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【違反事例など】保管場所法違反の罰金や点数って?

保管場所法違反の概要

 夜間に車を車庫に入れ忘れて、道路上に長時間駐車してしまった
ことはありませんか?

 実は、道路上に長時間駐車してしまった場合は、保管場所法違反
となり、取り締まりの対象となってしまうので注意が必要です。

 今回は、この保管場所法違反の罰金や点数などについてまとめました。


保管場所法違反とは?

長時間の路上駐車
【道路上に長時間駐車】
 さて、そもそも保管場所法違反とは、どんな行為を指すのでしょうか?

 保管場所法違反とは、道路上の同一場所に12時間以上、日没後から
日の出までの夜間に8時間以上駐車
していると適用されます。

 この保管場所法違反は、自動車保管場所法の第11条によって以下の
ように定められています。

○自動車保管場所法第11条
何人も、道路上の場所を自動車の保管場所として使用して はならない。

2.何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
①自動車が道路上の同一の場所に引き続き十二時間以上駐車 することとなるような行為
②自動車が夜間(日没時から日出時までの時間をいう。)に 道路上の同一の場所に引き続き八時間以上駐車することと なるような行為

3.前二項の規定は、政令で定める特別の用務を遂行するため 必要がある場合その他政令で定める場合については、適用しない。

 また、上記3の「政令で定める特別の用務」とは、自動車の保管場所の
確保等に関する法律施行令第4条によって、主に以下のような場合が
定められ、これらの場合は保管場所法違反が適用されません。

※保管場所法違反が適用されない場合
  • 警察車両の駐車
  • 消防車の駐車
  • 自衛隊車両の駐車
  • 報道機関車両の駐車

 さらに、駐車禁止との違いは、以下のような点が挙げられます。

保管場所法違反と駐禁の違い
違反の種類
保管場所法違反
駐車禁止
時間
8時間・12時間
5分以上
場所
道路上
駐車禁止場所

 ちなみに、道路交通法2条により駐禁の定義が、道路交通法45条に
駐車禁止場所が定義されており、これらは保管場所法違反にも適用
されます。

○道路交通法2条
18.車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由に より継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で5分を 超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く)又は車両 等が停止し、かつ、当該車両等の運転をする者がその車両等を離れ て直ちに運転することができない状態にあることをいう

○道路交通法45条
車両は、道路標識等により駐車が禁止されている道路の部分及び 次に掲げるその他の道路の部分においては、駐車してはならない。 ただし、公安委員会の定めるところにより警察署長の許可を受けた ときは、この限りでない。
①人の乗降、貨物の積卸し、駐車又は自動車の格納若しくは修理の ため道路外に設けられた施設又は場所の道路に接する自動車用の 出入口から三メートル以内の部分
②道路工事が行なわれている場合における当該工事区域の側端から 五メートル以内の部分
③消防用機械器具の置場若しくは消防用防火水槽の側端又はこれら の道路に接する出入口から五メートル以内の部分
④消火栓、指定消防水利の標識が設けられている位置又は消防用 防火水槽の吸水口若しくは吸管投入孔から五メートル以内の部分
⑤火災報知機から一メートル以内の部分

2.車両は、第四十七条第二項又は第三項の規定により駐車する 場合に当該車両の右側の道路上に三・五メートル(道路標識等に より距離が指定されているときは、その距離)以上の余地がない こととなる場所においては、駐車してはならない。ただし、貨物の 積卸しを行なう場合で運転者がその車両を離れないとき、若しくは 運転者がその車両を離れたが直ちに運転に従事することができる 状態にあるとき、又は傷病者の救護のためやむを得ないときは、 この限りでない。

3. 公安委員会が交通がひんぱんでないと認めて指定した区域に おいては、前項本文の規定は、適用しない。


保管場所法違反の罰金や点数

警官の取り締まり
【罰金と違反点数】
 さて、道路上の同一場所に長時間駐車すると取り締まりの対象と
なる保管場所法違反ですが、実際に支払う反則金や違反点数は
どれくらいになるのでしょうか?

 ここでは、保管場所法違反の反則金及び違反点数をまとめて
みましたので、確認してみましょう。

保管場所法違反の罰金や点数
  • 罰金…20万円以下
  • 点数…3点

 保管場所法違反で取り締まりを受けると、赤切符を切られてしまい、
前科者として行政刑罰を科せられる事になるので、20万円以下の罰金
支払いと警察への出頭が必要になります。

 この際、もしも警察への出頭を怠ってしまうと、警察によって逮捕
される可能性もありますので、罰金の支払いと警察への出頭は確実に
行った方が良いでしょう。


保管場所法違反の事例

レッカーでの移動
【車庫前に長時間駐車】
 道路上の同一場所に長時間駐車した場合に取締対象となる保管場所法
違反ですが、車庫前の路上に長時間駐車していたため、取り締まりに
あってしまったケースも…。

○車庫前の路上駐車で取り締まりに
先日、車で帰宅した際に、所要が重なり、車庫前の路上に止めた まま、つい車庫に入れるのを忘れてしまいました。翌朝、それを 思い出し、家の外に出てみると、すでに警察にレッカー移動され ていました。警察に行くと「夜間8時間以上、継続して路上に 駐車していたから」と言われ、路上といっても駐車禁止の標識が あるわけでもなく、自宅の車庫前である旨説明しましたが、警察は とりあってくれず、それどころか「これは青空駐車で車庫法違反 だから、反則金ではすまない。いきなり罰金になるよ」と言われ ました。

 このような取り締まりを避けるためには、以下のような対策を行えば
良いのではないでしょうか?

※保管場所法違反の対策
  • 駐車場に確実に停める
  • コインパーキングを利用する

 以上のように、車庫前の路上には車を停めず、駐車場に確実に車を
停めるか、コインパーキングを利用すれば
取り締まりを受けることも
ないのではないでしょうか?
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