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【価格や性能】燃料電池フォークリフトのメリット・デメリットとは

燃料電池フォークリフトの金額とは

 近年、石油の代替燃料として燃料電池が注目されています。

 この燃料電池を使用した自動車が話題になってますが、
フォークリフトも開発されて、今後の活躍が期待されています。

 そこで今回は、燃料電池フォークリフトの価格やメリット・
デメリットについて
まとめてみました。


燃料電池フォークリフトとは

働く燃料電池フォークリフト
【燃料電池フォークリフトの概要・金額】
 さて、燃料電池フォークリフトとは、FC(Fuel Cell)フォークリフト
とも呼ばれ、水素燃料を使用しているフォークリフトです。

 この燃料電池フォークリフトは、現在国内では豊田自動織機やニチユが
開発・実用化を進めていて、今後の実用化が期待されています。

 また、燃料電池フォークリフトの価格とディーゼルエンジン式フォーク
リフトの価格を比較してみると次のようになります。

※燃料電池フォークリフトと新車フォークリフトの価格(5トンの場合)
燃料電池フォークリフト
ディーゼルエンジン式フォークリフト
700万円台
620~650万円台

 やはり、燃料電池フォークリフトの方が高価のようですね。
 また、ニチユは2020年までに燃料電池フォークリフトの価格を
640万円台まで下げる目標を立てています。


燃料電池フォークリフトのメリット・デメリット

充てんされる燃料電池フォークリフト
【燃料電池フォークリフトの利点】
 さて、そんな燃料電池フォークリフトのメリットとしては何が
挙げられるのでしょうか?

※燃料電池フォークリフトのメリット
  • 充てんが約3分で行える
  • 運用費用が安い
  • 環境にやさしい

 燃料電池フォークリフトは、水素をタンクに補充すれば可動する
ことができ、
このタンクへの満充てんは約3分で行えるので、
作業効率を上げられます。

 また、バッテリー式のフォークリフトの場合は交換用電池が必要で、
交換費用に40万円から70万円程度必要ですが、燃料電池の場合は
電池を交換する必要もなく、水素燃料の燃費も、一般的なガゾリンと
同じくらいです。

 そのため、運用・保守費用が安上がりに済みます。

 さらに、水素を使用するため、排出する物質も地球環境にやさしい、
という利点も挙げられます。

【燃料電池フォークリフトの欠点】
 このように作業効率を上げてくれる燃料電池フォークリフトですが、
デメリットとなる点も挙げられます。

※燃料電池フォークリフトのデメリット
  • 初期費用が高い
  • 修理費用が高い

 現在、燃料電池フォークリフトの車体価格は、一般的なフォークリフト
の新車価格よりも高価であるため、企業によっては購入することが難しい
ことも
考えられます。

 また、メンテナンスを行える場所もまだまだ少ないため、修理費用も
高価になることが予測されます。

 ただ、企業側の開発技術が進歩していけば、コストの問題は
解決していくかも知れませんね。


燃料電池フォークリフトの実用化は

豊田自動織機の燃料電池フォークリフト
【燃料電池フォークリフトの今後】
 さて、ここまでは燃料電池フォークリフトの概要やメリット・
デメリットについて説明しましたが、実用化に向けた取り組みは何が
行われているのでしょうか?

 現在実用化に向けて開発・研究が進められている燃料電池
フォークリフトは実用化に向けた実証段階まで進んでいて、2015年の
2月から、関西国際空港で実証実験が行われています。

 関西国際空港は、2016年末を目処に燃料電池フォークリフトの導入を
予定している
ため、大規模な水素供給システムの構築を計画中です。

 また、豊田自動織機は、2020年の東京オリンピックで高い技術力を
アピールするために、空港や企業で500台以上の燃料電池フォークリフトを
納車を目標に掲げていて、2016年度内に市場導入を行う予定です。

※燃料電池フォークリフトを導入する企業の今後
  • 関西国際空港
    2016年末に燃料電池フォークリフトを導入予定

※燃料電池フォークリフトを開発するメーカーの今後
  • 豊田自動織機
    2016年度内に燃料電池フォークリフトを市場導入予定
  • ニチユ
    2020年までに燃料電池フォークリフトを640万円台まで下げる目途

 近い将来に実用化にされる予定の燃料電池フォークリフトですが、
一般化がさらに進めば、現在抱えている問題も解決することでしょう。
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