【高さや構造】フォークリフトのマストの種類とは
マストの構造とは
【主に3種類に分かれる】

あり、フォークを上下させるために必要なレールとして機能します。
※フォークリフトのマストとは
- フォーク(爪)を支える支柱
- レールとして機能
また、マストの構造は主に3種類に分類され、フォークが付くインナー
マスト、レール部分であるアウターマスト、フォークを上下させるリフト
シリンダに分かれています。
マストの構造
- インナーマスト
フォークが付く部分 - アウターマスト
レール部分 - リフトシリンダ
フォークを上下させる部分
では、このフォークリフトのマストにはどのような種類があり、どう
使い分けが行われているのでしょうか?
次の項目で確認して行きましょう。
マストの種類は
【用途によって種類が変わる】

高さのものと、ハイマストと呼ばれる標準よりも高いものに分けられ
ます。
さらにハイマストの中でも、マストの高さを変えずにフォークが上昇
するフルフリーマストや、標準マストよりも高さがある高マスト、
マストが段状に作られた三段マストに分類できます。
マストの種類
- 標準マスト
標準的な高さ - フルフリーマスト
フォークが高く上昇 - 高マスト
標準よりも高い - 三段マスト
高所・低所で作業可
さらに、上記のようなマストは、それぞれ活用される場所が異なって
います。
活用場所分類
- 標準マスト
倉庫など - フルフリーマスト
運輸業のコンテナ内など - 高マスト
倉庫の天井近くなど - 三段マスト
天井の低い(高い)屋内
では、これらのマストの具体的な高さはどれくらいになるのでしょう
か?
次の項目では、それぞれのマストの高さについて触れていきます。
マストの高さは
【3mから6mまで】

3mから4.5m程度、高マストや三段マストは3mから5m、6m程度
となっています。
マストの高さ
- 標準マスト
3m程度 - フルフリーマスト
3m~4.5m程度 - 高マスト
3m~6m程度 - 三段マスト
3m~6m程度
また、これらの高さはメーカーによって異なるため、あくまで目安程度
にお考え下さい。
ちなみに、フォークリフトの作業中に起こる荷崩れについては、以下の
記事に詳しくまとめてありますので、ご覧になってみてはいかがでしょう
か?
○フォークリフトにおける荷崩れの原因と対策を教えて!
http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-470.html