの価格は2000万円以上と、通常のバスより
割高であり、補助金を得たとしても購入することが難しい会社が存在
しています。

 つまりノンステップバスがさらに普及するには、国やバス会社が、
バリアフリー化に向けてさらに意識を高めて行く必要があるのでは
ないでしょうか。


ノンステップバスの普及率は

2台並んだノンステップバス
【ノンステップバスの利用会社】
 さて、ここまではノンステップバスの概要やメリット・デメリットに
ついて説明しましたが、現在の普及率や利用会社はどのようになって
いるのでしょうか?

 ノンステップバスの普及率は上項でも触れた通り、乗合バスの約40%
まで進んでいますが、特に東京都では乗合バスの60%がノンステップ
バスとなっています。

ノンステップバスの代表的な利用会社
  • 東京都交通
  • 大阪市交通
  • 小田急バス
  • 尼崎市交通局

 また、上記の会社は乗合バスの全車両がノンステップバスであり、
東京都以外の都市部でもノンステップバスが普及していることが
分かりますね。

 このように普及しているノンステップバスですが、国土交通省が
平成18年(2006年)に発表した「移動等円滑化の促進に関する基本方針」
では、平成32年までに乗合バスの70%をノンステップバスにする目標
立てられています。

 現在の普及率のペースで進めば、平成32年の目標をクリアして、より
バリアフリー化を進める事も可能になりそうですよね。
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