【土砂の掘除や積み込み】モータースクレーパーの構造とは?

【モータースクレーパーの仕組みや構造は?】

 大規模な工事現場などでまれに見かけることがある、モーター
スクレーパー。

 このモータースクレーパーは、どのような構造や仕組みを持ち、
どんな作業をしているか気になりませんか?

 今回は、モータースクレーパーの仕組みや構造などについて
まとめました。
そもそもモータースクレーパーとは?

古いモータースクレーパー
【整地作業に使用される】
 モータースクレーパーとは、車体に原動機が付いて自走ができる大型
特殊自動車で、実は1930年代から製造されています。

 このモータースクレーパーを使えば、1台で土砂の掘除や積み込み、
1㎞程度までの運搬が可能
であり、大規模な整地作業時に使われて
います。

モータースクレーパーとは
  • 原動機が付いて自走可能
  • 大型特殊自動車
  • 土砂の掘除や積み込み、運搬が可能
  • 整地作業時に使用

 しかし、国内での大規模な整地作業が減少傾向にあり、現場間での輸送
が困難であるため、現在は発展途上国での需要の方が多くなっています。

 また、現行車両は環境に配慮した排ガス基準対応エンジンの搭載や、
オペレーターの運転を支える省力化や、居住性の向上、情報化施工が施さ
れています。


モータースクレーパーの仕組みはどうなってるの?

スクレイパーのボウル
【モータースクレーパーの構造】
 さて、モータースクレーパーは1台で大規模な整地作業を行えますが、
どのような構造になっているのでしょうか?

 モータースクレーパーは全長が5m程度と長く、前後部が分割する
中折れ式構造であり、中心部には削った土砂を収納するボウルが
付いています。

 また、原動機は前後にエンジンがついたツインエンジン式(タンデム
エンジン)と、前部のみにエンジンがついたシングルエンジン式に分かれ
ます。

モータースクレーパーの構造
  • 全長が5m程度
  • 前後部が分割する
  • 中心部で土砂を収集
  • エンジンが前後か前に付く

 また、掘削時はボウル底部についたエプロン(エッジ)と呼ばれる掘削
機構を地面に押し付けて、削った土砂をボウルに詰め込んでいて、作業に
よってはブルドーザーで後ろから押してもらうこともあります。

掘削時の仕組み
  • エプロンを地面に押し付ける
  • 削った土砂をボウルに詰め込む
  • 作業によってはブルドーザーで押して貰う

 ちなみに海外では、掘削や積み込み能力が向上し、ブルドーザーで補助
する必要がないエレベーティングタイプやオーガタイプが活用されて
います。


モータースクレーパーの価格は?

スクレイパーのドライバー
【価格や免許など】
 このように1台で大規模な整地ができるモータースクレーパーですが、
具体的な金額はいくら位なのでしょうか?

 実はモータースクレーパーの国内での価格はあまり公開されていません
が、海外の重機オークションサイトでは、2000年代に発売された中古の
車体が1千万円から3千万円程度で取引されています。

 このため、国内で同等の車体が販売される際も、この金額程度になる
ことが考えられます。

中古モータースクレーパーの価格
  • 1千万円から3千万円程度

 また、モータースクレーパーの製造メーカーは主にキャタピラーであり、
過去にはコマツやボルボ、三菱重工などのメーカーも製造していました。

モータースクレーパーの製造メーカー
  • キャタピラー
  • コマツ
  • ボルボ
  • 三菱重工

 さらに、モータースクレーパーの運転には大型特殊免許が必要で、操作
には車両系建設機械運転技能講習を受講しないといけません。

モータースクレーパーの免許
  • 大型特殊免許
  • 車両系建設機械運転技能講習

 以上の仕組みや価格の説明から、モータースクレーパーについてより
知識を深める事が出来るかも知れませんね。
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