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【ハンドルの装飾品】ハンドルスピンナーの違反性や罰金・罰則など

ハンドル操作を楽にするパーツ、ハンドルスピンナーとは

 トラックなどのハンドルに、ノブが付いている…。
 このトラックなどに付けられるノブは、「ハンドルスピンナー」
というもので、主にハンドル操作の簡易化を目的にしています。

 しかし、ハンドルスピンナーを装着して走行するのは違反行為に
あたらないのでしょうか?

 そこで今回は、ハンドルスピンナーの仕組みや種類、違法性に
ついて
まとめてみました。


ハンドルスピンナーとは

ハンドルスピンナー
【ハンドルスピンナーの概要】
 さて、ハンドルスピンナーとは、片手でハンドルを操作する為のノブの
ことで、主にトラックや自動車のハンドル上に取り付けられています。

 このハンドルスピンナーの本来の目的は腕に障害がある人の運転補助
で、片腕でも簡単に運転出来るようにするために開発されました。
 また、ハンドルスピンナーの他に「旋回装置」と呼ばれる回転補助具が
あります。

 ハンドルスピンナーの構造は、ハンドル操作を行う為に握るノブ部分と
ハンドルにノブを取り付ける金具部分に分かれており、二つのパーツが
組み合わさった状態で販売されています。

 また、ハンドルスピンナーのノブの部分の形状は、以下のように分類
され、価格は3,000円程度となっています。

※ハンドルスピンナーの主なノブの形状
  • 丸型
  • 楕円形型
  • ダイヤ型
  • フラワー型

 ハンドルスピンナーの取り付けは、ドライバーやスパナを使って
簡単に行えるので、トラックや自動車に備え付けられている工具
があれば、新たな工具を購入する必要も無くなります。


ハンドルスピンナーの装着は違法になる?

装着されたハンドルスピンナー
【場合によっては車検に通らない】
 さて、運転の補助が主な目的であるハンドルスピンナーですが
装着したまま道路を走行しても法律的に問題は無いのでしょうか?

 実はハンドルスピンナーは、道路運送車両法の保安基準に従い、
かじ取り時にハンドルが他の部分と接触しなければ合法的に使用が
可能です。

 道路運送車両法に従ったハンドルスピンナーの取り付け場所は、主に
ハンドルの右上か右下にあたり、ハンドルの下側に取り付てしまうと、
エアバッグの作動の邪魔になってしまい、道路運送車両法の保安基準
違反となってしまうようです。

●かじ取り装置の操作性能基準
かじ取装置は、かじ取時に車枠、フェンダ等自動車の他の部分と接触しないこと。
(※道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第61条の3)

 ハンドルスピンナーが、上記のようにエアバッグと接触する状態で
車検に出してしまうと、当然ながら車検には通らないため、事前に
直す必要があります。


ハンドルスピンナー装着時の処罰は

サソリのハンドルスピンナー
【不正改造にあたる場合】
 さて、ハンドルスピンナーがエアバッグに接触する場合は違法に
なりますが、具体的にどのような処罰が課されるのでしょうか?

 エアバッグが接触する状態で車検に出すと不正改造にあたり、以下の
ような厳しい処罰がくだされます。

●不正改造などの禁止
何人も、保安基準に適合しなくなるような自動車の改造、装置の
取り付け取り外しなど(不正改造行為)を行なってはいけません。
これに違反した場合は6ヶ月以下の懲役または30万円以下の
罰金
が課せられます。
(※道路運送車両法第99条の2/第108条)

●不正改造車に対する整備命令
地方運輸局長は、不正改造車の使用者に対して、保安基準に適合
させるために必要な整備を行うことを命ずることができます。
整備命令を発令された使用者は、15日以内に必要な整備を
行なって当該自動車を地方運輸局長に提示しなければなりません。
整備命令違反および現車提示違反については50万円以下の罰金
課せられます。
(※道路運送車両法第54条の2/第109条)

●整備不良車両の運転禁止
道路交通法においても、保安基準に適合しないため交通の危険を
生じさせ、または他人に迷惑をおよぼすおそれのある車両(整備
不良車両)の運転を禁止しています。
これに違反して運転させ、または運転したものは3ヶ月以下の
懲役または5万円以下の罰金
が課せられます。
(※道路交通法第62条/第119条)

 不正改造の罰則については以下で詳しく説明しています。

○不正改造されたトラックに対する罰則について
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-317.html

 このように、ハンドルスピンナーの装着方法を誤った状態で車検に
出すと、違法な改造として取り締まられる事があります。

 「問題なく車検に通った」といった意見もありますが、車検に
通らない改造車にあたるので、違法な改造にならないように
整備工場や販売店によく確認をとっておいた方が良いでしょう。
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